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ITSに関する欧州委員会との協力覚書締結について【国土交通省】
6月9日（木）に国土交通省道路局と欧州委員会情報社会・メディア総局（DG-INFSO）との間で、ITS分野における協力に係る覚書が締結されましたので、お知らせいたします。
今後、覚書に基づき、研究開発の情報共有、共同・協調研究分野の特定や、標準化活動の支援など、両者の間でITS分野における協力を推進して参ります。
【参考】
昨年10月に国土交通省道路局と米国運輸省運輸省研究・革新技術庁（RITA）との間でITS分野における、同様の協力覚書を既に締結しております。
今回の欧州委員会との協力文書の締結により日米欧の三極におけるITSの協調体制が確立します。
協力覚書の内容について
・ 国土交通省道路局と欧州委員会情報社会・メディア総局の間で締結
（署名者：菊川道路局長、欧州委員会ロハﾞート・マテﾞリン情報社会・メディア総局長）
・ これまで、国土交通省道路局と欧州委員会情報社会・メディア総局は、1994年から定期的に会議を開催して参りました。今回の協力覚書の締結は、両組織間の協力関係を明文化することにより、両組織間の協力体制の強化を図るものです。
・ 国土交通省と欧州委員会は以下のことを確認
１） 情報社会・メディア総局のタスクフォースによって作業されたる協調システム開発のための技術ロードマップ並びに道路局によるスマートウェイの開発及び実施に係る取組に基づき、協調した取組から利益が得られ、及び調整して取り組むべき研究開発分野を特定。
２） 定期的な対話及び情報交換を通して、実施中の研究開発プロジェクト、効果の評価、研究の成果及びフィールド実証試験の結果に関する情報を共有。
３） シンポジウム、セミナーその他の会合を共同して開催することにより、協調システムの開発に関与する関係者、特に自動車産業及び標準化機関に対して、両者の継続的な協力及び進展を周知するとともに、日本国と欧州連合の関係者の積極的な参画及び交流を促進。
４） 相互運用を可能とする世界的に開放された標準の開発を支援。
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