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ヴァレオ、電動モビリティへの新たな一歩を踏み出し、ヴァレオ・パワー部門を新設
2024年4月22日
ヴァレオ、電動モビリティへの新たな一歩を踏み出し、ヴァレオ・パワー部門を新設
ヴァレオは年初に、電動化市場の期待により適切に対応し、競争力と財務状況をさらに強化するために、サーマルとパワートレイン事業を一つの組織に統合するプロジェクトを発表しました。
本日2024年4月22日、ヴァレオ・パワー部門が設立されました。モビリティにはパワーが必要です。電動化の加速には、車両の航続距離、性能、快適性を向上させるパワートレインと熱管理システムが不可欠です。ヴァレオ・パワー部門は、7つのリージョナル・オペレーションからなる無駄のない組織構造を導入します。あらゆる社会的・法的手続きが完了するまでに、従来のヴァレオ・サーマルシステムとパワートレインシステムのビジネスグループから段階的に置換されていきます [1] 。グザヴィエ・デュポンが、ヴァレオ・パワー部門の最高経営責任者兼ヴァレオグループ執行副社長に任命されます。[1] 移行期間中、プロダクトグループ/リージョナル・オペレーションの現在の組織は、今後の地域事業別の組織と共存します。
ヴァレオCEOのクリストフ・ペリヤは次のように説明しています。「今日は、従来のパワートレイン・システム・ビジネスグループとサーマル・システム・ビジネスグループの統合によって、新たにヴァレオ・パワー部門が創設されたヴァレオの歴史における重要な節目です。電動化をさらに加速する中、ヴァレオパワー部門は、性能とコストの面で市場の期待に応えるテクノロジーをお客様に提供できるようになります。新部門はグループの競争力と財務状況の強化にも貢献していきます。
同時に、ヴァレオの他の 2 つの部門についても、活動の進化を反映するために、名称を改めます。
ヴァレオ・コンフォート&ドライビングアシスタンス・ビジネスグループは、ヴァレオ・ブレイン部門に
モビリティは、ソフトウェア定義車、先進運転支援システム (ADAS) の加速と、それらが車室内の体験にもたらす新たな機会に向けて進化しています。これら全てには、ソフトウェアと、車両の「頭脳」のように機能する強力なコンピューティング・ユニットが不可欠です。マルク・ヴレコーがヴァレオ・ブレイン部門の最高経営責任者兼ヴァレオグループ執行副社長に任命されます。
ヴァレオ・ビジビリティ・ビジネスグループは、ヴァレオ・ライト部門に
安全なモビリティには、見るにも見られるにも光が不可欠です。ワイパーとセンサー・クリーニング・システムによって、光を歪みなくドライバーやセンサーに到達させることが必要です。モビリティの革命は、あらゆる場所を照らすライティング・エブリウェアを加速させ、電気自動車や先進的な車両はライティングのデザイン、機能、パーソナライゼーションの面で新たな機会を提供します。
マウリッツオ・マルテネッリが、ヴァレオ・ライト部門の最高経営責任者兼ヴァレオグループ執行副社長に任命されます。
ヴァレオの新しい事業構造はこれらの3つの部門を中心に組織され、2024年上半期決算からグループの財務報告セグメントとなります。
ヴァレオのアフターマーケット事業は、引き続きヴァレオサービスとして継続し、エリック・シューラーがヴァレオサービスの最高経営責任者を務めます。
テクノロジー企業であり、すべての自動車メーカーとニューモビリティプレイヤーのパートナーであるヴァレオは、モビリティをよりクリーンで、より安全で、よりスマートにするために、たゆまずイノベーションを行っています。 ヴァレオは、電動化の加速、ADASの加速、インテリア・エクスペリエンスの再創出とライティング・エブリウェアにおいて、技術的・工業的なリーダーです。モビリティの変革に不可欠なこれらの4分野は、今後数年間のグループの成長を牽引しています。数字で見るヴァレオ:2022年、グループの売上は200億ユーロに達しました。2022 年 12 月 31 日時点で 109,900人の従業員を擁し、29カ国で183カ所の工場、21カ所の研究センター、44カ所の開発センター、18カ所の物流拠点を構えています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。
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