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舶用SCR(選択触媒還元装置)ラインアップ設計完了【ダイハツディーゼル】
2013年3月18日
ダイハツディーゼル㈱(本社大阪市北区、証券コード6023、代表取締役社長:原田猛)は、2016年から始まるMARPOL条約付属書Ⅵに定められたNOx第3次規制への対応を可能とし、コンパクトで信頼性・耐久性の高い排ガス後処理装置(SCR:選択触媒還元法脱硝装置)を開発した。
NOx第3次規制ではNOx排出量を1次規制比で約80%削減する必要がある。ダイハツディーゼルでは300~6,000kWの舶用ディーゼルエンジンを製造販売しており、これら全型式の各出力域に対応するSCRラインアップ設計が完了した。現在、量産ならびに販売開始に向けて各種準備を進めている。
ダイハツSCRの特長
▼ IMO NOx第3次規制に適合した脱硝性能
▼ 船内配置の容易なコンパクト設計
▼ 低ランニングコスト
▼ 高い耐振動性能
▼ これらの特長・構造について特許取得済み
※ 2012年9月にハンブルグ(ドイツ)で開催されたSMM海事展において今回開発したSCR反応器の実機をブースに展示した。
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