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クラウド活用のスマートフォン連携リモートエンジンスタートシステム納入【富士通テン】
2013年3月12日
~米国トヨタ自動車販売「レクサスRX」を対象にディーラーオプション採用~
カーナビゲーションブランド「ECLIPSE(イクリプス)」と先進的な自動車電子部品を展開する富士通テン㈱(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:重松 崇 資本金:53億円)は、スマートフォン連携リモートエンジンスタートシステム「RES+(レスプラス)」(*1)を米国トヨタ自動車販売㈱(Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc)の「レクサスRX」を対象にディーラーオプションとして2012年9月より納入し、同年10月よりサービスを開始しました。
RES+(レスプラス)リモートエンジンスタートシステムの概要
ユーザーは事前に専用アプリケーションをダウンロードし利用登録をすることにより、アンドロイド搭載スマートフォンやiPhone(*2)などから登録済車両のエンジンスタート・ストップやドアロック・アンロックの遠隔操作を行えます。
北米でニーズの高いリモートエンジンスタートシステムですが、従来のRES(キーレスリモコンからのリモート操作)では操作範囲が車両の至近距離に限定されました。今回の新システムではインターネット・携帯電話回線網を使う為、車両から離れていても操作が可能になります。車両のドアがロックされているかどうか、エンジンが始動しているか等の状態もスマートフォンの画面上で確認することができます。
また、当システムはGPSを搭載しており、ユーザーが駐車した場所を記憶することで、広大な駐車場などにおいて自車の駐車位置をスマートフォン上で確認する(方向を示す)機能も標準装備しています。
企画背景/富士通グループの連携
当社は、スマートフォンが急速に市場普及している背景の下、2010年頃より本システムの企画・開発を進めてきました。将来的には、さらにシステムを拡充することで、盗難車両追跡やPHV/EV車への対応を実現し、ユーザーに万が一の際の安心や、環境配慮の時代に合わせた快適・便利さをご提供します。
また、本システムは、富士通グループとしての連携の成果でもあり、センターサーバとして、日本と同様に北米でも展開している富士通のパブリック型クラウドサービス「FGCP/S5」(*3)を活用しています。
当サービスは、富士通のFENICS II M2Mサービス(*4)の下で、世界で1億5千万件の契約規模を誇るグローバルネットワークプロバイダ「Telenor Group(テレノールグループ)」(本社:ノルウェー・オスロ)の事業会社Telenor Connexion AB(本社:スウェーデン・ストックホルム CEO:Per Simonsen)のモバイルネットワークと、当社センターサーバをつなぐことで実現しました。
今後、今回のセンタービジネスのような新事業を、当社ビジネスの中核としてとらえ注力してまいります。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■注釈
*1 RES : Remote Engine Starter
*2 アンドロイド搭載スマートフォン/iPhoneの主要モデルに対応。
*3 FGCP/S5 : サーバなどのICTインフラを、富士通のデータセンターからネットワーク経由で仮想的に提供する企業向けのパブリック型クラウドサービス。
*4 FENICS II M2Mサービス : M2M(Machine-to-Machine)に必要となる、通信機器から多様なネットワーク、プラットフォームまでを提供するサービス。
報道関係お問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション室
TEL:078-682-2170 E-mail:pr@ten.fujitsu.com
レスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
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