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和歌山製作所が本格稼働を開始【NTN】
2023年10月18日
和歌山製作所が本格稼働を開始
・EV向け商品など高付加価値商品の生産に対応
・NTNのスマートファクトリの実践工場として、生産効率の向上に注力
NTN株式会社(以下、NTN)が、ベアリングの新たな生産拠点として和歌山県橋本市に設立した和歌山製作所*が本格的に稼働を開始しました。今後は、国内におけるボールベアリングの主力工場のひとつとして、高付加価値商品の生産を通じて需要の増加が見込まれるEV(電気自動車)に対応するとともに、供給力の強化による補修事業の販売拡大に取り組んでまいります。
10月12日に開催した落成式には、和歌山県の下宏副知事、橋本市の平木哲朗市長をはじめ、地元の関係者の皆さまにご出席いただき、テープカットを行いました。下副知事からは、「従業員の(橋本市などへの)移住や関連企業の誘致による地域への経済効果に期待しています。」とのお言葉をいただきました。また、当社執行役社長の鵜飼英一は「世界中のNTNグループの生産拠点の模範として、当社の未来、そして和歌山県や橋本市への地域貢献につながる工場にしていきます。」と意気込みを語りました。
和歌山製作所は、NTNが目指すスマートファクトリのコンセプトを基に「NTN STAR WORKS WAKAYAMA」と愛称を付けており、今後はスマートファクトリの実践工場として、「整流化」「自動化・自律化」「ハイレスポンス」の実現を目指してまいります。現在は、在庫など各種データの「見える化」や無人搬送車などによる工程間搬送の自動化、自動倉庫からの出庫データを用いた生産計画の自動生成など省人化や自動化により、生産効率の向上に取り組んでいます。
さらに、環境にも優しい工場としてCO2フリー電力を100%採用するほか、電熱式熱処理の採用、敷地内に設置した「N3エヌキューブ」や「NTNグリーンパワーステーション」による太陽光パネルや風車から発電した再生可能エネルギーの活用など、積極的にCO2削減の取り組みも進めています。
NTNは、和歌山製作所の稼働を通じて、お客さまへタイムリーに高品質な商品を提供し、NTNブランドの向上を図ることでさらなる成長につなげるとともに、環境保護や地域の発展にも貢献してまいります。
* 2018年3月23日プレスリリース:
和歌山県にラジアル軸受の生産を行う「(仮称)和歌山製作所」を新設
https://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news201800018.html
落成式で行われたテープカット (左から2番目より)橋本市 平木哲朗市長、和歌山県 下宏副知事、NTN執行役社長 鵜飼英一 |
工程間は無人搬送車で製品を自動搬送 |
愛称「NTN STAR WORKS WAKAYAMA」に込めた想い
和歌山製作所の愛称「NTN STAR WORKS WAKAYAMA」の「STAR」には、NTNが目指すスマートファクトリの下記コンセプトが込められています。
「NTN STAR WORKS WAKAYAMA」ロゴ |
「ST」 | 「Streamlining:整流化」 モノの流れを見直して自社工場だけではなくサプライチェーン全体の整流化を目指します。 |
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「A」 | 「Autonomous:自動化・自律化」 人による作業の自動化・自律化により、生産効率化とコスト低減を図ります。 |
「R」 | 「High Response」 変化の激しい市場環境に素早く対応します。 また「STAR」という言葉には、事業分野における頂点(スター)を目指すという思いも込めています。 |
和歌山製作所 概要
名称 | NTN株式会社 産業機械事業本部 和歌山製作所 |
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愛称 | NTN STAR WORKS WAKAYAMA |
竣工 | 2019年10月 |
所在地 | 和歌山県橋本市 |
敷地面積 | 約109,100m2 |
延床面積 | 約60,100m2 |
従業員数 | 383人(2023年10月時点) ※河内長野市の拠点勤務者(209名)含む |
事業内容 | ベアリング(軸受)、ベアリングユニットの製造 |
和歌山製作所 外観 |
お問い合わせ先
NTN㈱
広報・IR部
TEL : 06-6449-3579 FAX : 06-6443-3226
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