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北米市場向けトラック用超偏平シングルタイヤを発売、ドライブ軸用タイヤ「TY517」、トレーラー軸用タイヤ「RY407」【横浜ゴム】
2013年2月14日
横浜ゴム㈱は、北米市場向けにトラック用超偏平シングルドライブ軸用タイヤ「TY517」、トレーラー軸用タイヤ「RY407」を3月から発売する。新しいベルト構造「SPIRALOOP（スパイラループ）」によって耐摩耗性を高めたことが大きな特長で、発売サイズは両タイヤともに445/50R22.5 20PR（ロードレンジL）。横浜ゴムが海外市場向けにトラック・バス用超偏平シングルタイヤを正式に発売するのは今回が初めてとなる。
北米市場ではデュアル装着のタイヤをシングル装着とし、輸送効率の向上が可能となるトラック用超偏平シングルタイヤの需要が高まっている。「TY517」「RY407」は2本必要だったタイヤを1本にすることでタイヤやホイールの重量を減少させることができる。さらに2本に比べタイヤ全体の幅が縮小し、その分運搬物量を増加させることにより、積載効率を上げることができる。
「TY517」「RY407」には、新しいベルト構造「SPIRALOOP」や新カーカスプロファイルコンセプトなどの新技術を採用した。これにより耐久性を確保しながら偏摩耗の発生を抑え、寿命を伸ばすことができる。加えて「SPIRALOOP」はころがり抵抗の低減に寄与し、燃費も向上できる。
横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン100（GD100）」のフェーズⅢ（2012年1月〜2014年12月の3年間）のタイヤ成長戦略に「高付加価値商品のグローバル展開」を掲げている。トラック用超偏平シングルタイヤは横浜ゴムが優位性を発揮できる高付加価値商品のひとつである。
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