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ラリー、サーキット、クラブスポーツ―モータースポーツ各分野で貢献 2013年、さまざまなモータースポーツへ参戦【シェフラージャパン】

2013年5月17日

シェフラーは常に自動車業界で革新性をリードしてきました。多数の特許を出願し、INA、FAG、LuKの製品ブランドにより構成されるシェフラーグループは長年、特許出願数のランキングにおいて上位を占めています。2012年、1,832件の特許をドイツ特許商標庁に申請したシェフラーは、再び4位にランクインしました。同じく2012年、 ドイツ・ツーリングカー選手権(以下、DTM)に参戦したマイク・ロッケンフェラーも4位を確保しました。黄緑色のシェフラーのDTMレースカーに乗るロッケンフェラーは、アウディのトップレーサーになりました。2011年には、マルティン・トムチェクがシェフラー・アウディ車でDTMのタイトルを獲得しており、マイク・ロッケンフェラーは2013年も同タイトルの獲得を目標に設定しています。しかし、ひときわ目立ち、目を楽しませるシェフラーのグラフィックスが描かれたレースカーは、DTMで競争を繰り広げているだけではありません。自動車産業の有名なパートナーで、自動車産業に向けたサプライヤーであるシェフラーは、モータースポーツのさまざまな分野で貢献しています。

DTM

カラフルなシェフラー・アウディ車は、2011年以来、DTMで注目を集めてきました。蛍光イエローと鮮やかな緑は、シェフラーの製品ブランドであるLuKとINAを表しています。2012年と同様、マイク・ロッケンフェラーは今年もアウディスポーツ チームフェニックスが擁立するアウディ車でDTMに参戦します。2013年のロッケンフェラーの決意は格別です。過去2年間、シェフラー・アウディ車は、DTMのクラス全体で最高の四輪駆動車となりました。「もちろん、今年も最良の地位を獲得するため、できる範囲で何でもやります。シーズン終了時に再びアウディのトップレーサーになることが、私の最低目標です」とロッケンフェラーは述べています。さらに、ブランドアンバサダーで、DTMのチャンピオンに2度輝いたティモ・シェイダーも、シェフラーブランドのロゴ入りのレーシングスーツで参戦します。

バハ1000、オフロードレース

シェフラーグループは、アルミン・シュバルツと、カリフォルニア州サンディエゴから約50km北にあるエスコンディードを拠点とするAll German Motorsport(以下AGM)チームのスポンサーを務めているだけではありません。シュバルツと彼の米国人パートナーであるマーチン・クリステンセンは、黄緑色のJimco X6トロフィートラックで米国のオフロードシリーズ「SCORE」に参戦します。ネバダ州、カリフォルニア州、メキシコ州の半砂漠地帯を走行するワイルドラリーは、オフロードレーシングに参戦する選手と車にとって最も過酷なレースのひとつです。走行距離は最大で1,000マイルもあり、最高速度200km/hで道なき道を進みます。シェフラーは、AGMチームのサプライヤーであり、重要な開発パートナーでもあります。車輪軸受、減速機用軸受、サスペンション部品、トルクコンバーターなど、シェフラーのFAG、INA、LuKブランドのさまざまな部品をチームに提供しています。レース後は、特に重荷重を受けた部品をシェフラーの研究所で慎重に分析し、必要に応じて、ラリー特有のニーズに合わせた調整を行います。

VLN

ニュルブルクリンクで開催される耐久レース(以下、VLN)は、間違いなく、モータースポーツの中で最も過酷なクラブスポーツシリーズです。レースはすべて、GPコースと北コースを合わせたニュルブルクリンクで行われます。特に「グリーン・ヘル(緑の地獄)」と呼ばれるコースは、設定されてから86年経つにもかかわらず、今なお、レーサーと車にとって究極の難関です。アイフェル地域を約25kmに渡って走行し、自動車に過酷な負荷を掛けるサーキットは他にありません。地形に沿った道は技術の信頼性を実証する絶好の場所になっています。シェフラーのオートモーティブアフターマーケット部門は、2010年から、VLNで最も成功しているチームのひとつであるボンク・モータースポーツと提携しています。ペーター・ボンクとミハエル・ボンクの兄弟は、耐久レースでクラス優勝70回、24時間レースでクラス優勝3回というすばらしい実績を残しています。2013年シーズン、ミュンスター(ドイツ)を拠点とする同チームは、DTMで有名な黄緑色のシェフラーのグラフィックスが描かれたBMW M3 GT4などの車でSP10クラスに参戦します。

トラックレース

シェフラーのオートモーティブアフターマーケット部門と、マリオ・クレス率いるMKR テクノロジー・トラック・レーシングチームは、2013年もFIAヨーロッパツーリングカー選手権(ETRC)で提携します。技術的に最適化され、見た目も一新された2台のMKRレーストラックでは、アフターマーケットのスペシャリストが技術革新に貢献しています。具体的には、LuKブランドのパワーステアリングポンプとレースクラッチにより、ほどよいグリップ感と、舗装道路への動力の最適な伝達を実現しています。約1,200馬力のトラックの運転席に座るのは、シーズンドライバーのアダム・ラッコ(チェコ)とマルクス・ベージガー(スイス)です。両者は2012年もMKRチームで好成績を残しました。チームディレクターのマリオ・クレスは次のように述べています。「昨シーズンの分析結果に基づいて、特にエンジンとサスペンションを中心に、トラックを改良しました。新しいシーズンに自信を持って参戦できます」。

トラクタープリング

トラクタープリングで使われるトラクターほど、馬力を競い合うモータースポーツ車は他にないでしょう。オープンクラスでは8,000馬力も珍しくありません。しかし、競うのは時間ではありません。トラクタープリングで重要なのは、マシンが重り(ブレーキを掛けたそり)を引っ張るときの巧みなドライビングテクニックで、「フルプル(full pull)」と呼ばれる100メートルの全行程を走行できるかどうかを競います。2013年シーズンも、オートモーティブアフターマーケット部門は、アイス・ベアとベイビー・ベアの2台のトラクターを有するイギリスのベア・エッセンシャル・プリングチーム(Bear Essentials Pulling Team)と、ドイツチャンピオンのフランク・バルトロメを擁するル・コアフュール・プリングチーム(Le Coiffeur Pulling Team)の、国際的に活躍する2つのトラクタープリングチームをサポートします。2012年と同様、バートイブルク(ドイツ)を拠点とする同チームは、37.6リットル、最大4,000馬力のロールスロイス製航空機エンジンを搭載した、INA、LuK製品ブランドカラーのトラクターで参戦します。

ポルシェ・カレラカップ

ハンブルグを拠点とするシェフラーの子会社のRUVILLEは、2013年ポルシェ・カレラカップのオフィシャルパートナーです。RUVILLEのオートモーティブアフターマーケット部門の責任者、ゲオルグ・ヴァルスは以下のように述べています。「ポルシェ・カレラカップは、新たな基準を打ち立て、実戦での適合性と製品知識によりプロアクティブに考えるサービスプロバイダーとしての私たちの評価を裏付ける、やりがいのあるプロジェクトです」。34チームが参戦し、DTMと併催されるこの有名なレースは、ドイツで最も人気のあるワンメイクカーレースとしての評価通り、スリリングな展開を楽しめます。レースカーは、一般道の走行が認められた911 GT3 RS軽量スポーツカーをベースにしており、3.8リットルのボクサーエンジンが331kW(450馬力)を発揮します。レースと同様、最高の品質と性能を発揮する車両、目的に合わせた完璧なチューニング、専門知識を備えた人材は、ハンブルグを拠点とし、OE品質の自動車修理ソリューションを世界中で販売しているRUVILLEならではです。

注目を集めるシェフラー・アウディ車は、2011年からDTMに参戦

クロスカントリー:アルミン・シュバルツが操縦するシェフラーのトロフィートラック

グリーン・ヘル:シェフラーはVLNに参戦するBonk-Motorsportと提携

レーシングXXL:シェフラーはヨーロッパトラック選手権に参戦するクレス・マリオ率いるチームをサポート

モンスター級の強さ:ドイツLCPチームのトラクターは4,000馬力

有名なポルシェ・カレラカップはドイツ最速のワンメイクカーレースで、
シェフラーは子会社であるRUVILLEを通して同レースに参加




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