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「スズキ環境計画2015」および「スズキ生物多様性ガイドライン」を策定【スズキ】

2013年3月29日

- 環境ブランド「SUZUKI GREEN」を導入 -

スズキ㈱は、「スズキ地球環境憲章」に基づき、美しい地球と豊かな社会を次の世代に引継いでいくために、2012年度から2015年度までの環境保全の取組み「スズキ環境計画2015」を、またスズキの事業活動等において「生物多様性」の保全と持続可能な利用に取り組む指針として、「スズキ生物多様性ガイドライン」をそれぞれ策定した。

【スズキ環境計画2015】

スズキは事業活動などに伴い発生する環境への影響を真摯に受け止め、環境に配慮した製品開発を行い、環境への影響を低減する事業活動を推進することを最重要課題として考え、国内外の関連会社を含めグループ一丸となって「スズキ環境計画2015」に取り組んでいく。

【地球温暖化の抑制】
地球温暖化の要因とされるCO2排出量を低減するため、トップクラスの低燃費車や次世代自動車の開発を推進していく。また、生産・物流においても省エネを徹底し、効率的な事業活動を推進していく。

【環境保全等の推進】
排出ガスと環境負荷物質等においては、法規制や業界自主規制への対応にとどまらず、規制以上の目標値を自主的に設定して環境負荷の低減を推進していく。

【3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進】
無駄を出さない開発・生産段階から、使用済み段階の効率的な再資源化まで、一貫して資源を大切に利用することによって持続可能な循環型社会の実現に貢献していく。

【社会との連携】
社会の一員として、様々なステークホルダーの皆さまと環境コミュニケーションの推進に取り組むことで、共に自然環境と調和した社会の発展を目指す。

(*)「スズキ環境計画2015」の詳細についてはホームページに掲載
http://www.suzuki.co.jp/about/csr/index.html

【スズキ生物多様性ガイドライン】

スズキは、輸送機器メーカーとして地球環境の保全に取り組んでおり、加えて、人類の誕生以来、私たちの生活に多大な自然の恵みをもたらしている「生物多様性」の保全も、事業活動等によって避けられない影響を及ぼす重要な環境課題と認識している。そのため、「生物多様性」の保全と持続可能な利用に取り組む指針として、「スズキ生物多様性ガイドライン」を策定した。

<スズキ生物多様性ガイドラインの基本的考え方>
スズキグループは、「生物多様性」に及ぼす影響を低減し、将来にわたって持続可能な利用に貢献するため、“小少軽短美”をスローガンに、ムダのない効率的な事業活動を徹底し、環境技術を追求した小さなクルマづくりを推進する。こうした活動理念に基づき、スズキグループは社会の一員として、さまざまなステークホルダーとの連携に努め、美しい自然環境と調和した社会の発展を目指す。

<生物多様性の重点取り組み>
■事業活動および製品における環境負荷の低減
(1) 「製品開発」から「リサイクル」に至る事業段階において、省エネ・省資源・3Rを推進する。
(2) 温室効果ガス低減のために、燃費向上と次世代車の研究開発を推進する。
(3) サプライチェーンを通して、環境負荷物質の使用削減に努める。

■環境コミュニケーションの推進
(1) 地域社会と連携・協力して、環境美化・環境保全活動を推進する。
(2) 全社員へ生物多様性に関する理解と行動の浸透に努める。
(3) 環境情報や自主保全活動を広く社会へ公表することに努める。

環境ブランド「SUZUKI GREEN」について

スズキ㈱は、環境に対する理念や基本方針を定めた『スズキ地球環境憲章』を2002年に策定(2006年改訂)し、この理念と基本方針の下様々な環境活動に取り組んでいるが、この『スズキ地球環境憲章』の実現に向けてスズキの環境方針、次世代環境技術や環境活動などの取り組みを明確にし、社内外に広くアピールする環境ブランド「SUZUKI GREEN(スズキグリーン)」を導入した。

「SUZUKI GREEN(スズキグリーン)」には環境方針、次世代環境技術、環境活動を示す3つのカテゴリーを設け、それぞれ以下の通り規定した。
スズキの環境方針:SUZUKI GREEN Policy(スズキグリーン ポリシー)
スズキの環境に対する政策や方針を表し、環境計画や各種ガイドラインなどを含む。このほど中長期の環境保全への取り組みとして、「スズキ環境計画2015」及び、生物多様性への取り組みの指針として「スズキ生物多様性ガイドライン」を策定した。

スズキの次世代環境技術:SUZUKI GREEN Technology(スズキグリーン テクノロジー)
スズキが開発し、製品に活かしている次世代環境技術を表す。低燃費化技術・軽量化技術などの新技術が含まれる。新型「ワゴンR」、「アルト エコ」、「スペーシア」には「ENE-CHARGE(エネチャージ)」、「新アイドリングストップシステム」、「ECO-COOL(エコクール)」などの低燃費化技術や、「TECT」といった軽量化技術が搭載されている。

スズキの環境活動:SUZUKI GREEN Activity(スズキグリーン アクティビティー)
スズキの環境に対する理念を実現するための取組み、活動を表す。地球温暖化の抑制や環境保全の推進などに対する、開発・生産・物流など各部門が取り組んでいる様々な活動が含まれる。

これらのカテゴリーそれぞれに、ロゴマークを定め、国内・海外のスズキグループの全社員が自覚を持って地球環境保全に取り組んでいく。




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