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富士重工業にハイブリッド自動車用ニッケル水素電池を供給【パナソニック】

2013年3月29日

スバル初のハイブリッド自動車にバッテリーシステム搭載
富士重工業にハイブリッド自動車用ニッケル水素電池を供給

パナソニック㈱は、富士重工業㈱(以下、富士重工業)のハイブリッド自動車(以下、HEV)「スバル XV クロストレック ハイブリッド」(米国仕様)向けにニッケル水素電池システムを供給します。「スバル XV クロストレック ハイブリッド」は、同社初のHEVとして、2013年ニューヨーク国際自動車ショー(3月27日~28日プレスデー、3月29日~4月7日一般公開)にて発表され、米国では本年秋に発売される予定です。

パナソニックでは、地球環境保護への意識の高まりを背景に、今後急速に拡大することが予測される環境対応車用二次電池の開発ならびに事業を強化しています。既に、グローバルで複数の自動車メーカーにHEV用ニッケル水素電池、および、HEV・プラグインハイブリッド車・電気自動車用リチウムイオン電池の供給実績があります。

HEV用ニッケル水素電池については、1997年から開発を開始し、2004年から量産を行っています。極板の焼結技術※1など当社独自の生産技術により、耐久性に優れ、長期にわたって高い充放電能力を維持できる特長があります。また、個々の電池能力を最大限に引き出す電池制御も含めたシステム化技術にも長年の実績があります。今回、当社の電池、システムの性能、および、これまでの市場実績を評価いただき、富士重工業初となるHEVへの搭載が決まりました。

パナソニックでは、今後も更なる高性能電池の開発・商品化を加速し、グローバルでの環境対応車用電池事業の拡大に取り組んでまいります。

※1  金属ニッケル粉末を高温で焼成し、多孔質で強固なニッケル基材を作製する技術



プレスリリースの内容は発表時のものです。
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