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2013年上海国際モーターショー 出品概要【三菱自動車工業】
2013年4月15日
三菱自動車は、4月20日(土)から〔一般公開は21日(日)から〕4月29日(月)まで、中国 上海の上海新国際博覧中心(Shanghai New International Expo Centre)で開催される第15回上海国際自動車工業博覧会において、今回のテーマ「Innovation for Better Life」に沿って、三菱自動車独自の次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY(アット・アース・テクノロジー)」を具現化した2台のコンセプトカー、『MITSUBISHI Concept CA-MiEV*1(ミツビシ・コンセプト・シーエー・ミーブ)』と『MITSUBISHI Concept G4*2(ミツビシ・コンセプト・ジーフォー)』を参考出品(中国初披露)します。
また、2012年11月から現地生産を開始したコンパクトSUV『ASX』(日本名:『RVR』)や、2013年1月から中国で販売を開始した新型『アウトランダー』など、中国で生産・販売する車両を含む合計10台を出品します。
尚、三菱自動車のプレスブリーフィングは、4月20日(土) 10時30分より三菱自動車ブース(E3ホール303)にて開催予定です。
また、本日より三菱自動車の上海モーターショーに関する様々な情報を発信していくスペシャルサイトを開設します。
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/events/motorshow/2013/sms2013/
*1:CAはCompact and Advanced technologyの略。コンパクトサイズの車体に先進EV技術を搭載しているという意味。
*2:G4はGlobal 4-door Sedanの略。グローバルに展開する4ドアセダンの意味。
1. 「@earth TECHNOLOGY(アット・アース・テクノロジー)」
三菱自動車は、「『地球を走る。地球と生きる。』をテーマに、地球環境に配慮しながら、地球上のさまざまな地域のお客様に走る歓びを提供する」という想いをコミュニケーションワード「Drive@earth」に込め、“環境への貢献”、“走る歓び”、“確かな安心”を追求したクルマづくりを推進してきました。
「@earth TECHNOLOGY」とは、電動車両技術、及び燃費向上技術などの“環境への貢献”、三菱自動車伝統の「スーパーセレクト4WD(SS4)」の4WD技術や、意のままの走りと優れた走行安定性を両立させる車両運動統合制御「S-AWC(Super All Wheel Control)」などの“走る歓び”、安全で快適なドライブをサポートする先進の予防安全技術*3や衝突安全強化ボディ「RISE」などの“確かな安心”を柱とした、「Drive@earth」を具現化する次世代先進技術の総称で、世界各国で展開しています。
今回の上海モーターショーでは、この「@earth TECHNOLOGY」を搭載した、新世代コンパクトセダンのコンセプトカー『MITSUBISHI Concept G4』と、更なる新しい「@earth TECHNOLOGY」を最適な形で実現させた、将来のEVコンセプトカー『MITSUBISHI Concept CA-MiEV』を参考出品します。
*3:渋滞での走行時でも、先行車との車間を維持しながらの走行を可能とする「レーダークルーズコントロールシステム(Adaptive Cruise Control System)」、先行車との車間距離が急に縮まった場合、自動ブレーキによって衝突の回避、または被害の軽減をサポートする「衝突被害軽減ブレーキシステム(Forward Collision Mitigation System)」System)」など。
2. 『MITSUBISHI Concept CA-MiEV』(参考出品)
『MITSUBISHI Concept CA-MiEV』は、2009年に世界に先駆けて量産型電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を発売した三菱自動車が提案する、将来のEVを想定したコンセプトカーです。
エクステリアデザインは、先進かつ高度な次世代EV技術に相応しい、輝きを放ちながら未来に向かって走り出すアスリートをイメージし、しなやかで躍動感のあるフォルムとしました。ダイヤモンドカットをモチーフとしたヘッドランプ及びリヤコンビランプは精緻で深みのある表情を生み出します。またホイールのスポークにもダイヤモンドカットを刻み、走り出す瞬間から輝きを増す先進感を表現しています。
EVシステムは、モーター・インバーター・充電器を一体化して電気ロスを低減する軽量タイプのEVコンポーネント、エネルギー回収効率を向上させたフル協調回生ブレーキ、手軽に充電が可能な磁界共鳴式非接触充電装置で構成する高効率EVシステムとし、大容量28kWhを実現する高エネルギー密度バッテリーの採用、徹底したボディの軽量化と空力性能向上を合わせ、航続可能距離300㎞を実現します。
また、スマートフォンやタブレット端末などと連動する空調および充放電管理リモートコントロール機能や、車両盗難時などにGPSで車両位置を捕捉するリモートトラッキング機能、走行環境に適応したECO運転アドバイス機能などにより利便性を高めるとともに、先進の予防安全技術により安全・安心なEVライフを実現しています。
基本諸元
3. 『MITSUBISHI Concept G4』(参考出品)
『MITSUBISHI Concept G4』は、三菱自動車が世界展開を計画している新世代コンパクトセダンのコンセプトモデルです。透明度が高く輝きを引き立たせるダイヤモンドカットをモチーフとしたフロントグリル、ヘッドランプ、リヤコンビランプを採用し、精悍で存在感のあるフロントデザイン、走り去る後姿が印象的なリヤデザインとしました。
良好な前方視界と取り回しやすさを提供するショートノーズ、クラストップレベルの居住空間と優れた空力特性を両立する流麗なサイドプロポーション、後方に向かって切れ上がる躍動的なキャラクターラインなどにより、新世代コンパクトセダンに相応しいスタイリングを追求しています。
また、高張力鋼板を積極的に採用したクラス最軽量の衝突安全強化ボディRISEに、軽量・コンパクトな1.2L MIVECエンジンを副変速機付のCVTと組み合わせて搭載。各部での徹底的な軽量化と相まって、クラストップレベルの低燃費を実現します。
さらに、軽量化がもたらす軽快で気持ちのよい動力性能、安心感のある操縦安定性と良好な乗り心地により、ドライバーに走る歓びを提供。また、着座位置を高めに設定し、ドア開口部を広めに設定したことでスムーズな乗降を可能としたほか、ゆとりある後席足元スペースにより乗員の快適性を高めています。
4. 出品車リスト
ご参考
[中国車体生産工場]
(1)広汽三菱汽車有限公司
設立 : 2012年 9月
資本構成 : 広州汽車 50%, 三菱自動車 33%, 三菱商事 17%
生産能力 : 5万台
(2)東南(福建)汽車工業有限公司
設立 : 1995年 11月
資本構成 : 福建汽車 50%, 三菱自動車 25%, 台湾CMC 25%
生産能力 : 15万台
[中国における(完成車)輸入・販売会社]
三菱汽車銷售(中国)有限公司
設立 : 2009年 4月
資本構成 : 三菱自動車 50%, 三菱商事 50%
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