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非接触三次元で振動検出 レーザドップラ振動計用 三次元光学ユニットLV-3800【小野測器】
2012年10月17日
㈱小野測器(社長 小野雅道)は、レーザドップラ振動計用、三次元光学ユニットLV-3800を10月17日より受注開始しますので、下記の通りお知らせ致します。
1. 概要
三次元光学ユニットLV-3800は、レーザドップラ振動計用の3軸検出用の光学ユニットです。接触式センサの使用が困難な質量負荷の影響を受ける構造物、超音波振動体や圧電素子などの3軸方向に発生する振動を3軸のレーザ光により検出可能にします。 振動周波数の解析範囲は最大100kHzで、対象の3軸方向に発生する振動の速度、加速度、変位の観測と各種の周波数解析が可能です。
初年度販売予定 : 10台
販売価格 :
LV-3800 三次元光学ユニット ¥1,500,000(税込 ¥1,575,000)※
※ 光学ユニットのみ、レーザドップラ振動計、ベクトル演算等のデータ処理部を含みません。
2. 製品の特長
① レーザ光の高い空間分解能で3軸方向の振動の検出
スポット径約30μmのレーザ光で3軸方向の振動検出が可能です。
小型カンチレバーなど質量の影響を受ける対象物も、高空間分解能で振動計測が可能です。
② レーザ光と同軸で検出部位の観察と画像記録が可能
レーザドップラ振動計LV-1800にLV-0181位置決め用内蔵カメラ(オプション)を装着する事で、正確な位置決めとレーザ光と同軸の観察・画像記録が可能です。
③ 左右、倒立使用も可能
三次元光学ユニットは、上下、左右へレーザ照射角度を変える事が可能です。対象を下面から計測する場合、倒立設置で下方からレーザ照射を行うこともできます。
3. 主なユーザー、これから利用が期待できる分野
電子デバイスメーカ
MEMS、圧電素子、モータ、セラミックコンデンサの計測評価
家電メーカ
製品一般の振動計測。構成部品、機構の振動解析。
HDD構成部品(スライダー、ヘッド、VCM)の挙動評価。
4. 主な仕様
<検出器>
対応レーザドップラ振動計 : LV-1800 / LV-1710 / LV-1720 / LV-1720A(各㈱小野測器製)
<検出光学系>
検出器マウント : M22×0.5 長さ4
測定距離 : 165mm(固定)
レーザスポット径 : 約30μm
<対象観察装置>
CMOSカメラ : VGA(640×480)USB2.0 出力※
※LV-1800 に位置決め用内蔵カメラLV-0181 装着時
<レーザ製品の放射安全基準>
レーザ安全クラス : クラス3R
<三次元光学系(LV-0383)>
挟み角 : 17°
挟み角調整 : ±1°
倒れ角調整 : ±1°
<一般使用>
質量 : 15.5kg
基台 :
アルミ(着磁用スチールプレート装着)
サイズ 310mm × 300mm
小野測器では、充実のサポート体制で製品のバックアップをいたします。
また、お客様のご要望に応じたシステム提案、アプリケーションの開発も行います。
㈱小野測器 http://www.onosokki.co.jp/ お客様相談室 : 0120-388841
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