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ディーゼルエンジンの累計生産、8,000万馬力を達成【三井造船】
2012年11月13日
―三井-MAN B&Wディーゼルエンジン―
三井造船㈱(社長:加藤 泰彦)は、このほど単一機種によるディーゼルエンジンの累計生産8,000万馬力を達成しました。
玉野事業所(岡山県玉野市)にて製造した常石造船㈱(社長:川本 隆夫 氏)向け三井-MAN B&Wディーゼルエンジン「7S65ME-C」をもって達成。
本エンジンは、常石造船㈱が建造中の18万重量トン型ばら積み貨物運搬船(船主:㈱商船三井)に搭載されます。
また、本エンジンは、当社製造の電子制御ディーゼル機関(ME機関)の累計50台目となります。
三井造船は、1926年にデンマーク・B&W社(現:MAN Diesel & Turbo社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ねています。
また、今年度は、玉野事業所内に設置された世界最大級のテスト用ディーゼルエンジン(4S50ME-T)を用いて、世界初のビルトイン方式による排ガス再循環システム(Exhaust Gas Recirculation:EGR)によりNOx(窒素酸化物)排出3次規制に対応できることを確認しております。
さらに、2013年春に実施予定の電子制御式ガスインジェクションディーゼルエンジン(以下ME-GI)のデモ運転に連動して、ME-GIの工場運転設備の整備を行うなど、次世代エンジンへの対応及び、環境対策技術開発を本格化させております。
8000万馬力達成機種の主要目
累計生産馬力の推移
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