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100%電気商用車「e-NV200」の市場投入に向けた実証運行をフェデックス エクスプレスと協働でシンガポールにて開始【日産自動車】
2013年4月12日
-2012年9月発表の両社による包括的なグローバル実証運行プログラムの一環-
日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス・ゴーン)は, 2014年中の発売を予定している100%電気商用車「e-NV200」の市場投入に向けた実証運行を、世界最大の航空貨物輸送会社フェデックス エクスプレスと協働で、シンガポールにて開始したと発表しました。この実証運行は昨秋、独・ハノーバーモーターショーで両社が共同発表した、同モデルに関する包括的グローバル実証運行プログラムの一環となります。このシンガポールでの実証を皮切りに、以後、ブラジルおよび米国でも、運行を行っていきます。両社は今回の発表以前にも、同モデルの実証運行を、英国や日本において実施してきました。地球環境への配慮というビジョンにおいて志を共にする両社は、同包括的プログラムに基づく実証運行の第一弾の場所として、大気汚染対策をはじめとする環境政策に熱心な国、シンガポールを選びました。同市内での配送車両として日産が貸与する「e-NV200」のモニター車を、フェデックス エクスプレスがおよそ1ヵ月間活用し、国際航空貨物のデリバリー業務における実用性を確認します。これにより得られた結果は、同モデルの以後の開発に反映されます。
「日産リーフ」に続き、グローバルに販売する2車種目のEV(電気自動車)として2014年中の発売を計画している100%電気商用車「e-NV200」は、ゼロ・エミッション領域における日産のリーダーシップをより確固たるものにすると同時に、商用車市場に大きな革新をもたらすモデルです。100%電気商用車「e-NV200」はベース車の多目的商用バン「NV200」が誇る室内の広さや多用途性と、「日産リーフ」のパワートレインが生み出すEVならではの先進性を併せ持つ商品となります。走行時の二酸化炭素排出量ゼロを実現しつつ、EV特有の卓越した加速性と静粛性を提供します。また、先進的なテレマティクスシステムや荷室における電源供給機能などが、さまざまなシーンにおけるビジネスの可能性を広げます。その上で、多くのビジネスユーザーが最も重視する点のひとつであるランニングコストについては、同クラスの商用車をリードする、優れたレベルを達成します。
日産は、ゼロ・エミッション領域のリーダーとして、EVの開発を行うだけではなく、EVを普及させ持続可能なモビリティ社会を構築するために包括的な取り組みを行っており、それは、リチウムイオンバッテリーの生産・リサイクル・二次利用から、充電インフラの整備、内製急速充電器の開発にいたるまで、多岐にわたります。さらに、ルノー・日産アライアンスとして、世界各国の政府や自治体、企業などと、既に100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結しています。
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