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日産自動車、アセアン(ASEAN)テクニカルセンターの現地R&D拡充計画を発表【日産自動車】

2013年2月6日

日産自動車は6日、アセアン地域における日産のR&D活動促進の為、同地域の研究開発機能である日産テクニカルセンターサウスイーストアジア(NTCSEA)の拡充計画を発表いたしました。新たな設備の追加や、スタッフの増大により現地の責任範囲を拡大し、同地域のお客さまニーズへの対応力向上に大きく寄与することになります。また、アセアン市場で求められるものを迅速にお客さまに提供することは、革新的で競争力のある商品の継続的な開発へとつながることが期待されます。

NTCSEAの拡充は、アセアン地域の中期事業計画でも発表されたとおり、日産の成長目標を達成するための基盤となる重要なステップとなります。同拡充計画の詳細は以下のとおりです。

2015年までに、同地域内で販売されるモデルについては、現在日本のグローバルR&Dが担当している車両の初期エンジニアリング以降のすべての開発プロセスをNTCSEAが行うことになります。 このNTCSEAの機能の拡充により、ASEAN地域のお客さま固有のニーズを、より的確に商品に反映させることが可能となります。
2014年の半ばまでに、総額34億円の投資を行い、NTCSEAにテストコース、シャシーとエンジンの台上実験を含む実験設備や、新たな事務棟が追加されます。
2010年から2016年の間にNTCSEAインドネシア支社の増強を含め、雇用者数は2010年度比3倍以上となる370名に増員されます。(現時点のNTCSEAの雇用者数は219名)。

日産の研究・開発担当副社長である山下光彦は、「アセアン地域のR&D機能強化は、当社商品の魅力、競争力、品質の向上につながります。日産がこの地域で発展していく過程において、今後増えていくお客さまに対してより良いサービスを提供するためには、現地のR&D機能を強化することがより重要と考えています。」と述べました。

現在、NTCSEAはASEAN10カ国および地域内の6生産拠点の開発を担当しています。



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