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ルームミラー型リニアPCMプレーヤー「STATE MM-1D」を新発売【ビーウィズ】
2012年11月16日
~ハイエンドオーディオプレーヤーのリファレンス機を約7年半ぶりに全面改良~
ビーウィズ㈱(本社:佐賀県鳥栖市、代表取締役:中島 敏晴)は、2005年6月の発売以来、ハイエンドオーディオプレーヤーのリファレンス機としてご好評をいただいてまいりましたルームミラー型リニアPCMプレーヤー「Mirror Media MM-1」を約7年半ぶりに全面改良し、新たに「STATE MM-1D」として2013年2月1日より発売(2012年12月1日より受注開始)いたします。
なお、本製品はMLコネクター規格によるデジタル接続専用機で、旧「Mirror Media MM-1」との置き換え用、または当社製マルチプロセシングDACシステム「BEWITHSTATE」との接続に特化した仕様となっております。そのため、本製品は当面、全国のBEWITH製品取扱販売店の一部店舗から先行導入(製品展示および受注)することとし、一般的なオーディオ機器との接続に対応した新型インターフェースユニット付きの製品につきましては、2013年春に販売店舗を拡大のうえ追加発売する予定です。
ルームミラー型リニアPCMプレーヤー「STATE MM-1D」
国内標準価格 : 21万円(税込)
発売予定日 : 2013年2月1日(2012年12月1日受注開始)
※本製品にはインターフェースユニットを付属しておりません。ご使用にあたっては当社製「BEWITHSTATE」、またはスマートインターフェース(旧「Mirror Media MM-1」付属品)が別に必要です。本製品は単独で使用できません。
「STATE MM-1D」 新製品概要
今回発売する「STATE MM-1D」は、2005年6月の発売以来、約7年半に及ぶロングセラーを続けてきた旧「Mirror Media MM-1」のコンセプトを継承した次世代メモリーオーディオプレーヤーです。旧「Mirror Media MM-1」は、その圧倒的な高音質と斬新な製品コンセプトを幅広くご支持いただき、車載メモリーオーディオプレーヤーの先駆者として、またハイエンド・カーオーディオ界における代表的なソースユニットとして、長年にわたり高い評価を獲得してまいりました。
今回発売する「STATE MM-1D」は、旧「Mirror Media MM-1」および「BEWITHSTATE」のユーザーを対象に、再生フォーマットや接続規格などに完全な上位互換性を持たせながら、デバイスから筐体に至る90%以上(部品点数比)の構成部品を刷新。純度を極めた再生音、日本語表示に対応した高精細デジタルディスプレイ、オールマグネシウムボディの上質な手応えなど、ハイエンドオーディオプレーヤーのリファレンス機としての価値をさらなる高みに引き上げました。
※本製品にはインターフェースユニットを付属しておりません。ご使用にあたっては当社製「BEWITHSTATE」、またはスマートインターフェース(旧「Mirror Media MM-1」付属品)が別に必要です。本製品は単独で使用できません。
「STATE」(ステート)シリーズについて
「STATE」とは、さまざまな機能を持つ複数の機器が集結し、互いに連携することで、かつてない飛躍的な音質的価値を生み出すことを目指した当社の次世代デジタルオーディオシステム群のシリーズ名称です。それはデジタルネットワークによって限りなく発展する「音の国家」であり、その名前は当社が目標とする、他に代わるもののない「音の絶対的地位」を表しています。当社では「STATE MM-1D」を新たなスタート地点として、「STATE」シリーズのデジタルオーディオシステムを拡充していく予定です。
「STATE MM-1D」 改良点のアウトライン(旧「Mirror Media MM-1」との比較)
■ BEWITHの金属加工技術を駆使した高精度オールマグネシウムボディ
■ マグネシウムの質感を際立たせ、反射を抑えるジェットブラック塗装仕上げ
■ 新世代サウンドエンジンの搭載により音質をさらに向上
■ 高音質を追究した直出しタイプのプレミアムケーブル
(LVDS対応、長さ450mm)
■ 再生可能フォルダ/ファイル数を増加
(最大総合計約2万フォルダ、総合計約10万ファイル)
■ 対応メディア容量を増加(CFカード、動作確認済み最大容量64GB)
■ 曲名/アーティスト名/ファイル名などの日本語(漢字カナ)表示に対応
■ コントラスト比を飛躍的に高めた高精細3.5型デジタルディスプレイ
■ 新世代映像エンジンの搭載により表示画質を大幅に改善
■ さらに使いやすく進化したオンスクリーンディスプレイ
■ 実使用時の消費電力を30%以上削減(画面表示状態、再生時)
「STATE MM-1D」 主な特徴
1. 信頼性に優れ、音質にも寄与する高精度オールマグネシウムボディ
強靱で軽いマグネシウムダイキャストをフロントケース、バックケース、回路基板ブラケットのすべてに贅沢に使った高精度オールマグネシウムボディを採用。BEWITHの金属加工技術を駆使し、MM-1の優れたオリジナルデザインと軽量設計(本体質量450g、ケーブル部除く)を忠実に守りながら、車載機器にとってより理想的な耐熱性・耐候性・耐輻射特性を実現しました。加えて、このオールマグネシウムボディは、金属素材ならではの支持剛性とシールド特性、さらにマグネシウムの特質である適度な内部損失によって音質、特にS/N感の向上に寄与しています。なお外装には、マグネシウム素材の質感を際立たせ、表面の反射を抑えるジェットブラック塗装仕上げを施すことで、高級オーディオ機器にふさわしい上質な手応えと、ルームミラー本来の機能性を最大限に追究しました。
2. 新世代サウンドエンジンの搭載による高音質設計
HiFiオーディオ再生に特化して開発したBEWITHオリジナルの新世代サウンドエンジンを搭載し、信号経路と演算動作の両面で信号処理のシンプル化を推進。さらなるジッターの低減によりデジタル音声信号の品位を高め、いっそうクリアで見通しの良い高音質を実現しています。
3. 音質最優先設計の非圧縮リニアPCMオーディオプレーヤー部
車載ソースユニットとしての最高音質を目指した非圧縮リニアPCM(※)オーディオプレーヤー部は、曲名、アーティスト名、ファイル名などの日本語(漢字カナ)表示を可能としたほか、再生(認識)可能フォルダ数を最大総合計約2万フォルダ、ファイル(曲)数を総合計約10万ファイル、対応メディア容量を最大64GB(動作確認済み最大容量)まで引き上げるなど、プレーヤーの基本機能を大幅に増強。
メディアにはHiFiオーディオ用としての資質に優れたCF(コンパクトフラッシュ)を引き続き採用し、旧「Mirror Media MM-1」との上位互換性を確保しています。
※リニアPCM(WAV)およびMP3形式に対応。今後AACおよびFLAC形式ファイルの再生に対応したバージョンアップも計画しています。時期や方法などについては詳細が決まり次第、改めてご案内させていただく予定です。
4. 高精細・高コントラスト比の3.5型デジタルディスプレイを内蔵
コントラスト比を飛躍的に高めたLEDバックライト方式の高精細3.5型カラー液晶デジタルディスプレイをミラーガラス裏側に内蔵し、プレーヤーの動作ステータスなどの文字情報を鮮やかに表示。バックカメラなどの外部映像信号との重畳表示にも対応(※)しています。
※本製品に外部映像信号を入力するには、当社製「BEWITHSTATE」、またはスマートインターフェース(旧「Mirror Media MM-1」付属品)が別に必要です。本製品に映像機器を直接接続することはできません。
5. ドイツ製光学ガラスと誘導体多層膜融着処理による最高品質のミラー部
ミラーガラスには、卓越した光学品質と耐熱性・耐衝撃性を有するドイツSCHOTT(ショット)社製の高性能光学ガラスを採用し、裏面に誘導体多層膜融着処理(8層)を施すことで反射率90%以上の最高級ハーフミラーに仕上げました。内蔵ディスプレイの映像を鮮やかに透過させながら、ルームミラーとしても最上のクオリティを追究しています。
6. 旧「Mirror Media MM-1」とカプラーオンでの置き換えが可能
旧「Mirror Media MM-1」との完全な接続互換性を確保し、旧「Mirror Media MM-1」に付属のスマートインターフェース、または「BEWITHSTATE」との直接接続が可能。本製品を、現在お使いのMM-1と簡単に置き換えることができます。
「STATE MM-1D」 主な仕様
■ 本体サイズ : W280×D21(取り付けステー込み41)×H80mm
■ 質量 : 450g
■ 対応メディア : コンパクトフラッシュ
(CF規格準拠品、Type I/Type II、動作確認済み最大容量64GB)
■ 対応音楽フォーマット : WAV、MP3
■ 入出力コネクター : 専用規格MLコネクター(21P)
■ ディスプレイ : 3.5型QVGA液晶、LEDバックライト
■ リモコン : 別売予定のカードリモコンに対応。
旧「Mirror Media MM-1」に付属のリモコンもお使いいただけます。
※BEWITHの最新情報は http://bewith.co.jp で提供しています。
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