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新田工場を拡張【日野自動車】

2013年1月17日

-グローバル生産体制構築に向け、国内生産工程を整流化-

日野自動車㈱(以下、日野)は、本日、新田工場(群馬県太田市)東側に隣接する拡張地で新機械工場(通称:デフセンター)の起工式を執り行いました。起工式では、太田市の清水聖義市長を始めとする地元関係者ご臨席のもと、日野の白井芳夫社長ほかが鍬入れの儀式を行い、工事の安全を祈願しました。デフセンターの稼動開始は2014年度前半を予定しており、現在日野工場と新田工場に分散している大中小型デフの生産を、移管・集約します。

日野は2012年4月に公表した中期経営計画に基づき、継続的成長や構造改革の実現のために、グローバルに最適な生産体制の構築を推進しています。日本のものづくりの力を活かしてコア部品(基幹部品)は日本で集中生産、海外各市場固有の仕様が求められる周辺部品は現地で調達・生産する計画です。この計画において車両組立(大中型トラック)を古河工場(茨城県古河市)に移管する一方で、新田工場はユニット工場として、エンジンやトランスミッション、デフキャリアの生産工程を集約し、一貫生産(鋳造~機械加工~熱処理)を行うとともに、内製粗型材※1の海外への供給拠点としての役割を担うことになります。生産工程を整流化することで、生産性向上や物流の効率化を図り、市場のニーズに柔軟に対応すると同時に、お客様にお届けするまでのリードタイム短縮が可能になります。

日野は、これからも品質・耐久性・信頼性に優れた各国各地域に最適な商品やサービスの提供を通じて、世界中のお客様のニーズに応えてまいります。

※1 内製粗型材:エンジンブロックやエンジンヘッドなどの鋳物部品で加工前のもの

新田工場デフセンター 概要




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