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2013年ニューヨーク国際自動車ショーで「スバル XV クロストレック ハイブリッド」を世界初公開【富士重工業】

2013年3月29日

富士重工業は、本日、米国ニューヨークで開催中の2013年ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、「スバル XV クロストレック ハイブリッド」を世界初公開しました。
スバル XV クロストレック ハイブリッドは、高い走行性能、走破性、ユーティリティといったスバル XV クロストレックが持つ商品特長にスバル独自のハイブリッドシステムにより軽快な走りと優れた環境性能を更に高め、スバルが提供する価値である「安心と愉しさ」を具現化した、スバル初のハイブリッド車です。


スバル XV クロストレック ハイブリッド (米国仕様) の特長

スバル XV クロストレック ハイブリッドの商品コンセプトは、「都会的SUVに環境性能をクロスオーバーしたFun to Driveを実感できるハイブリッド」。
スバル XV クロストレックが本来備えている、高い走行性能・走破性やユーティリティといった魅力に加え、スバル独自のシンメトリカルAWDシステムとの融合により実現したシンプルかつ合理的なハイブリッドシステムを搭載することで、モーターアシスト機能による軽快な走りと優れた燃費性能を実現しました。また、車両の優れた重量バランスをガソリン仕様と同等に維持しつつ、シャシー性能をハイブリッド車専用に改良し、スポーティで安心感のある走り味を実現しました。米国市場では2013年秋の導入を予定しています。

<ハイブリッドシステム、パワーユニット>
スバル初のハイブリッド車として、XV が備える、スバルらしい走りの愉しさと安心感、高い実用性や安全性に加え、モーターアシスト機能による軽快な走りと環境時代に向けたカテゴリートップ* の低燃費を実現しました。
* SUVのAWD車。PHVは除く。対象市場は米国。自社調べ。
ハイブリッド用の駆動・充電モーターをトランスミッションケース内部に追加。ガソリン仕様に搭載したリニアトロニック(CVT)をベースに、プライマリープーリーの後方に追加しました。
2.0ℓ水平対向4気筒DOHCエンジンの徹底的なフリクション低減等に取り組み、ハイブリッド車専用エンジンを開発しました。
高電圧バッテリー等をラゲッジルームの下に配置することで、前後左右の重量配分や重心高、ラゲッジルームのスペースは、ガソリン仕様と同等のレベルを実現しました。
低速領域ではEV走行、中速領域ではモーターアシスト走行を可能にし、燃費性能の向上と軽快な走りを実現しました。

<シャシー>
前後サスペンションの専用チューニング、ボディ剛性向上、ステアリングギアレシオのクイック化等により、走りのスポーティさをさらに高めました。

<デザイン>
シンプルでクリーンなテイストを持つ専用の内外装により、ハイブリッド車の持つ環境への優しさと先進のテクノロジーを表現しました。
エクステリアについては、リヤコンビランプ、アルミホイール等をハイブリッド車専用に新開発しました。また、ハイブリッド車専用レターマークをフロント左右ドア前端とリヤゲートに追加しました。
インテリアについては、奥行きのある立体感を表現したブルー基調のスピードメーター、走行状態に応じたハイブリッドシステムのエネルギーフロー等が表示されるマルチファンクションディスプレイ等をハイブリッド車専用に初採用しました。
外装色に、環境への優しさと街中で映える華やかさをテーマとした新色「プラズマグリーン・パール」を設定しました。

<主な仕様>(米国仕様)
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,450×1,780×1,615mm (全高:ルーフレール付き車)
ホイールベース:2,640mm
最低地上高:220mm
エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHCエンジン
トランスミッション:リニアトロニック(CVT)
モータータイプ:永久磁石式三相交流同期電動機
モーター最高出力:13.4 hp (10kW)
モーター最大トルク:48.0 lb・ft (65N・m)
バッテリー:ニッケル水素タイプ
タイヤサイズ:225/55 R17
乗車定員:5名


スバルグローバルサイト(http://www.subaru-global.com/ms2013/ny/)では、専用サイトを更新し、「スバル XV クロストレック ハイブリッド」の画像をはじめ、プレスカンファレンスの映像等を配信する予定です。




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