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PWM 出力型超高速小型組込オプティカルフローセンサモジュール販売開始【ゼットエムピー】

2013年4月2日

-最大240fpsの高速計測。飛行体など移動体の相対速度の検出に-

㈱ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、この度、PWM出力に対応した、超高速小型組込オプティカルフローセンサモジュール「ZMP® OpticalFlow-Z PWM」の販売を開始致しました。本製品は、カメラ、FPGA、メモリを5cm角のモジュールに一体化し、オプティカルフローにより最大240fpsで画面の平均速度を計算、その結果をPWM 信号にて出力します。
GPSが利用できない屋内やGPSの受信状況の悪い環境を移動する飛行体や車両においては、周囲環境から自身の速度や挙動を把握することが求められます。本製品は、カメラで周囲の様子を撮影し、その特徴点の移動の様子から自身の相対速度を検出します。相対速度はPWMにて出力されるため、シンプルなシステム構成となり、既存機器への組込みが簡単に可能です。また、マイコンの汎用ポートを利用した受信が可能なため、多チャンネル化も容易です。
価格は、一般398,000円(税別)、アカデミック298,000円(税別)にて、本日より販売を開始致します。
※PWM(Pusle Width Modulation、パルス幅変調)とは、変調方法の一つであり、パルス波の時間幅を変化させて変調させる手法。

ZMP® OpticalFlow-Z PWM
http://www.zmp.co.jp/e-nuvo/jp/of-z.html#pwm

特徴

PCなしで利用可能な組込型オプティカルフローセンサ
・ オプティカルフロー計算により画面平均速度を最大240[fps]で出力

PWM出力(水平・垂直2ch)に対応
・ 画面平均速度(水平・垂直2ch)をPWMにて出力。シンプルなシステム構成で既存機器などへの組込みが簡単に。また、マイコンの汎用ポートを利用した受信が可能なため多チャンネル化も容易。

特定領域の重み付けが可能
・ 画面を12グリッド(横4×縦3)に分割し、各グリッドの重みを設定可能。車両や飛行体への搭載時に、カメラに映りこむ地面や海面など定常的に外乱となりうる部分を計算対象から除外可能。

主な仕様

フレームレート : 最大240fps
マイコン : ARM Cortex-M3 120MHz
メモリ : 1Gbit/128MB DDR3 SDRAM
フラッシュメモリ : 64Mbit/8MB
インタフェース : PWM(x,y 2ch)
サイズ/重量 : 50×50×19mm/約19g

価格

ZMP® OpticalFlow-Z PWM
一般398,000円(税別)/アカデミック298,000円(税別)

<内容>
・ OpticalFlow-Z PWMモジュール ×1
・ LCD ディスプレイ ×1
・ 専用ケーブル(USB) ×1
・ 電源ケーブル ×1
・ CD-ROM ×1
(評価用ソフトウェア(ビューワ)、サンプルアプリケーション、ドキュメント) ×1

本件に関するお問合せ

㈱ゼットエムピー 営業部
TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908  E-Mail : info@zmp.co.jp

㈱ゼットエムピー

http://www.zmp.co.jp/
本社:文京区小石川
代表取締役社長:谷口 恒
「人と機械を理解して最高に調和させる技術とサービスを提供する」というミッションのもと、「走る、曲がる、止まるを制御するプラットフォームRoboCar®シリーズの販売」、「人間計測に加えクルマの計測、外界の計測、それら三位一体の計測を行い、人にも環境にも優しいクルマ作りの支援」、「ロボット技術によるマーケットリサーチを行うRobot Marketing™、実車ベンチマーク等のテスト代行を行うRoboTest®ビジネス」を行っています。2001年1月文部科学省傘下の科学技術振興機構から技術移転を受け創業。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞 最優秀中小・ベンチャー企業賞、中小企業基盤整備機構理事長賞」など数多くの賞を受賞。私たちはこれからも、ロボット技術やサービスで、イノベイティブな製品を生み出してまいります。
RoboCar、RoboTestはゼットエムピーの登録商標です。




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