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スバルが2012年LA オートショーのデザインチャレンジで優勝【富士重工業】

2012年12月4日

2012年11月29日に開催された、第9回LA オートショーデザインチャレンジにおいて、富士重工業が出品した“SHARC”(Subaru Highway Automated Response Concept、日本名:シャーク)が優勝しました。デザインチャレンジは毎年LA オートショーのプレスデーに開催され、今年で9回目を数えます。

デザインチャレンジは毎年新しいテーマを選び、大手自動車会社のデザインスタジオより作品が提案され、各社が能力を示し、互いに競い合いながら自動車デザインの新しいアイデアを開拓する機会として注目されています。今年の審査基準には、将来における先端技術の必要性への考慮、未来の高速道路システムに対応したスピードと俊敏性、問題解決に対する独創性、特定地域の排出ガス基準への対応、さらにメンテナンスと再生可能性を含む環境対応への高感度などが含まれます。

今年のデザインチャレンジのテーマは「2025年のハイウェイパトロール車両」。将来大きく変化する都市環境におけるニーズを支援する警察車両をコンセプトに、世界の自動車会社のデザインスタジオより6作品がノミネートされました。今回スバルは、ハワイの島々を結ぶ新しい「パラダイスハイウェイ」を想定したSHARCを提案。24時間のハイウェイ監視や、保護、迅速な緊急対応に対処する革新的で安価、かつ環境にも配慮したパトロール車両をデザインしました。また、SHARC はハワイの厳格なカーボンニュートラル規制に適合したゼロエミッション警察車両として、再生エネルギーを動力源とした自動運転を実現するとともに、世界のハイウェイパトロール予算削減の傾向を反映し、常勤ハイウェイパトロールのスタッフ数削減にも貢献します。

SHARCは、躍動感と説得力のあるストーリーの中で、機能性と問題解決のための技術を組み合わせることにより、デザインチャレンジのテーマで表現すべきビジョンを的確に捉えていることが評価されました。また、SHARCのデザインは、富士重工業デザイン部を中心とした、米国、欧州にあるスバルのデザインチームとの協業による成果であり、スバルのグローバルデザインチームの成果としても評価されました。
富士重工業は、ブランドステートメントである“Confidence in Motion”を通じて、スバルならではの「安心と愉しさ」の提案を掲げています。これからもスバルらしいデザインを進化させ、「安心と愉しさ」を表現していきます。




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