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製品開発期間を短縮させるFibersimソフトウェアの最新バージョンを発表【シーメンスPLMソフトウェア】

2013年1月31日

~自社製品に複合材料を使用している各種産業にビジネス価値を創出~

~設計と解析に要する時間を最大80%短縮~

シーメンスのFibersim™ソフトウェアの最新バージョンは、自社製品に複合材料を使用している産業における設計・解析期間を最大80%短縮させ、製造を考慮した設計プロセスでも最大50%の短縮を可能にさせるさまざまな機能強化が行われています。最新バージョンのFibersim 13は、シーメンスの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアのビジネスユニットであるシーメンスPLMソフトウェアから提供されます。複合材料設計ソフトウェアであるFibersimは、航空宇宙、自動車、造船、風力発電の各産業において数多くの大手メーカーに使用されています。

Fibersim 13では、CAEとCADの双方向データ交換を可能にして、面倒でミスが発生しやすいデータの再入力の手間を省く新しい機能が追加されています。この新機能により、解析データを設計環境にダイレクトに取り込んで、解析結果に基づく設計更新を自動化することができます。また、製造定義で部品設計を行いそこから設計定義を取り出すといった、新しい最適化された製造を考慮した設計プロセスも提供されています。

「複合材料製品の製造には、その開発サイクルのあらゆるフェーズで多部門にまたがる効率的な情報交換を必要とするコンカレント・エンジニアリング手法が必要です。しかし各部門で使用している用語やジオメトリ表現がそれぞれ違っているため、解析部門と設計部門とで複合材料部品に関する情報交換はこれまで非常に難しく、ミスが発生していました。Fibersim 13では、CAEの複合材料部品定義をCADモデルに直接インポートして更新するなど、設計を効率的に最適化するツールを提供し、エンジニアの生産性を向上させる機能強化が図られています」と、シーメンスPLMソフトウェアの専門エンジニアリング・ソフトウェア担当シニア・バイスプレジデントのSteve Lubyは述べています。

さらに、Fibersim 13では、シーメンスのTeamcenter®との統合が図られており、フラットパターンやレーザーデータ、自動蒸着データなどの製造データセットを適切なモデル・リビジョンに関連付けて、その情報を製造現場にそのまま転送できるようになりました。これにより、完全で一貫したデータセットを製造プロセスに引き渡すことができ、最新の設計に基づいた製品の製造を容易にします。

Fibersim 13によって、応力解析者と設計エンジニアとの間に存在していたコミュニケーションの壁が取り払われます。これはスマートな意思決定によるより良い製品づくりに欠かせないことです。解析と設計間でデータを簡単に共有できるようになり、製品の重量、強度、剛性、部品のユニット化、組立、製造の最適化を実現することができます。

Fibersim 13はまもなく出荷を開始します。最新バージョンの機能強化の詳細については、www.siemens.com/plm/fibersim13をご覧ください。

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シーメンス インダストリーセクター (ドイツ・エアランゲン)は、産業向けに革新的で環境にやさしい技術とソリューションを提供している世界的なサプライヤです。統合オートメーション技術と産業用ソフトウェア、各産業に特化した豊富な専門知識、技術に基づく各種サービスを提供して、お客様の生産性、効率性、柔軟性の向上に貢献しています。シーメンス インダストリーセクターは、産業オートメーション事業部、ドライブテクノロジ事業部、カスタマー・サービス事業部、金属テクノロジーのビネスユニットからなり、全世界で100,000人を超える従業員を擁しています。詳細はhttp://www.siemens.com/industryをご覧ください。

シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。詳細は http://www.siemens.com/industryをご覧ください。

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この資料は2013年1月31日にシーメンス インダストリーセクター(ドイツ・ニュルンベルク)より発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

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