ニュース

スバル ステラを改良 ~軽自動車初の衝突回避支援システムを搭載~【富士重工業】

2012年12月20日

富士重工業は、スバル ステラに改良を施し、本日発表し、2013年1月5日より発売します。

今回の改良では、安全性能、燃費性能、基本性能を向上させると共に、デザインも大幅に変更致しました。
軽自動車では初*1 となる、ドライバーの安全運転をサポートする衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用したほか、クラストップ*2の低燃費29.0km/ℓ*3(JC08モード燃費値)や、安定性の高い快適な走りと乗り心地を実現しました。さらに、エクステリア、インテリアともにデザインを刷新するなど、各機能を大幅に進化させ、シリーズ全体の商品力強化を図りました。

スバル ステラは、ダイハツ工業よりOE供給を受ける商品です。

*1:2012年12月現在自社調べ。衝突回避まで可能なシステムを搭載した軽自動車対象
*2:2012年12月現在自社調べ。全高1,550mm以上の軽乗用車クラス
*3:NA・2WD車


スバル ステラの主な改良内容

1. 安全性能
衝突回避支援システム「スマートアシスト」を軽自動車で初めて*1採用しました。
・ ドライバーの安全運転をサポートするシステムで、短距離レーザーレーダーを使い、主に前方の車両に対する低速域での追突事故防止および衝突被害の軽減を目的にしたシステムです。
<スマートアシストの4つの機能>*4
低速域衝突回避支援ブレーキ機能*5
約4km/h~30km/h以下の低速域において先行車との衝突が予想される場合、警報音と緊急ブレーキ*6により、衝突回避や被害軽減を図ります。
・ 先行車との速度差が約20km/h以下の状況では、緊急ブレーキにより衝突を回避します。
・ 先行車との速度差が約20~30km/hの状況では、緊急ブレーキによって減速し衝突被害の軽減を図ります。
・ 車両以外の二輪車や自転車、歩行者に対しては、警報音によりドライバーに注意喚起を行います。

誤発進抑制制御機能
前方に障害物を検知している状態でのペダルの踏み間違いなどによる誤発進を抑制します。
・停止または徐行(車速10km/h以下)状態で、ペダルの踏み間違いなどをした場合、警報音を鳴らすとともに、エンジン出力を制御し、前方の障害物に対しての急発進を抑制します。

先行車発進お知らせ機能
先行車の発進をドライバーへ知らせ、スムーズな道路運行を促します。
・車間距離約10m以内に停止している先行車が約3m以上動いた時に、自車が停止したままの場合、警報音によりドライバーへ発進を促します。

VDC
急なハンドル操作や滑りやすい路面でのコーナーリング時に、車両安定性を確保します。

*4:道路状況および天候状態、車両状態、障害物の種類等によって、性能が発揮できないことがあります。
*5:状況によっては、緊急ブレーキが作動せず、衝突の回避、被害の軽減ができない場合があります。
*6:緊急ブレーキは、車両のみに作動。警報機能の作動対象は、車両・二輪車・歩行者。

2. 環境性能

・ NA・2WD車は、クラストップ*2の低燃費29.0km/ℓ*3(JC08 モード燃費値)を実現しました。
・ ターボ・AWD車を除くすべてのモデルが、エコカー減税免税対象に適合しました。
・ CVTサーモコントローラの採用など、サーモマネジメント技術の徹底的な追求と、「停車前アイドリングストップ機能」をNA車で改良し、エンジンを停止させるタイミングを約7km/hから約9km/h以下*7へと早めることで、さらなる低燃費化を実現しました。

*7:ターボモデルは、約7km/h以下

3. 基本性能

・ NA車は前後サスペンションをローダウン化し、2WD車はリヤサスペンションビームの剛性アップやリヤスタビライザーを採用するなど、操縦安定性を高めました。
・ 防音材などを効果的に使用することで、静粛性を向上させ、快適な走りを実現しています。

4. デザイン

<エクステリア>
ステラ
・ ボリューム感をもたせたフロントフードに加え、スバルラインアップに共通するヘキサゴンモチーフのフロントバンパー開口部など、力強さとスポーティな印象を表現したデザインとしました。
・ リヤコンビランプのLEDランプを従来の4灯式から12灯式とすることで、質感を高めるとともに、後続車への視認性の向上を図りました。

ステラ カスタム
・ プロジェクター式LEDヘッドランプや、ブラック色の塗装を施した大型のフォグランプカバーにより、シャープで上質な印象を演出。フロントグリルには、ダーク色でハニカム基調のテクスチャーをクリアパーツで覆い、性能や質感の高さを表現したデザインとしました。
・ フロントバンパーの開口部に、大型のヘキサゴンモチーフデザインを採用しました。
・ リヤコンビランプのLEDランプを従来の4灯式から20灯式とすることで、質感を高めるとともに、後続車への視認性の向上を図りました。
<インテリアデザイン>
・ メーター位置を従来のセンターから運転席前に変更しました。
・ インストルメントパネルデザインを一新し、ステラに大型の1眼ルミネセントメーターを、ステラ カスタムには、スポーティかつ質感の高い3眼のルミネセントを採用しました。

販売計画

1,800台/月

メーカー希望小売価格




富士重工業株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#富士重工業
#自動車メーカ
#プリクラッシュセーフティ