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NISSANアルティマ、難関のV8タスマニア戦で堅実な走り【日産自動車】

2013年4月11日

~ オーストラリアV8スーパーカー レースレポート ~

4月7日 オーストラリア、シモンズ・プレインズ
ニッサン・モータースポーツは、4月6-7日、オーストラリアのシモンズ・プレインズで開催されたオーストラリアV8スーパーカーシリーズ第3戦で堅実なパフォーマンスを披露。ニュージーランドで開催される次戦に向けて弾みをつけました。



オーストラリア南部の島、タスマニア州のサーキットで開催された2日間のレースでは、4台のニッサン・アルティマがトップ20のリザルトで終えました。この結果には悔しさが残るものの、今季から参戦を開始したニッサンのV8マシンにはいくつかの改良も施され、正しい方向性への手応えをつかんでいます。

ジャック・ダニエル・レーシングのトッド・ケリーは、日産勢の中でも光る速さを見せていましたが、2度に渡るエンジントラブルが発生、リタイアを喫しました。兄弟のリック・ケリーはレース5で自己ベストの16位をマーク、選手権では14位につけています。

ノートン360のジェームス・モファットとマイケル・カルソは安定感のある走りを見せ、この週末のベストリザルトは、それぞれ15位、16位。しかしモファットにはレース5でダレン・フィオーレと接触したことにより、15ポイントのペナルティが科せられました。

次戦は、4月13-14日にニュージーランドで開催されるITM400オークランドです。V8スーパーカーのニュージーランド戦は前回、リック・ケリーが勝利を飾っているほか、2011年に前身である自身のチーム、ケリー・レーシングが初優勝を果たすなど、いい思い出の残るレースです。

【ドライバーコメント】
#15 リック・ケリー(ジャック・ダニエル、ニッサン・アルティマ)
「タスマニアでの目標は、ニュージーランド戦に向けて勝てるマシンに仕上げることにありました。苦戦は予測していたので、とにかくできる限り多くポイントを獲得することを目指しました。メカニックの活躍でレースの間に変更を行い、マシンのパフォーマンスアップを図ることができたので、満足していいと思います。15位、16位、17位という結果は、日産勢としてはまずまずの内容だと思いますが、ジャック・ダニエルとしては、トッドのマシンにトラブルが発生し本領が発揮できなかったことは悔しいですね。それでも、マシンは修復しましたし、コーナーの走りはかなりいい感じです。あとはストレートでのパフォーマンスを上げていくだけですので、一歩ずつ前進しています」

#360 ジェームス・モファット(ノートン、ニッサン・アルティマ)
「マシンに変更を施して、レースでのパフォーマンスが向上したのでうれしいです。最後のレースでは、アルティマにとってこの週末でベストの走りができたと思います。コーナーでのハンドリングには、かなり満足しています。ストレートでのパフォーマンスに関しては、まだ手を加えていかなくてはなりませんが、ポイントも獲れたのでよかったと思います。セーフティカーが抜けた後のフロントストレートで、昔のチームメイト(ディーン・フィオーレ)に接触したのは、私のミス。大変申し訳なく思っています」

#36 マイケル・カルソ(ノートン、ニッサン・アルティマ)
「大変な一日でしたが、ここでの苦戦は予想できていました。我々のマシンにはもう少し馬力が必要なので、今回はシャシーの作業に専念できる絶好のチャンスでした。チームもこれから、工場に戻ってできる限りの改善目指して作業を進めていきます。最初のレースでは16位に終わってしまいましたが、最後のレースでは変更を行い、格段によくなりました」



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