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節電ライフを支援する「H2V eneli」を開発【トヨタ自動車】

2013年4月9日

トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)とトヨタメディアサービス㈱(本社:愛知県名古屋市)は、一般家庭において消費電力の監視と、エアコン等の家電の遠隔操作をスマートフォン、パソコンやタブレット端末から行える、お客様の節電ライフ支援システム、「H2V eneli※1(エイチツーブイ・エネリ)」を開発し、4月27日より、まずはトヨタホーム㈱(以下、トヨタホーム)(本社:愛知県名古屋市)の新商品※2と合わせて販売を開始する。

「H2V eneli」は、専用コントローラを家庭の分電盤の横に追加する簡易な工事で、家とトヨタスマートセンターをつなぐことにより、家全体の消費電力と特定の部屋・家電の消費電力、及び、太陽光発電を有する場合は、その発電量と売電量を、いつでも、どこでもモニタリングできる。また、今回新たに、専用アダプタを設置することで、エアコン、電気錠、床暖房、給湯器(湯はり)の遠隔操作を最大10台まで行うことができる。

また、シンプルな操作性を提供すると共に、「節電アドバイス」や、「もうすぐ使いすぎ通知」など、メールによるコミュニケーション機能を充実させた。
その他、従来型の「H2V Manager」と同様、お客様がPHVやEV等を保有した際には、充電時間を深夜にシフトできるほか、電力消費が一定値を超えると、充電を一時中断するピークカット制御が可能となる。

今後は、クルマのナビゲーションシステムから、家の電気錠やエアコンの消し忘れ確認、家電の遠隔操作を行うサービスも計画している。
また、トヨタホームは、従来のHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)に加え、「H2V eneli」を採用し、幅広いお客様のご要望に応えることで、全棟全商品をスマートハウスにすることを目指す。

「H2V eneli」の希望小売価格は131,460円~※3 (税込み・工事費別)。遠隔操作が可能なタイプは162,750円~※3※4(税込み・工事費別)。経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)」の対象であり、「H2V eneli」本体、よび工事費に対して最大10万円まで補助を受けることが可能。
なお、トヨタは、2013年5月29日~31日に東京ビッグサイトで開催される「スマートコミュニティJapan2013」に「H2V eneli」を出展予定。


※1  eneli(エネリ):Enjoy Eco Life(節電ライフを楽しむ)の「En」+「E」+「Li」からの造語
ご参考サイト:http://www.toyota-ms.co.jp/H2V/eneli/home/
※2  近日発表予定
※3  通信環境によって異なる
※4  遠隔操作対象が1台の場合。追加の場合は別途オプション料金が必要


従来品との機能比較


*1:オプションで1分岐の回路をPHV/EV用に切替えて対応可能
*2:太陽光発電/売電とあわせて2回路(太陽光発電/売電ありの場合、それ以外で1回路)
*3:通常使用と大きく異なる電力使用状況が見受けられた場合に、「見守り者」にメールでお知らせする機能




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