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自動車用ACインバーターの累計生産が1,000万台を突破【豊田自動織機】

2013年4月4日

— 北米市場を中心に需要拡大、今後の新興国市場にも期待 —


㈱豊田自動織機(社長:豊田鐵郎、以下 豊田自動織機)は、2013年3月、自動車用ACインバーターの累計生産1,000万台を達成しました。
ACインバーターは、車載バッテリーの直流電圧を交流電圧に変換し、家電製品の使用を可能にする車載電源部品です。自動車の利便性・快適性を高めるアイテムとして、当社が世界で初めて開発し、1995年から生産を開始しました。
現在、地域および用途に合わせて出力電力100W~1500Wのラインアップを揃え、世界中に供給しております。

特に北米市場において、車内で快適に過ごすための装備として需要が拡大しており、SUV向け中心に、カーメーカー各社に採用いただいております。北米用の出力電力100W~150Wのタイプは、スマートフォンなど携帯機器やDVDプレイヤー、ゲーム機などの電源として使用されます。また、出力電力400Wのタイプは、電動工具にも対応するパワーがあり、ピックアップトラック等の大型車両に搭載されています。

近年では、ハイブリッド車の普及に伴い、大容量バッテリーを利用して最大1500Wを出力する高出力タイプのニーズが、国内ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車用に高まっています。車室内のコンセントに接続して消費電力の大きな家電製品も使用可能で、災害発生時などの非常用電源としても役立ちます。

ACインバーターは、ビジネスからレジャーまで幅広いカーライフをサポートする装備として、今後、新興国を含め全世界での需要拡大が期待されます。
豊田自動織機は本製品のパイオニアメーカーとして、製品ラインアップをさらに充実させるとともに、小型・軽量・高効率な製品開発に取り組み、ユーザーニーズに応えてまいります。




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