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モデルベース開発を加速する組込ソフトウェア検証・機械テスト向けソフトウェアNI VeriStand最新版を発表【日本ナショナルインスツルメンツ】
2013年4月16日
ニュースハイライト
● NI VeriStandに新たに機能が追加され、HIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレータやテストセル制御/監視システムなどのリアルタイムテストアプリケーションを効率良く構成、実行可能です。
● NI VeriStand最新版では、さらに高速のデータ集録/解析が可能になり、新しいツールによる計測データのスケーリング、キャリブレーションにより、テスト品質の向上が図れます。
● ハードウェア自動検出やデータチャンネル構成のユーティリティを追加することで、購入直後からアプリケーション作成を開始できます。
日本ナショナルインスツルメンツ㈱(本社:東京都港区、代表取締役:池田亮太、以下 日本NI)は4月16日、NI VeriStand の最新版となるNI VeriStand 2012を発表いたします。NI VeriStandは、オープンかつ直感的なソフトウェアインタフェースを備えた、プログラミング不要なソフトウェア環境のため、リアルタイムテストアプリケーションの開発に最適です。最新版のNI VeriStand 2012では、より柔軟性を増したデータロギング性能で、高速データ集録/ロギングを実行し、後処理中にデータを迅速に検出できます。また新しいハードウェア構成ユーティリティにより、購入後すぐに、アプリケーション作成を開始できます。さらにNI SC Expressと統合することで、調節された計測データ集録を容易に行えます。
ナショナルインスツルメンツ テクノロジ/ビジネスフェロー Mike Santoriのコメント
「今回のNI VeriStandのリリースでは、NIの研究開発への投資により、組込ソフトウェア検証から機械テストシステムまでの、幅広い範囲のアプリケーションのリスクとコストの軽減を可能にする、リアルタイムテストアプリケーションプラットフォームを提供できるようになりました。現在、製品/システムにおけるソフトウェアの重要性はますます高まっています。エンジニアが課題を解決し、さらには、市場投入までの時間の制約などの厳しい要件を満たせるように、今後もNI VeriStandの新機能の開発を続けていきたいと思います。
NI VeriStandの機能
● モデリング環境からのリアルタイムモデル実行
● オープンかつ拡張可能なアーキテクチャによる、カスタムコードモジュールの作成やカスタムユーザインタフェースの組込
● 刺激信号プロファイルエディタを使用したテストオートメーション機能を搭載
● FPGAを含むNIハードウェアI/Oライブラリ、組込ネットワーク、マシンビジョン、RF、および計測器用I/Oを備えたマルチファンクションデータ集録モジュールとの統合
価格 (税抜)
NI VeriStand 2012 : 28万円~
*価格は事前の通知なく変更される場合があります。ご了承ください。
日本ナショナルインスツルメンツについて
日本ナショナルインスツルメンツ㈱(www.ni.com/jp)は、1976年以来、生産性を高めイノベーションを後押しするツールを世界中のエンジニアに提供してきた米国ナショナルインスツルメンツの日本法人です。NIの「グラフィカルシステム開発」手法は、統合されたソフトウェア/ハードウェアプラットフォームを導入することで、計測・制御機能を必要とするあらゆるシステムの開発を迅速化します。技術によってよりよい社会を目指すというNIの姿勢と長期的ビジョンは、顧客や取引先、従業員の成功にも貢献しています。
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