米国3Dシステムズ社と3Dプリンターの販売代理店契約を締結幅広いラインアップを全国で販売【セイコーインスツル】

2013年4月8日

セイコーインスツル㈱（略称：SII、社長：鎌田國雄、本社：千葉県千葉市）の100％子会社で業務用大型プリンターの製造販売を行なっている㈱セイコーアイ・インフォテック（以下：SIIT、社長：坂田諭、本社：千葉県千葉市）は、米国3Dシステムズ社（英文社名：3D Systems Corporation、社長：Abe Reichental、本社：米国サウスカロライナ州）及び㈱スリーディー・システムズ・ジャパン（社長：ケビン・パトリック・マカレー、本社：東京都世田谷区）と、日本国内における販売代理店契約を締結し、本日より同社製のインクジェット式3Dプリンターの販売および保守サポートサービスを開始します。

グローバル競争下の製造業において、3Dプリンターによる試作の内製化は、開発期間の短縮、外注費の削減、製品品質の向上に貢献し企業に競争力をもたらします。また、試作はもちろん、小ロット生産から一品物の最終造形物の製造に至るまでその用途は多岐に渡り、急速に3Dプリンターの普及が進んでいます。さらに、3Dプリンターの技術革新により、精度・品質の向上、新材料開発、低価格化が進み、医療や教育など様々な分野に市場のすそ野が広がっています。

今回、協業する米国3Dシステムズ社は、世界80カ国以上で販売実績を誇る3Dプリンターメーカーで、樹脂を用いてより精密・高解像度な立体造形物を作る樹脂タイプと、石膏ベースの複合素材を材料に、高速造形が可能な最大39万色フルカラーの粉末タイプのインクジェット式3Dプリンターの製品ラインアップを取り揃えています。

一方、SIITは製造業、建築・建設業向けに40年以上にわたり、図面出力用大判プリンターなどのコンピュータ周辺装置を開発、製造、販売し、大手企業などに豊富な導入実績を誇ります。日本全国11ヶ所の営業所と保守サービス拠点で、きめの細かい営業と保守サポートをトータルに展開しています。

今回、豊富な製品ラインナップを持つ3Dシステムズ社と、全国に販売ならびに保守サービス拠点を有するSIITが協業することにより、製造業、建築・建設業における開発・試作段階でのコスト削減やデザインサイクルの短縮など、設計・製造のソリューションを積極的に提案していくとともに、新たな市場ニーズの開拓を進めてまいります。

なお、SIITは2013年6月19日（水）～21日（金）まで、東京ビックサイトで開催される「第24回設計・製造ソリューション展」に出展し、3Dシステムズ社製の3Dプリンターの製品ラインアップを展示いたします。

主な商品

※製品情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.seiko-i.co.jp/products/industry/index.html

出荷開始予定日

4月26日

3Dシステムズ社について

3Dシステムズ社は3Dプリンター、ラピッドプロトタイピング（積層装置）システムと関連造形材料、ソフトウェアの研究、開発、販売および保守サービスを手掛け、現在アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、中国、日本に営業拠点を持ち世界80カ国で製品とサービスを提供しています。

会社名： 3D Systems Corporation
所在地： 333 Three D Systems Circle, Rock Hill, SC29730, USA
設立： 1986年
事業内容： 3Dプリンター及び関連商品の研究、開発、販売および保守サービス
URL ： http://www.3dsystems.com