ニュース

マーカーレスで4m級ワークのスキャンが可能に。新製品「FreeScan Trak Pro2」を発売【日本3Dプリンター】

2024年4月22日

  

マーカーレスで4m級ワークのスキャンが可能に。新製品「FreeScan Trak Pro2」を発売
SHINING 3Dの新製品、大型ワークをマーカーレススキャン可能なメトロジースキャナー
「FreeScan Trak Pro2」を発売します。

  

企業・教育機関向けに3Dデジタルソリューションを提供している日本3Dプリンター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:北川 士博)は、高精度でコストパフォーマンスに優れる3Dスキャナーを多数リリースしてきたSHINING 3Dの新製品である、大型ワークへのマーカーレススキャン対応3Dスキャナーシステム「FreeScan Trak Pro2」の取り扱いを開始しました。

FreeScan Trak Pro2は、リバースエンジニアリング/メトロジー領域で多数の3Dスキャナー製品を世に送り出してきたSHINING 3D社の最新製品です。

単体で動作可能な高精度3Dスキャナーユニットと、3Dスキャナーユニットの三次元的な現在地をリアルタイムかつ正確に把握できるトラッカーユニットが連携し、スキャナーユニットの位置をリアルタイムにトラッキングすることで、自動車やボートなどの大型対象物の3Dスキャン作業をマーカーレスで実現しつつ、ワーク全体に生じる誤差を最小限にとどめることが可能です。

FreeScan Trak Pro2は、スキャナーユニットに搭載された50本のブルークロスレーザーによって、毎秒最高3,070,000ポイントもの点群情報を取得することができ、かつ光を吸収する性質のある黒色や、反射のある対象物に対しても3Dスキャンが可能です。

トラッカーシステムが認識可能な広いワークエリアを活かし、航空宇宙、自動車産業、鉄道、エネルギー分野など、中型〜大型の対象物への高精度3Dスキャン需要に応える製品です。

  

FreeScan Trak Pro2の特徴

高精度で正確なデータを取得
最高0.023mmの卓越したスキャン精度で計測グレードのスキャン結果を提供します。
FreeTrakがマーカー/スキャナー両方の位置をリアルタイムで検知し、大型ワークに対しても高精度な3Dスキャンデータが取得できます。

高解像度で細部までスキャン
50本のクロスレーザーラインにより、最大307万回/秒のスキャン速度を実現し、スピーディに正確なスキャンが可能です。

ディテールを復元するファインスキャニング
7本の平行レーザーラインにより、より微細なスキャンが可能。細部まで極めて精細にスキャンします。

複数台トラッカー設置での効率向上
複数のトラッカーを使用することでスキャン範囲の拡張が可能。トラッカーとスキャナーの連携をスムーズに行い大型ワークのスキャン効率を高めます。

メッシュデータのリアルタイム表示
スキャン中に取得した点群をリアルタイムで処理しメッシュ化する、リアルタイムメッシュに対応。内部計算時間やSTLデータのエクスポートを短縮します。

商品名:FreeScan Trak Pro2
本体サイズ:FreeTrak : 1079×237×110mm / TE25 : 281×283×290mm
本体重量:FreeTrak : 7.2kg / TE25 : 1.47kg
3D精度:0.023mm
容積精度:9.6m3 : 0.062mm / 17.6m3 : 0.072mm / 0.044mm+0.012mm/m(フォトグラメトリー使用時)
スキャンスピード:3,070,000ポイント/秒
シングルスキャン範囲:650mm×580mm

製品紹介ページ(日本3Dプリンター株式会社運営ウェブサイト):https://shining3d-inds.jp/?post_type=product&p=9315

  

【日本3Dプリンター株式会社について】
本社:〒104-0053 東京都中央区晴海4丁目7-4 CROSS DOCK HARUMI 1F
代表者:代表取締役 北川士博
設立:2013年10月
電話番号:03-3520-8928(代表)
URL:https://3dprinter.co.jp/
事業内容:三次元造形関連商品・サービスの提供、サポートほか

  

  

  

日本3Dプリンター株式会社 ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#日本3Dプリンター
#3次元測定器
#2024年4月22日