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オフロード法2011年基準をクリアし、NETISにも登録の後方超小旋回型油圧ショベル2機種と超小旋回型油圧ショベル1機種を新発売【キャタピラージャパン】

2013年1月7日

キャタピラージャパン㈱(社長:竹内 紀行)は、狭隘地での作業に優れ、道路、土木、解体、産廃、リサイクル、トンネル、林業などの幅広い用途に活躍する小型クラス後方超小旋回型油圧ショベル2機種と、都市部の工事や管工事、道路工事等さまざまな現場で活躍する小型クラス超小旋回型油圧ショベル1機種を2013年1月5日より発売しました。

今回発売のCat 314E CR 後方超小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.45㎥、運転質量13.2トン)、Cat 314E LCR 後方超小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.5㎥、運転質量14.4トン)、Cat 314E SR 超小旋回型油圧ショベル(バケット容量0.45㎥、運転質量14.7トン)は、それぞれCat 313D CR、Cat 314D CR、Cat 313D SRのフルモデルチェンジ機です。

今回のモデルチェンジでは、Caterpillarの持つ最先端のテクノロジーを駆使した最新の環境対応パワーユニットを搭載することで、排出ガスの飛躍的なクリーン化を実現し、オフロード法※2011年基準をクリア。加えて、クラスNo.1の高い生産性を維持しつつ、従来機比で燃料消費量を約5~8%低減(スタンダードモード)、エコノミーモードではスタンダードモードからさらに約12~13%低減しており、「燃費低減型エンジン・油圧システム搭載油圧ショベル」としてNETIS※に登録されています。また、多様なアプリケーション(用途)に対応するほか、狭隘地作業性能、安全性、居住性、メンテナンス性などにおいて数々のバリューを兼ね備えており、お客様の継続的な成功を強力に支援していきます。

※ オフロード法:平成22年特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律。
※ NETIS(New Technology Information System):公共工事における新技術の普及・促進を目的として、新技術に関わる情報を共有および提供するために国土交通省が整備したデータベース。

Cat 314E CR / 314E LCR / 314E SRの主な特長

1. 環境対応パワーユニット

1. Cat電子制御システム
世界各地の現場で収集した1,000万通りにもおよぶ燃焼パターンを記憶した電子制御システム。燃料噴射等のエンジンメカニズムを最適に制御し、低エミッションと低燃費を両立します。
2. 燃料噴射システム
電子制御システムの指令を受け、噴射量(1,000分の1秒レベルの超高速多段噴射)・タイミング・圧力をリアルタイムに制御。常時、高効率燃焼を実現し排出ガス成分を抑制します。
3. NOxリダクションシステム
窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして、10年を超える開発期間を経て、高い信頼性を獲得した「NOxリダクションシステム」を採用。排出ガスの一部を、冷却して吸気側に循環することで、燃焼温度を低下させ、NOxの排出を低減します。
4. アフタートリートメント技術
二段階で排出ガスを浄化するCatクリーンエミッションモジュールを採用。まず、1次処理として排出ガス中の一酸化炭素、炭化水素をディーゼル酸化触媒(DOC)により低減・無害化。次に、2次処理としてディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)によりPMを捕捉し除去します。さらに、PM除去過程でDPFに堆積するすすを取り除くために、DPFを自動で再生するシステムを有しています。

2. お客様のビジネスの継続的な成功に貢献する数々のバリュー

1. NETIS登録技術搭載
作業負荷によらずエンジン回転を一定に維持するアイソクロナス制御を採用することで軽負荷時のエンジン回転を抑制。さらに、軽負荷時エンジン回転低減制御やブーム下げエンジン回転低減制御等、エンジンおよび油圧システムの統合制御により、高い生産性はそのままに、従来機比で燃料消費量を約5~8%低減(スタンダードモード)、エコノミーモードではスタンダードモードからさらに約10~12%低減。「燃費低減型エンジン・油圧システム搭載油圧ショベル」としてNETISに登録されています(登録番号:KT-120012-A)。
2. アプリケーション対応
多様なワークツールの活用により、解体仕様、ブレード仕様、ショベルクレーン、林業仕様をラインアップ。さまざまなアプリケーション(用途)に対応します。また、Cat 314E LCRはロングクローラの採用により、様々なアプリケーションで高い安定性を発揮します。
3. 優れた狭隘地作業性能
小回り性を活かすラウンドキャブを採用。また、スライド式キャブドアは狭所での乗降もスムーズです。Cat 314E CR 、Cat 314E LCRは後方超小旋回機としての小回り性に加え、12トンクラス標準機並の生産性を実現。狭い場所での作業の効率をアップします。また、Cat 314 SRは超小旋回機として、フロントを含めた小さな全旋回半径により、限られた場所で作業をこなす都市土木や道路工事で活躍します。
4. 低騒音
国土交通省超低騒音型建設機械の基準値をクリアする実力を有しています(申請予定)。
5. 安全性
ROPS(転倒時運転者保護構造)キャブの搭載、後方および側方の作業視界を確保するリアビューカメラとライトサイドミラーを標準装備。さらに機体上面からの転落を防止する大型ガードレールを装備しています。
6. オペレータ環境
キャブ内騒音を従来機比で約6~7dB低減しました。さらに、視認性に優れた7インチ大型画面のフルグラフィックカラーモニタにより、各種設定のほか稼働状況、リアビューカメラ映像、各種警告の確認が容易に行えます。
7. メンテナンス性/サービス性
ラジエータとアフタクーラのサイドバイサイドレイアウト採用によるクーリングパッケージ清掃の容易化を始め、メンテナンス・ポイントへのアクセス性向上とメンテナンス作業の省力化により、大幅にメンテナンス性・サービス性が向上しています。

Cat 314E CR / 314E LCR / 314E SRの主な仕様

標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)

Cat 314E CR 後方超小旋回型油圧ショベル(314ECR-GMC-T5)
14,100,000円

Cat 314E LCR 後方超小旋回型油圧ショベル(314ELCR-GMZ-T5)
15,600,000円

Cat 314E SR 超小旋回型油圧ショベル(314ESR-PMZ-T5)
16,800,000円



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