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EV/PHV向け充電スタンド「G-Station」を開発【トヨタ】
トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)とトヨタの顧客向けIT事業会社であるトヨタメディア サービス㈱(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:友山茂樹)は、EV/PHV向けに充電 スタンド「G-Station(ジーステーション)」を共同で開発し、本年7月上旬よりトヨタメディア サービス㈱から販売する。
「G-Station」はEV/PHV向けの200V充電スタンドであり、非接触型ICカードでの認証機能に 加え、通信機能に対応しており、インターネットを介して先にマイクロソフトコーポレーションと 共同で発表したグローバルクラウドプラットフォームを活用した「トヨタスマートセンター」に 接続できるのが特長。
利用者は、充電完了の通知をメールで受け取ることができる他、G-Stationの位置や空き状況を スマートフォンや携帯電話を通じて確認することができる。
一方、設置者は、利用者ごとの使用履歴の確認や、必要により、使用回数や時間に応じた課金や、 ポイント供与等をできる他、G-Stationの稼動状態を遠隔からモニターすることも可能。
更に、設置者はG-Stationの位置情報に付帯して情報発信を行うことができる。
また、トヨタのG-BOOK対応ナビやスマートフォン向けの情報サービスsmart G-BOOKでは、付近 のG-Stationをナビ地図上に表示すると同時に目的地としてルート設定が可能。その他、トヨタスマートセンターを通じて、G-Stationの位置情報や空き状況はオープンな情報としてデータを 公開し、一般の地図情報サイトへの掲載や、市販ナビへの掲載も可能。
なお、G-Stationは国内主要 EV/PHV の充電方式に対応しており、トヨタ車以外のEVについても 利用可能。普及型のタイプAと高機能型のタイプBの2タイプを販売し、タイプAは本体価格 28万円(税別)と、インターネットに接続できる充電スタンドとしては業界最廉価*となる。
トヨタメディアサービス㈱は、全国のトヨタ販売店に対しG-Stationを販売する他、順次、 ショッピングモールやファミリーレストランなどの集客施設にも販売を拡大していく方針で、2012年末までに約3,000台の販売を見込んでいる。
なお、トヨタはG-Stationを6月15日から17日にかけて東京ビッグサイトで開催される「スマートグリッド展 2011」のトヨタブースに展示する。
*2011年6月現在 トヨタ調ベ
G-Station のしくみ
G-Station 商品概要
※1 国際規格(IEC)で定められた規格で、普通充電は充電制御方式によりモード1~3に分かれる。
モード1:電力供給のみ(制御回路なし) モード2:充電ケーブルに制御回路内蔵 モード3:充電設備側に制御回路内蔵
※2 通信モジュールは別途必要
※3 FeliCa はソニー㈱の登録商標