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居眠り運転警告/体調管理ツール Sleep Buster「Drive Rhythm Master♪」を発売【JUKI】

2013年4月24日


JUKIは、㈱デルタツーリングが開発した、自動車の運転中に運転者の眠気の兆候を利用して覚醒誘導するとともに、居眠り運転を警告するシステム「Sleep Buster」の2013年モデル「Drive Rhythm Master♪(ドライブリズムマスター)」を、2013年5月より販売します。
「Sleep Buster」は、㈱デルタツーリングが東京大学、大分大学、島根難病研究所、広島大学などと共同研究し、内閣府が行う平成22年度産学官連携功労者表彰において国土交通大臣賞を受賞した「居眠り運転警告シート」を商品化したものです。
この度、発売するSleep Buster「Drive Rhythm Master♪」は、2012年モデルをベースにした入眠予兆警告に加え、疲労の予兆や眠気発生の予兆を捉え、コントローラーのアニメーションと音声で運転者を覚醒状態へ誘導します。疲労度合いが低いときは警告音と様々なアニメーション群で視聴覚を刺激し、覚醒誘導のためのリズムを作ります。疲労度合いが高いときや生物時計が狂っているときは、”リズム男爵”の画面が入眠予兆現象を警告し、”カブキフェイス“画面は切迫睡眠や瞬眠が迫っていることを警告音「喝ッ」で知らせます。
また専用の運行管理ソフト(ヒュータコ)を使うことで、ドライバーの疲労度合いと恒常性の維持状態を運行管理者が客観的に見られるようになり、ヒューマンエラーの発生頻度を少なくするための指導に役立てることができます。

◆入眠予兆の検知方法

人の活動状態は「覚醒」と「睡眠」およびその中間に「遷移状態」(覚醒→睡眠、睡眠→覚醒)があります。これらの状態の変化は、身体の恒常性を維持させるため自律神経系が心拍や脈波など末梢系を制御することに対応しており、疲労が進行してピークを迎えると眠気が発生します。眠気をおさえるために交感神経が亢進(こうしん)します。
「Sleep Buster」は人の体表脈波を測定・解析することで自律神経活動の変動の様子を捉えます。そこからリラックスや集中といった「覚醒状態」から「居眠り状態」に入る前の特徴的な前兆信号を捉えることで「入眠予兆」を検知します。
※心臓と大動脈が発生する圧力波形で、心音や心電図と同一の時相を持つものです。

◆居眠り運転警告/体調管理ツール「Sleep Buster」の特長

(1)シートに着座するだけで測定可能
マット(後付タイプ)の背もたれ部に圧力センサーが内蔵されており、運転者の体表脈波を計測します。運転者はシートに座るだけで身体を拘束することがなく、運転に全く支障をきたしません。
(2)運転者の状態を18秒毎にリアルタイム判定し、運転に適さない状態になる前に警告
採取した生体信号から、自律神経活動の変動を捉えることにより、運転者の状態を18秒毎に判定します。


◆Sleep Buster「Drive Rhythm Master♪」の特長

運転者の状態を集中、リラックス、注意散漫、疲労、眠気、体調の急変など、15種類で判定します。
運転者の状態に変化が生じると、疲労度合いが低いときは警告音とアニメーションで視聴覚を刺激し、ドライバーが覚醒するリズムに誘導します。



疲労度合いが高いときや生物時計が狂っているときは、”リズム男爵”が入眠予兆を、また、”カブキフェイス”と警告音「喝ッ」が切迫睡眠や瞬眠が迫っていることを警告します。


◆希望小売価格【国内・税込み】

Sleep Buster本体(センサーマット、コントローラー、電源ユニット) 157,500円

◆発売日

2013年5月

当リリースに関する問合せ先

JUKI㈱  事業開発部  スリープバスター事業室  TEL: 042-357-2284
JUKI㈱  総務部 総務・広報グループ  TEL: 042-357-2398




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