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鮮明な2D画像と3D深度データを同時にリアルタイム出力可能なCMOSイメージセンサ『Topaz5D™』登場【コーンズテクノロジー】

2024年4月30日

  

鮮明な2D画像と3D深度データを同時にリアルタイム出力可能な
CMOSイメージセンサ『Topaz5D™』登場

  


鮮明な2D画像と3D深度データを同時にリアルタイム出力可能なCMOSイメージセンサ『Topaz5D』登場

コーンズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 西岡和彦)が国内代理店を務める米国・Teledyne e2v社は、2024年4月に2D+3Dデプスマップ対応のCMOSイメージセンサ『Topaz5D』の販売を開始しました。

『Topaz5D』は、鮮明な2D画像 (HD:1,920×1,080) と3D深度データを同時にリアルタイムで提供可能な、TELEDYNE e2v社独自のイメージセンサです。3D深度データ(被写体との距離を求めるデータ)は、TELEDYNE e2v社が提供するSDKにより取得可能で、OpenCLまたは CUDA対応のライブラリを用意しております。2D画像とともに3D深度データを取得できることで、被写体との距離が計測可能となりロボティクスなどへの応用が期待されます。


2D画像(左)と3D深度データ(右)を同時に提供

  

低コスト、最小限の消費電力で2D+3Dソリューショを提供する『Topaz5D』の製品特長
・グローバルシャッタ、MIPI CSI-2 を採用
・解像度は2メガピクセル (1,920 x 1,080)
・モノクロとカラーの両方をラインナップ
・消費電力はわずか200mW (フルサイズ・フルフレームレート時)
・SDKにより3D深度データを取得可能
・ヒストグラム出力機能により後段ISPにて最適な露光時間処理が可能
・モバイル端末、ハンディ機器に適した小型フォームファクタ (7.65 mm x 4.45 mm)
・Topaz2M/Topaz1.5Mとピン互換により、回路・基板設計の共通化が可能
・単一のレンズのみで構成できるため、デュアル・レンズ・システム(ステレオ)の位置合わせや、組み立て工程のリスクを排除

ロボティクスからAR/VRまで『Topaz5D』の活用が期待される使用シーン
・ロボティクス(自動清掃ロボット、配膳ロボット、自動移動案内ロボット等)
・物流 (ピッキングロボット、バーコードリーダ等)
・AR/VR/MR
・AGV/AMR
・電動車椅子 (自動運転アシスト)
・アクセス制御デバイス (本人認証)
・ジェスチャー検出

  

『Topaz5D』 製品紹介動画:単一センサ内でのリアル・タイム3Dデプスマップと2Dビジョン

  

製品スペック

製品名

Topaz5D

光学サイズ

1/3.2”

有効画素数、アスペクト比

1,920(H)x1,080(V), 16:9

ピクセルサイズ

2.5μm(H)×2.5μm(V)

パッケージ

7.65mmx4.45mm(CSP)

カラーフィルタ

Monochrome, Bayer

シャッタモード

グローバルシャッタ

Maxフレームレート

100fps@8bit ・65fps@10bit

出力インターフェース

MIPI CSI-2 (1 or 2Lane)

消費電力

200mW (typ)@10bit maxフレームレート

動作温度範囲

-40°C ~ +85°C

その他

ヒストグラム出力機能搭載

『Topaz5D』製品ページへ

※TMはTELEDYNE e2v社の商標です。

  

問い合わせ先
コーンズテクノロジー株式会社
電子デバイス部 センサーチーム
Tel:03-5427-7564
お問合せフォーム:https://cornestech.co.jp/contact?type=02&post_id=26762
〒105-0014 東京都港区芝3丁目3番10号コーンズハウス

  

  

  

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