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ダカール・ラリー2024 いよいよ開幕!【日野自動車】
2023年12月26日
ダカール・ラリー2024 いよいよ開幕!
日野自動車は、2024年1月5日~19日にサウジアラビアで開催されるダカール・ラリー2024に「日野チームスガワラ」として参戦します。日野自動車が「目指す姿」で掲げているQDR※に優れた車づくりと人のさらなる成長・活躍の実現に向け、33回目のダカール・ラリーに挑戦します。
※ 品質、耐久性、信頼性(Quality、Durability、Reliability)
ダカール・ラリー2024では、ボンネット車両(HINO 600Series)をベースに、走り続けるための信頼性をさらに高める改良を施し、極限までロスタイムを減らすことで上位を狙う車両を開発しました。特に、ダカール・ラリー2023にて頻発していたエンジンの冷却系不具合については、主因となったエンジンヘッドの冷却効率向上と、想定されるその他不具合の対策をおこないました。
開発責任者 技術研究所 ダカールチャレンジグループ 榎本満(エノモト ミツル)
「ダカール・ラリーの現場は、お客様の車の稼働を止めないトータルサポートを体現する究極の場であると考えています。参戦メンバーがこれまで以上に高いパフォーマンスを発揮できるよう、ダカール・ラリー2024からは、冷暖房完備のトレーラーハウスを導入し、雨風をしのぎしっかりと休養できる環境が整いました。万全の体制で臨むことが良い結果に繋がるということを実感できるはずです。」
ドライバー:菅原照仁 | |
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ベース車両 | HINO 600シリーズ |
エンジン型式 | A09C-TI(ターボインタークーラー付き) |
エンジン形式 | ディーゼル4サイクル直列6気筒 |
排気量 | 8.866L |
エンジン最高出力 | 800PS (588kW)/2800rpm |
エンジン最大トルク | 248kgm (2430Nm)/1600rpm |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランスミッション | AT(前進6速・後退1速) |
トランスファー | Hi-Loレンジ切替付、センターデフロック付 |
タイヤ | XZL 14.00R20 |
車両重量 | 8,290㎏ |
全長 | 6,620㎜ |
全幅 | 2,500㎜ |
全高 | 3,320㎜ |
ホイールベース | 4,170㎜ |
燃料タンク | 800L |
本車両には、社員選手として5回目の参加となる望月裕司(モチヅキ ユウジ)が搭乗します。
ナビゲーター兼メカニック 望月裕司
「過去のダカール・ラリーを共にしているドライバーの菅原とナビゲーターの染宮、そして望月の3名なので、チームワークには問題ありません。しかし、今回は販売会社メカニックの選抜も再開し初参加となるメンバーが多いので、経験のある私がメンバーをリードすることで、自身の成長にも繋げていきたいです。また、レース中は何が起きるかわからないので、ナビゲーターだけではなく、乗員メカニックの役割としても、ビバークで待つメカニックになんとしても繋いでいきます。」
本年より全国販売会社メカニックの選考会を再開し、公募から選抜された栃木日野自動車の斎藤明延(サイトウ アキノブ)さんと愛知日野自動車の福田剛史(フクタ ツヨシ)さんの2名がチームに帯同します。
メカニック 栃木日野 斎藤明延さん
「7月からチームに合流し、車両製作に携わってきました。12月14日~16日に開催された前哨戦であるジェッダラリーでは、大小さまざまなトラブルが起こりその対応に追われましたが、その都度ワクワクしている自分がいます。ダカール・ラリーでも、楽しみつつ効率的な作業をしていければと思っています。より一層のチームワーク向上と各部品が求められる機能をしっかりと果たせる整備をしていきたいです。本戦まで残り僅かでまだまだ覚えなければならない事も多いですが、やり残しの無いように頑張ります。」
メカニック 愛知日野 福田剛史さん
「ジェッダラリーでは、チーム全員で力を合わせることの大切さや臨機応変に対処する大切さを再確認できました。ダカール・ラリーは初参加のため少し不安もありますが、車両がどんな状態で帰ってきても、翌日の朝には走れる状態にできるよう、チーム一丸となり上位を目指したいです。また、ダカール・ラリーで得た経験を販売会社に持ち帰り、若い人たちに諦めない大切さなどを伝えたいと思います。」
栃木日野自動車 斎藤明延さん |
愛知日野自動車 福田剛史さん |
開催期間中は、 チームのSNSおよび日野公式ウェブサイト ダカール・ラリーの 最新ニュースにて随時情報を更新してまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
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