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「パスファインダーハイブリッド」を発表【日産自動車】

2013年3月28日

日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、米国に投入する「パスファインダー」の2014年モデルイヤーに、新しいハイブリッドパワートレインシステムを採用します。この新しいハイブリッドパワートレインは、手頃な価格で、「パスファインダー」のドライビングパフォーマンスや快適性、積載性を損なうことなく、燃費を向上し、CO2排出量を低減させます。2013年の晩夏にラインアップに追加され、SV、SL、Platinumの3グレードでオプションとして選ぶことができます。価格帯は「パスファインダー」の3.5リッター V6エンジン搭載モデルに対して3,000ドル程度のアップとなる予定です。

本モデルは、優れた環境技術と、7名の乗員を乗せるための快適なシート、3,500ポンドの牽引能力をあわせ持ちます。また、コンパクトリチウムイオンバッテリーと、スーパーチャージャーを搭載した新しい2.5リッターガソリンエンジンを採用し、15kWのモーターとガソリンエンジンが連動することで、3.5リッター V6エンジンを搭載した「パスファインダー」と同様のパフォーマンスを実現します。
3.5リッター V6エンジンの出力は260hp、トルクは240lb-ftを発生しますが、インテリジェントデュアルクラッチコントロールシステム(1モーター2クラッチ)を採用したこのハイブリッドシステムは、250hpの出力、243lb-ftのトルクを発生します。

燃費は26mpg*で、従来の「パスファインダー」より燃費を24%向上させています。都市部での走行における燃費は25mpg、高速道路においては27mpgとなります。そして、ガソリンエンジンを搭載した「パスファインダー」と同じ19.5ガロンの大型燃料タンクを搭載しているため、航続距離は526マイル以上**となります。
また、リチウムイオンバッテリーを3列目シートの下に搭載することで、「パスファインダー」の特長である2列目と3列目のシートへのアクセスのしやすさを維持しています。

外観上の特徴はLEDのテールライトと「PUREDRIVE HYBRID」バッジで、インストルメントパネルのディスプレイに、ハイブリッドの情報を表示する特別なスクリーンを追加しています。

北米日産の商品企画担当VPのピエール ロアンはこのモデルについて、「楽しくフレキシブルで、日々の生活を向上させる「パスファインダー」のスタイル、機能、利便性、アメニティはそのままに、燃費と航続距離を大きく向上させています。2014年の商品ラインアップに、今までで最高の燃費を誇る「パスファインダー」として加えられる素晴らしいモデルです」と述べました。


* 日産テスト値。今後、米・環境保護庁(EPA)承認によって確定される予定。

** 525.6マイル(約846km)は2014年EPA予想燃費により計算。高速道路での27mpgに19.5ガロンを乗じる。実際の距離は運転の状況により異なる。




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