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車載CANデータのクラウド構築サービス対象車種を拡充【ゼットエムピー】

2013年4月25日

-フィットハイブリッドに対応。車両情報をスマホ経由でリアルタイム送受信-

㈱ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、車載CANデータをスマートフォンやタブレット経由でクラウドにリアルタイム送受信可能なシステムを構築する「車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス」を、ホンダ・フィットハイブリッドに対応し、本日から提供を開始しました。

「車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス」は、当社のCANデータ送受信機「ZMP®OBDII/CAN-B」と、スマートフォン/タブレット端末およびクラウドサーバWindows Azure™の設定作業から構成されます。まず、クルマの診断用コネクタOBDII端子にZMP®OBDII/CAN-Bを接続し、無線(Bluetooth)でスマートフォンやタブレットに車載CANデータの送受信を可能とします。次にこれらのデータを、 マイクロソフト社のクラウドプラットフォームWindows Azure™上のデータベースに、3GやLTEなどの公衆回線経由で蓄積し、リアルタイムに受信・モニタリングができる実験システムとして利用できるように構築します。
これまでトヨタ・プリウスを対象としていましたが、ご好評につきこのたび、ホンダ・フィットハイブリッドにも対応いたしました。価格 198,000円(税別)で、本日より受注を開始致します。


背景

近年、自動車に搭載されているセンサ情報を使用し、走行した周辺の気候や渋滞、路面の凍結状 態を検知するプローブカーや、車載情報とITを融合した様々なアプリケーション開発の需要が見込まれています。このような取組みは、高価で大掛かりなシステムが必要となり、従来では自動車や大手部品メーカでしか実験できませんでした。本サービスのような安価で手軽なシステムの提供により、新規参入ユーザが増え、クルマの情報を活用した様々なアプリケーションが作られることが期待されます。当社は、本サービスを通して、新しいカーライフスタイルの創造を支援してゆきます。


車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス
http://www.zmp.co.jp/obd2.html#cloud

取得可能なデータ

サービス内容

2チャンネルCANデュアルBluetoothトランシーバZMP®OBDII/CAN-B 1式
システム構築サポート(*)

· 実験目的に応じて必要なCAN情報および取得タイミングについてヒヤリングを行い、下記のシステム構築サポートを行います。

· CANデータフィルタ設定サポート
· スマートフォン/タブレットの選定、設定サポート
· Windows AzureTM のシステム設定、データベース設定サポート
(*)システム構築サポートは、標準ではトヨタ・プリウス、ホンダ・フィットハイブリッドを対象とします。その他の車種につきましては別途御見積を致します。当社は、マイクロソフト社のパートナーとして、Windows AzureTM を活用したリーズナブルなシステムをご提案致します。

価格

車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス198,000円(税別)

㈱ゼットエムピー

http://www.zmp.co.jp/
本社 : 文京区小石川
代表取締役社長:谷口 恒
「人と機械を理解して最高に調和させる技術とサービスを提供する」というミッションのもと、「走る、曲がる、止まるを制御するプラットフォームRoboCar®シリーズの販売」、「人間計測に加えクルマの計測、外界の計測、それら三位一体の計測を行い、人にも環境にも優しいクルマ作りの支援」、「ロボット技術によるマーケットリサーチを行うRobot Marketing™、実車ベンチマーク等のテスト代行を行うRoboTest®ビジネス」を行っています。2001年1月文部科学省傘下の科学技術振興機構から技術移転を受け創業。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞最優秀中小・ベンチャー企業賞、中小企業基盤整備機構理事長賞」など数多くの賞を受賞。私たちはこれからも、ロボット技術やサービスで、イノベイティブな製品を生み出してまいります。
RoboCar、RoboTestはゼットエムピーの登録商標です。




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