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福岡直方工場増築で生産規模拡大を実現、製造エリア拡張により30億→50億規模へ【マーレジャパン】

2024年9月30日

  

福岡直方工場増築で生産規模拡大を実現、製造エリア拡張により30億→50億規模へ

  

・ 日本市場向け内燃機関周辺部品の供給を強化
・ 日本市場における真のTier 1サプライヤーとして、国内大手自動車メーカー向け生産体制拡充
・ 生産規模拡大:製造エリア拡張により30 億から50億円規模へ増産が可能に
・ 雇用創出:省人化、効率化の中でも将来的に20%増を予定、地域に貢献
・ 電力供給:既存のソーラーパネルで年間50万キロワット以上の発電量を維持

MAHLE (本社:ドイツ/日本支社:東京都豊島区/以下、マーレジャパン)は、日本の大手自動車メーカー向け部品供給において、西日本の重要拠点の一つである福岡県直方工場の増築工事を完了し、9月30日、竣工式を執り行いました。工事期間10か月を経て、増加面積 1,500 ㎡、増築総工費 約4.5億円による製造エリア拡張により、生産規模が23年の30億円から、今後50億円へ対応可能となります。

今回の工場増築は、日本の生産拠点において内燃機関分野にも注力し続け、日本市場で求められる責任をしっかり果たしていくというマーレジャパンの企業姿勢を体現したものです。当日は、同社の代表取締役社長 木下靖博、同直方工場長 宮本春樹をはじめ、報道関係者などが出席し、大塚進弘 直方市長もお祝いにかけつけ、完成した新生・直方工場を見学しました。

マーレジャパン社長の木下は、「今回の工場増築は、弊社の長年にわたる日本市場へのコミットメントを体現したものであり、変化の目まぐるしい昨今の世界の自動車業界の趨勢において、弊社が日本市場における真のTier 1サプライヤーとしてお客様のニーズにお応えしていくための極めて重要な戦略施策となります。弊社においては、あらゆる市場動向の可能性を意識した『マルチパス戦略』こそが最も確実な道であり、その一翼を担う直方工場の生産規模拡大は弊社にとって必要不可欠な決断でした」と述べています。

直方工場長の宮本は、「MAHLEは長年、内燃機関周辺部品の樹脂化・量産化に取り組んできました。エンジン軽量化の重要要因である変形を抑えた薄肉化技術などを活用した付加価値の高いプラスチック成形技術の専門知識を活かし、今後ともCO2の削減に貢献していくとともに、特に西日本地域の国内大手自動車メーカーのニーズに機動的に対応して参ります」と語りました。

来賓の大塚 直方市長は、「本市に立地されて13年、北部九州自動車産業を支える重要なサプライヤーとして成長され、この度新たな投資により生産規模拡大に至ったことに、地元市長として、心よりお祝い申し上げます。とりわけ雇用の拡大は勿論、本市が進めるCO2削減への取り組みにも協力して頂くなど様々な社会貢献に心より感謝します。今後とも、共に協力しながら社会課題解決に向け取り組んでいきましょう」と祝辞を寄せています。

マーレジャパンでは、グループ全体のグローバル企業戦略である「MAHLE2030+」に基づき、①Electrification/電動化、②Thermal management/熱マネージメント、③High-efficient, clean ICE(Internal Combustion Engines)/高効率でクリーンな燃焼エンジン、の3つの戦略を柱としています。そして、この3つの領域全てに注力する「マルチパス(全方位型)戦略」を推進し、特に日本市場においては、お客様の需要がある限り、内燃エンジン分野において信頼できるパートナーであり続けます。

【直方工場 概要】
名称     直方工場
所在地    福岡県直方市上頓野4200-29
竣工日    2024年9月30日
主な生産品  自動車用カーボンキャニスタ、エアクリーナー、ヘッドカバー、
       インテークマニフォールド等の樹脂成型製品
増加面積   1,500 ㎡(生産面積5,200 →6,700 ㎡)
総増築工費  約4.5億円

【竣工式 概要】
日時     2024年9月30日 10:00~12:30
出席者    マーレジャパン株式会社 代表取締役社長 木下靖博
       マーレジャパン株式会社 直方工場長 宮本春樹
主なご招待者 直方市 市長 大塚進弘 様 ほか 



テープカット


(左から)大塚市長、木下代表取締役社長、宮本工場長


ソーラパネルと増築部分


正面玄関(既設)


成形工程(既設)


組立工程(既設)

Image copyright: MAHLE

  


  

About MAHLE(本社:ドイツ/日本支社:東京都豊島区)
MAHLEは、今日のグローバルな自動車業界において、乗用車と商用車の両分野における主要な開発パートナーおよびサプライヤーです。 1920年に設立されたMAHLEグループは、電動化と熱管理の戦略的分野に焦点を当て、将来の‘Climate Neutral’なモビリティの実現に取り組んでいます。また、燃料電池や、水素などの再生可能な燃料で稼働するクリーンな燃焼エンジンなど、炭素排出量をさらに高効率に削減するための技術にも焦点を当てています。

現在、世界中の2台に1台がMAHLEコンポーネントを搭載しています。MAHLEは、2023年に約13億ユーロの売上を計上しました。 72,000名以上の従業員を148の生産拠点や11のテクノロジーセンターに配置し、29か国に拠点を置いています。

日本におけるMAHLE: マーレジャパンは、幅広い専門知識を活用しながら今日まで50年以上日本で事業を継続して参りました。また、アジア太平洋地域の本社機能を担うことで、日系大手自動車メーカーの国内外すべてのビジネスをサポートしております。現在、マーレジャパンは国内17拠点に約2,600名の従業員を擁しています。

マーレジャパン公式サイト: https://www.jp.mahle.com/ja/

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