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GEキャピタル、スマートフォンを利用したテレマティクスサービスの取り扱いを開始 【日本GE】

2012年11月1日

自動車リース業では日本初のスマートフォン活用型サービス
従来型と比べ約7割のコスト削減

米GEの日本における事業会社で法人金融を手がける日本GE㈱GEキャピタル(本社東京都港区、代表取締役社長兼CEO安渕聖司)は、自動車リースの利用者などを対象に、スマートフォンを利用したテレマティクスサービスの取り扱いを開始します。

当社が取り扱うテレマティクスサービスは、情報通信サービス業の㈱スマートバリュー(本社大阪府大阪市、代表取締役渋谷順)が開発した次世代型テレマティクス「CiEMS(シームス)」です。

本日、当社はスマートバリュー社と業務提携し、このテレマティクスサービスの取り扱いを開始します。スマートフォンを利用したテレマティクスサービスを取り扱う自動車リース業者はこれまで日本になく、当社が日本初となります。

このテレマティクスサービスは、専用のOBD無線LANアダプタで取得した燃料消費量、エンジン回転数、速度などの車両情報を、運転者のスマートフォンを通じて一括集計し、ネット上でデータベース化するものです。収集したデータを数値分析するのみでなく、運転傾向を分析したり、危険運転の発生した場所を地図化するなど、運転改善のためのデータを提供します。また、リアルタイムで燃費状況をスマートフォンに表示したり、速度超過を音声で知らせるなど、効率と安全性の向上につながるガイドを行います。企業が運転者に貸与するものから運転者が個人所有するものまで所有形態を問わず、iPhone 5(iOS)を含むスマートフォンに対応します。

テレマティクスサービスは、交通事故の減少や燃費の向上に寄与するため、関心が高まっていますが、車載機器にかかる初期費用などのコストが問題視されてきました。このテレマティクスサービスは、車載機器に代わって運転者のスマートフォンを利用するため、車両1台当たり初期費用2万円、使用料月額980円のコストで済み、従来型サービスと比べて約7割のコスト削減を実現しました。

携帯電話市場におけるスマートフォンのシェアは急速に拡大しており、今後利用者の大半がスマートフォンに切り替えると予想されています。企業はスマートフォンの普及を自社のコスト削減につなげることができるほか、従業員の安全性向上や燃費向上による環境社会の促進を進めることができます。これらの理由から、当社ではこのテレマティクスサービスが今後営業車両を利用する企業に広く普及すると見込んでいます。

当社は日本における自動車リースおよび車両管理事業の強化を進めています。今年10月26日には道路交通安全マネジメントシステムの国際規格であるISO39001に基づく認証を外資系企業としては日本で初めて取得するなど、顧客の自動車事故削減活動の支援に積極的に取り組んでいます。

GEキャピタルについて
GEキャピタル(本社 : 米コネチカット州ノーウォーク)は米GE(ゼネラル・エレクトリック)の金融部門で、世界中の個人および法人顧客に多様な金融商品・サービスを提供しています。不動産、設備、在庫品をベースにしたファイナンス、車両管理、運転資金ファイナンス、企業買収・リファイナンス・リストラクチャリング向け資金ファイナンスなどを100万を超える法人顧客に提供するほか、クレジットカード、ショッピング・クレジット、住宅・自動車ローン、パーソナルローンなどを1億人超の個人顧客に提供しています。日本では、設備・資産リース、自動車リースおよび車両管理、法人向け融資、不動産向け投融資、個人向け金融などの金融サービスを提供しています。

  

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