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ニッサン・アルティマ、V8スーパーカーレースの初戦で健闘【日産自動車】

2013年3月5日

~ オーストラリアV8スーパーカーシリーズ開幕戦 レースレポート ~

3月4日 オーストラリア、アデレード
今季からオーストラリアV8スーパーカーシリーズに参入するニッサン・モータースポーツは3月1-3日、南オーストラリア・アデレードにあるアデレード・パークランズ・ストリートサーキットで同シリーズの開幕戦、クリプサル500を迎えました。ニッサン・アルティマV8スーパーカーのデビュー戦となるレースでしたが、チームは見事なパフォーマンスを発揮し、早くも今季の活躍が期待される明るい兆しが見られました。



ニッサン勢はトップ10に迫る大健闘。特に、マイケル・カルソは金曜日に行われた予選で13位につけたほか、リック・ケリーは土曜日の78周のレースを11位で終えました。ケリーとジェームス・モファットは、この開幕を終えた時点でドライバーズ選手権においてそれぞれ11位、12位につけて、次戦に進みます。

トッド・ケリーも光る速さを見せましたが、土曜日にはパワーステアリングのトラブルに見舞われたほか、日曜日も多重クラッシュに巻き込まれ、いずれも完走を逃すこととなりました。カルソは土曜日のレースではステアリング修復のためのピットストップが長引き、23位でフィニッシュ。日曜日のレースは、クールスーツにトラブルが発生した上に4速ギアが入らなくなってしまったため、リタイアとなりました。

ニッサン・モータースポーツが挑むV8スーパーカーシリーズの次戦は2週間後。F1オーストラリアグランプリとの併催となるメルボルン・アルバートパーク・グランプリサーキットとなります。

ドライバーコメント

#15 リック・ケリー(ジャック・ダニエル、ニッサン・アルティマ)
「スピンをしてしまい、混乱していたので不運にも後方にまで下がってしまいました。あのようなスピンをしたのにリタイアせずに14位でフィニッシュできたのは、とても幸運でしたね。11位まで上がれてとてもうれしかったですし、メカニックたちも誇りを持っていいと思います。ここから上位を狙っていくためにも、いい地盤ができあがりました」

#360 ジェームス・モファット(ノートン、ニッサン・アルティマ)
「日産モータースポーツのみんなは、心から誇りに思っていいと思います。500kmをトラブルなしで走り切れたのは、チームのおかげです。13位で終えたことは、我々にとってとても手堅い結果だと思います。マシンはとてもいい出来で、もう少しパワーが上がれば、ライバル陣にとっても厳しい展開となります。そうなればいいですね」

#36 マイケル・カルソ(ノートン、ニッサン・アルティマ)
「今回はとてもポジティブなことがたくさんありましたし、マシンについても多くを学びました。もちろん今日は少し厳しい展開になりましたが、この短い間にここまでやったと思います」

#7 トッド・ケリー(ジャック・ダニエル、ニッサン・アルティマ)
「マシンのことはとても満足しています。ストレートでトップスピードに達した時のアルティマは、信じられないほどでした。とてもドライビングの楽しいマシンですし、レースはリタイアとなってしまいましたが、フィーリングはとてもよかったです」


<オーストラリアV8スーパーカーシリーズ開幕戦 Race 1>

<オーストラリアV8スーパーカーシリーズ開幕戦 Race 2>


<関連情報>
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