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CNH、電装設計機能の改良に向けてメンター・グラフィックスのCapitalとVeSysを導入【メンター・グラフィックス・ジャパン】

2013年5月17日

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、農業機械と建設機械の世界的リーダーであるCNH Global N.V.(以下CNH)がメンター・グラフィックスの最新VeSys®ソフトウェア・プラットフォームへの移行に加え、Capital®ソフトウェアスイートに含まれる数多くの互換ツールの導入を完了し、最新の先端手法による設計環境を実現したことを発表しました。

「エンジニアリングの視点から見た大きな改善点は、CADシステムとPDMシステムが、設計変更管理という難しい側面も含めて、統合されたことです。CNHは、これまで以上に強力な電子シミュレーション/解析機能を探していましたし、グローバルに展開する組織として世界規模で管理しやすいツール群を必要としていました。メンター・グラフィックスの最新ソフトウェアは、こうしたCNHの要件を満たしており、設計フローへの影響も最小限で済みました。また現行のデータ生成ツールからのデータの移行もメンター・グラフィックスに任せることができたので、リスクを最小限に抑えた速やかな移行が実現しました。」CNH、Electronics and Electrical Systems Manager、Michael Wrobel氏は、上記のように述べています。

「今日、オフロード車の車載電装システムは著しい高度化が進んでいます。あらゆる電子製品を連携させる車載電装システムは、絶え間ない設計変更にも対応しなければなりません。今回VeSys採用に加えて導入されたCapitalによりアップグレードされた電装設計環境は、CNHが顧客の嗜好に合致した車両機械を最大の効率性と最小コストで提供するのに役立つでしょう。」メンター・グラフィックス、Integrated Electrical Systems Division、General Manager、Martin O’Brienは、上記のように述べています。

VeSysは、開発期間を短縮し、IT資源をほとんど必要としない配線およびハーネス設計ソフトウェア・プラットフォームです。一方、Capitalは、エンタープライズレベルでの電装システムとワイヤ・ハーネス分野における先進ソフトウェアスイートです。自動車と航空宇宙の大手OEM各社と大手ハーネス・メーカーに導入されているCapitalは、電装システムを含む初期の車両定義から、設計、ハーネス製造、車両の保守整備サービスにいたる高度な要求に応えられる構造になっています。CNHの設計環境がそうであるように、特定のCapitalツール・コンポーネントをVeSys環境内で使用することも可能です。

メンター・グラフィックスについて

メンター・グラフィックス・コーポレーションは、世界中で成功を収めている電子機器メーカー、半導体企業、電子システム構築ベンダのニーズに応える製品をはじめとし、コンサルティング・サービス、受賞歴を誇るサポート・サービスを提供する、電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発ソリューションのグローバル・リーダーです。1981年に設立されたメンター・グラフィックスは、過去12ヶ月間の売上高としておよそ10.9億米ドルを計上しており、本社はアメリカ合衆国オレゴン州ウィルソンヴィルに所在しています。メンター・グラフィックスについての詳しい情報は、www.mentorg.co.jpをご覧ください。

Mentor GraphicsはMentor Graphics Corporationの登録商標です。その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。

電装システムおよびワイヤ・ハーネス設計について

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