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協業による新型軽自動車のオフライン式を実施【日産自動車/三菱自動車工業/NMKV】

2013年5月20日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下「日産自動車」)、三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、社長:益子 修、以下「三菱自動車」)と株式会社NMKV※(本社:東京都港区、CEO:遠藤 淳一、以下「NMKV」)は、本日、6月に日産自動車と三菱自動車から発売予定の新型軽自動車のオフライン式を、生産工場である三菱自動車の水島製作所で実施しました。

日産自動車「DAYZ(デイズ)」「DAYZ(デイズ)ハイウェイスター」、三菱自動車「eKワゴン」「eKカスタム」として発売される予定の新型軽自動車は、両社の軽自動車事業に関わる合弁会社NMKVで企画・開発された第一弾のモデルです。

水島製作所の生産ラインでは、日産自動車 志賀COO、三菱自動車 益子社長、NMKV 遠藤CEOおよび地元来賓の方々列席のもと、日産自動車、三菱自動車、NMKVの関係従業員350名が、2011年のNMKV設立以来、2年を経てオフラインした車の前で、更なる発展を誓いました。

当該車両は、日産自動車と三菱自動車の合弁会社であるNMKVがクルマづくりの各分野で両社の強みを融合するという、従来のOEMとは異なるまったく新しいアプローチにより生まれた車です。両社出身者で構成されるNMKVで創りあげた商品コンセプトに、両社で異なるデザインテイストを織り込み、日産自動車、三菱自動車それぞれのブランドアイデンティティを実現しました。また、両社の知見を結集することで、クラストップとなる燃費性能の実現や軽自動車初となるタッチパネル式オートエアコンの採用、さらには上質感のある室内空間の演出など、従来の軽自動車にはない魅力を数多く実現しています。

オフライン式に出席した日産自動車COOの志賀俊之は、「三菱自動車、日産自動車が、軽自動車事業での協業を目的に設立したNMKVで企画・開発した新型軽自動車は、両社の知恵を集めながら、それぞれのブランドの個性を保っています。これは、産業界でも画期的な新しい協業の成果です。両社が、日本の軽自動車市場の牽引役になれるよう、これからも、三菱自動車、日産自動車、NMKVが一丸となってがんばっていきたいと思います」と述べました。

三菱自動車社長の益子修は、「私たちは、軽自動車事業で協業することにより、規模の経済を享受できるとともに、開発や生産の段階においては、それぞれが従来持っていなかった知見や経験を、お互いに取り入れることで、シナジー効果を最大限発揮し、このマーケットで先行する他社に十分伍して戦える商品を手にすることができました。今後、軽自動車マーケットで存在感を示していきたいと思います」と述べました。

NMKV CEOの遠藤淳一は、「NMKVが商品企画・開発を行った初めての車のオフラインの日を迎えることができ、大変うれしく思います。合弁会社での商品企画・開発は、全てが新しい経験でしたが、従業員の皆さんの熱意と強い意志のおかげで、新しい協業のあり方を実現することができました。これからも、日産自動車、三菱自動車、NMKV三社協業ならではの、魅力ある車を出し続けていきたいと思います」と述べました。

今回発売する第一弾モデルに続き、NMKVモデル第二弾として、2014年初頭の市場投入に向けて、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車の開発を進めています。

日産自動車と三菱自動車は、今後も、NMKVを通じたシナジーを最大限に活かし、軽自動車ラインアップの競争力強化を継続していきます。

※NMKVウェブサイト
http://nmkv.com




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