ニュース

トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を開催【トヨタ自動車】

2012年10月24日

    トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を12月1日(土)に、東京・明治神宮外苑(東京都新宿区)で開催する。

    トヨタの文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の継承・発展とクルマファンの交流を目的に、2007年より東京地区でクラシックカーイベントを開催しており、今年で6回目となる。

    今回はトヨタ自動車創立75周年を記念し、トヨタが初めて量産した「トヨダAA型乗用車」を中心に、1937年前後の日本の自動車産業を「トヨダAA型誕生ものがたり」としてテーマ展示する。また、トヨタの主要車種約700台を俯瞰できる「車両系統図」等を紹介する「トヨタ自動車75年史」コーナーも特設する。
    人気の記念乗車撮影では、「トヨタ スポーツ800」「デロリアン」に座って撮影することもできる。

    なお、開催概要は、以下のとおり。

(1)日     時 : 2012年12月1日(土) 10 : 00~15 : 30(入場無料)
        <雨天決行 : 但し、諸事情によりプログラムが変更となる場合あり>
(2)会     場 : 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前 (東京都新宿区霞ヶ丘町1-1)
(3)内     容 :
①オープニングセレモニー (10 : 00~10 : 20)
②クラシックカーパレード&展示 (一般参加車両約100台)
    ◇クラシックカーパレード (10 :2 0~12 : 00頃)
        都内約11キロのコース : 絵画館前 ~ 青山通り ~ 内堀通り ~ 祝田橋 ~ 二重橋前 ~ 銀座中央通り ~ 和光前
        ~ 祝田橋 ~ 三宅坂 ~ 青山通り ~ 青山一丁目 ~ 権田原 ~ 絵画館前
        * クラウンRS21型 (1960年) が先導車として走行
    ◇クラシックカー展示 (11 : 00頃~15 : 30) : パレードから帰ってきた一般参加車両
    ◇オーナーインタビュー (12 : 45~13 : 15)(14 : 15~14 : 45) : オーナー (各5名) へインタビュー
        * 1回目はトヨタ車オーナーへのインタビュー
    ◇クラシックカー人気投票 : 先着500名様にトヨタ75周年特製ピンバッジを進呈
③トヨタ自動車創立75周年記念 展示
    ◇「トヨダAA型誕生ものがたり」展示 (10 : 00~15 : 30) &走行披露 (13 : 30~14 : 00) (別添参照)
    ◇「トヨタ自動車75年史」コーナー (10 : 00~15 : 30)
④その他
    ◇記念乗車撮影コーナー (別添参照)
    ◇交通安全啓発活動 (10 : 00~15 : 00) (反射材やシートベルトの効果体験 他) *協力 : 四谷警察署 他
    ◇「東日本大震災」支援ブース (10 : 00~15 : 00) *ココロハコブプロジェクトの一環として実施
        募金 : 先着500名様にトヨタ博物館特製ピンバッジを進呈
    ◇ミュージアムショップ (10 : 00~15 : 00)

パレード先導車

トヨペット クラウン RS21型
(1960・日本)
1955年に発売された初代クラウンのマイナーチェンジで、外観がよりシャープになった。リアスタイルは当時アメリカで流行したテールフィンのスタイルが取り入れられている。室内でも計器盤が変更され、エンジン出力も当初の48馬力から62馬力に向上した。このRS21型はデラックス版で高級感あるグリルとサイドモールが採用されている。

トヨタ自動車創立75周年記念    「トヨダAA型誕生ものがたり」展示車両

車両名 (年式・国名)
特         徴
トヨダAA型乗用車(レプリカ)
(1936・日本)
                    * 走行披露&展示
トヨタが初めて量産した乗用車として誕生。当時流行の流線型スタイルをいち早く採り入れ、理想的な前輪荷重やすぐれた乗り心地を実現したことはきわめて先進的であった。また、生産合理化を進め、自社の技術開発に努めて完成させたことは、当時の日本の自動車産業にも大きな自信を植え付けることになった。
トヨダG1型トラック (レプリカ)
(1935・日本)
                    * 走行披露&展示
トヨタ初のトラック。1935年にA1型乗用車の試作車第1号を完成させたが、国策によりトラックの開発を優先したもの。379台生産され、翌年にトヨダAA型乗用車と同時に改良型のGA型トラックを発表した。
シボレー マスターシリーズ DA
(1934・米)
                    * 走行披露&展示
最新型のV型ラジエーターグリルを採用。クロームメッキを多用して豪華さをみせ、低められたボディはいち早く流線型をイメージしているほか、構造的には失敗作に終わったが前輪独立懸架を備えた画期的なモデルであった。トヨダAA型はこのエンジンを参考にした。
デ ソート エアフローシリーズSE
(1934・米)
                    * 走行披露&展示
エンジンを前車軸の真上に置いて重量配分を変えたことで拡大した乗り心地のいい室内、現代のモノコックに近いボディ構造など、あらゆる点で画期的だった。流線型のスタイルが進歩的すぎたため失敗に終わったが、このデ ソートのシャシーやボディ構造がトヨダAA型の開発に与えた影響は大きかった。
ダットサン 16型 セダン
(1937・日本)
                    * 展示
ダットサンは1932年に誕生してから50年以上日産の一ブランドとして親しまれていた。1932年に登場した“ダットサン”という名前の小型車は、1932年にはわずか150台だった生産が、ピーク時の1937年には8,000台を超え、戦時下で生産自粛となるまでにトラックと合わせて36,000台余りが生産されてベストセラーとなった。
プジョー 402
(1938・仏)
                    * 走行披露&展示
戦前のフランスの高級実用車。生産車に大胆な流線型を採用した初のヨーロッパ車。湾曲した大きなフロントグリルの中にヘッドランプをしまい込んだデザインで、曲線を描くバンパーなどがエレガントさを醸し出している。実用面ではサイドステップが無いため、ボディ幅を広げて室内を広くしたことが特徴。

記念撮影車両

トヨタ スポーツ800
(1965・日本)
トヨタスポーツ800は、1962年のモーターショーで発表されたプロトタイプであるパブリカスポーツを発展させ、1965年4月に登場。空気力学を重視した機能的なスタイルに、パブリカのコンポーネンツを用いてコストダウンを考えた大衆のためのスポーツカーであった。
デロリアン DMC-12
(1982・米)
元GM副社長のジョン・デロリアンが企画。足回りの設計はロータス、スタイリングはイタル・デザインが担当し、エンジンはルノー/プジョー/ボルボ共同開発のV6エンジンを搭載。ボディ表面はステンレス・スチールパネル。映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 でタイムマシンとして登場し、一躍有名になった。1980年から約8,500台生産された。

<雨天の場合は一部車両が展示されない場合があります>

<関連コンテンツ>
トヨタ博物館
トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑
<過去のニュース>
2011年10月24日 「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を開催



トヨタ自動車株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#トヨタ自動車
#自動車メーカ
#イベント