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Audi Q8をアップグレード: 印象的なデザインと新しいライティングテクノロジーを採用
2023年9月7日
Audi Q8をアップグレード: 印象的なデザインと新しいライティングテクノロジーを採用
> 印象的なエクステリアデザインにより、アウディフラッグシップSUVとしての存在感をアップ
> デジタルによる、ヘッドライトとリヤライトのパーソナライゼーション
> 新しいエクステリアカラー、ホイール、装飾インレイにより、ダイナミックでエレガントな外観を強調
(ドイツ本国発表資料)2023年9月5日、インゴルシュタット:Qファミリーのフラッグシップモデル、Audi Q8がアップグレード。今回のアップデートでは、デザインがさらに洗練され、テクノロジーがアップグレードされました。このニューモデルは、新しいフロント・リヤの両エプロン装着により、クーペSUVの力強いキャラクターをさらに強調しています。またスポーティな外観を求めるお客様には、オプションでS lineエクステリアパッケージが用意されています。アウディは今回初めて、 Audi Q8にHDマトリクスLEDヘッドライトを装備します。このヘッドライトには追加のハイビーム機能として、レーザーライトが採用されています。また、デジタル デイタイムランニングライトにより、ユーザーがライトシグネチャーを選択することが可能です。さらに、OLED(有機EL)リヤライトは、4種類のライトデザインを選択可能です。新しいホイール、カラー、装飾インレイ、コントラストステッチが施されたシートは、Audi Q8が、Qシリーズのトップエンドモデルであることを強調しています。
アップデートにより、さらに印象を高めたエクステリアデザイン
表情豊かなデザインを備えたAudi Q8は、アウディによるスポーティでエレガントなクーペSUVです。新しいQ8は、より引き締まったフォルム、クリアでありながらもボリューム感溢れるボディパネルにより、非常にダイナミックな印象を与えます。短いオーバーハングと長いホイールベースにより、スポーティでエレガントなプロポーションを実現し、特徴的なエクステリアカラーとホイールがアクセントとなっています。
八角形の力強いアウディ シングルフレームグリルには、印象的なインレイが施されています。これらのインレイは、標準バージョンでは縦に配置されていますが、S lineエクステリアパッケージおよびSQ8 TFSIでは、L字型にデザインされています。これにより、Audi Q8がアウディのトップSUVモデルに君臨し、Aシリーズとは明確に区別されていることが一目でわかります。Q8の自信に満ちたエクステリアは、ボディ構造に統合された新しい大型エアインテークによってさらに強調されています。
アウディは、装飾的な要素を体系的に削ぎ落とし、より純粋なデザインを実現しました。S lineエクステリアパッケージ、Sモデルを一目で区別できるよう、ベースモデルのアンダーライドガード、ドアアタッチメントトリム、ディフューザーにはコントラストカラーを採用し、オフロードモデルとしての力強い外観を強調しています。
全てのAudi Q8には、プレミアムな品質をもつ魅力的なテールパイプを備えたエキゾーストシステムが新たに追加されています。SQ8 TFSIとの関連性がさらに高められたS lineエクステリアパッケージは、フロントバンパーのサイドエアインテークが明確なアクセントとなっています。
シングルフレームは、その独自のカラースキームが印象的です。オプションのブラックおよびブラックプラス オプティクス パッケージを選択すると、シングルフレーム、サイドウィンドウトリム、フロント およびリヤバンパーの周囲に印象的なアクセントが追加されます。さらに、シングルフレームは、ハイグロスブラック仕上げとなります。
HDマトリクスLEDテクノロジーに加えてレーザーライトを備えた革新的なヘッドライトと、フロントエンド上部に水平に配置されたデジタル デイタイムランニングライトは、さらにAudi Q8を自信に満ちた表情にしています。このヘッドライトは、Q8に初めて採用されたデジタルOLEDリヤライトと合わせて、プレミアムクラスとしての個性をさらに鮮明に打ち出しています。リヤにはブラックのハイグロストリムと一体化されたアウディリングを備えたLEDライトストリップが、デジタルOLEDリヤライトと組み合わされ、車両の全幅にわたって配置されています。
Audi Q8は、アウディの新しいモダンなコーポレートアイデンティティを採用しています。例えば、Q8 e-troで初登場の新しい2次元リングです。より高い精度を特徴とするこのリングは、これまで以上にクリアな印象を与えます。新しいフォーリングスは、クロームの代わりに、コントラストカラーのホワイトとブラックが採用されています。オプションパッケージの一部では、リングのホワイト部分を、ハイグロスブラックのように見えるダークグレーに置き換えることも可能です。Q8では、Bピラーにもモデル名、バージョン等を示すエンブレムが装着されます。
新たなレベルのパーソナライゼーション:ヘッドライトとリヤライト
Audi Q8には高輝度LEDヘッドライトが標準装備され、路面を明るく照らします。マトリクスLEDヘッドライトもオプション設定されています。さらに、アウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトも用意されています。このヘッドライトは、それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたブルーのアンビエントライトにより識別できます。70km/h以上の速度で作動するレーザーライトにより、ハイビームの照射範囲が大幅に増加します。この最上位ヘッドライトには、デジタル デイタイムランニングライト シグネチャーが新たに追加されました。この機能は、MMIを介してユーザーが4種類のライトシグネチャーの中から一つを選択することで、ユーザーの個性を反映した特徴的なエクステリアを創出することができます。また、ヘッドライトの機能を拡げるだけではなく、そのデザインも斬新です。高い位置に設置されたデイタイムランニングライトにより、Q8の幅の広さが視覚的に強調され、ヘッドライトとシングルフレーム間に、流れるような一体感が創出されています。今回初めて、Q8には高度にデジタル化されたOLEDリヤライトがオプション設定されています。このリヤライトは、ヘッドライトと連動して4種類のデジタル ライトシグネチャーを選択することができます。
Audi A8およびQ5と同様に、Q8のデジタルOLEDリヤライトには、アシスタンスシステムと連携して作動する近接表示機能が組み込まれています。後方から近づいてくる車両が、停止しているQ8の2メートル以内に近づくと、コントロールユニットがすべてのデジタルOLEDセグメントを点灯させます。追加機能として、ダイナミックターンシグナルや、様々なカミングホーム/リービングホームのシーケンスも含まれています。
デカール、カラー、ホイール:ドライバーのあらゆる好みを反映する装備
最新の製品アップデートにより、Audi Q8の装備は、さらに充実したものとなっています。ベースモデルのシートトリムのステッチには、コントラストカラーのグレーが採用されています。また、9種類の装飾インレイから選択することが可能です。装備ラインナップに追加可能なオプションは次のとおりです。標準モデルにはファイングレインアッシュ ナチュラルシルバーが設定され、S lineスポーツパッケージを採用したAudi Q8およびSQ8 TFSIには、カーボンツイルマットおよびアルミニウムライナーシルバーグレーがオプション設定されています。Q8の個性をさらに強調するために、3種類の新しい仕上げが用意されています。Audi Sport GmbHは、すべてメタリック仕上げのサクヒールゴールド、アスカリブルー、チリレッドを提供しています。お客様は、様々な仕上げに加えて、新しい追加装備を選択することもできます。ホイールにはライバルに対して明確なアドバンテージを提供するため、21インチから23インチまで、5種類の新しいホイールデザインが用意されています。
アップデートの一環として、アウディはアプリの範囲も拡大しています。今回初めて、お客様はサードパーティ製の人気アプリ(SpotifyやAmazon musicなど)を利用できるようになります。定期的なソフ トウェア アップデートと継続的に拡大するアプリの種類により、インフォテインメント システムはさらにパーソナライズすることが可能になっています。第3世代モジュラー インフォテインメントツールキット(MIB3)は、市場独自のappストアを利用できるように機能が拡張されます。ドライバーアシスタンスシステムに関しては、特に車両周囲の状況を表示する機能が大幅に充実しました。アウディバーチャルコックピットは、車線変更警告、他の道路ユーザー(トラック、乗用車、モーターサイクル)との距離警告、交差点アシスト、信号機情報を、フルHD品質でオンライン表示します。appストアと新しい周囲表示に加えて、標準装備の範囲も拡大されます。新しいQ8では、従来の装備に加えて、20インチ アルミホイール、リヤビューカメラ、パーク&ハイビームアシスト、コンビニエンスキーなどが標準装備となります。
あらゆる状況で最適な走行性能:アウディDNAを継承したサスペンション
すべてのアウディには、アウディ特有のDNAが受け継がれており、独自のドライビング特性を生み出しており、それはAudi Q8にも当てはまります。Q8のハンドリングは、5つの特性によって定義されます。具体的には、優れたバランス、しっかりとした手ごたえ、コントロール性、正確性、そして軽快な操舵力の実現です。サスペンション、ステアリング、駆動装置、ブレーキ、制御システムはすべて、信頼性が高く安全でダイナミック、かつ快適な走行体験を生み出す上で重要な役割を果たしています。標準仕様でも、バランスの取れたスチール製コイルスプリング サスペンションとダンパーコントロールを装備して、アウディらしい一貫した走行体験を実現しています。
オプションとして、連続可変アダプティブダンピングシステムを備えた電子制御式エアサスペンション(アダプティブエアサスペンションまたはSQ8 TFSIに標準装備されるアダプティブエアサスペンションスポーツ)を選択することが可能です。さらに、オプションのオールホイールステアリング(SQ8 TFSIに標準装備)により、安全性と快適性が向上します。このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆位相に最大5°ステアリングをきり。これにより、回転半径が最大1メートル減少し、狭い道での取り回し性が向上します。その一方で、高速走行時には、後輪が前輪と同位相にきるために、快適性と車線変更時の安定性が向上します。
Audi Q8は、駐車場や自宅のガレージ等、日常的な場面における操作性を向上させ、ステアリングシステムを最適化してさらに扱いやすくしました。
あらゆる状況に適した選択肢を用意:パワートレイン
エンジンラインナップは、45 TDI quattro(複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:232~210g/km)から始まります。この3リッター ディーゼルエンジンは、最高出力231PS、最大トルクは500Nm/1,500~3,000rpmを発生します。Audi Q8 45 TDI(複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:232~210g/km)は、0~100km/hを7.1秒で加速、最高速度は226km/hです。このエンジンに続くのが、50 TDI quattro複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:232~210g/km)です。さらにパワフルなこのバージョンは、最高出力286PS、最大トルク600Nmを発生します。このフルサイズSUVは、0~100km/hを6.1秒で加速、最高速度は241km/hに達します。
Audi Q8 55 TFSI(複合モードにおける燃料消費量:12.8~12.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:291~272g/km)は、最高出力340PSを発生する3リッター直噴 6気筒ガソリンエンジンを搭載しています。最大トルク500Nmは、1,370~4,500rpmの幅広い回転域で発生します。このターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載するAudi Q8は、0~100km/hを5.6秒で加速、最高速度は250km/hに電子的に制限されます。
Audi Q8に搭載されるすべてのV6エンジンは、8速ティプトロニック、quattroフルタイム4輪駆動、マイルドハイブリッドシステムと組み合わされています。マイルドハイブリッドシステムは、100km走行あたり最大0.5リットルの燃料を節約します。その主要コンポーネントは、リチウムイオンバッテリーと48V主電源システムに電力を供給するベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)です。減速時、BASは最大8kWのエネルギーを回生し、バッテリーに供給します。Q8は、55~160km/hの範囲で走行中にドライバーがアクセルから足を離したとき、エンジンを休止して最長40秒間コースティング(惰性走行)します。ブレーキをかけると、BASはこの6気筒エンジンを素早く再始動します。アイドリングストップ機能は22km/h以下で作動します。
優れたパフォーマンス:Audi SQ8は V8 TFSI ガソリンエンジンを搭載
新しいAudi SQ8 TFSIは、スポーティなキャラクターをさらに強化しています。その特徴は、フロントエプロンに装着された新しいデザインのスポイラー、スポーティな外観のフロントアンダーライドガード、印象的なリヤディフューザーなどです。シングルフレームには、スポーティな配色のL型のインレイが縦に配置され、存在感が際立っています。より大きなエアインテークは、表面全体がハニカムグリルになっています。
さらに、ドアミラーハウジング、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークのエッジは、スポーティなアルミニウム ルックとなっています。
サイドスカートのインレイにも、同じ配色を採用しています。SQ8 TFSIでは、ブラックおよびブラックプラス オプティクスパッケージも選択できます。
製品アップグレードの一環として、Audi SQ8 TFSI(複合モードにおける燃料消費量:12.8~12.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:291~272g/km)は、最高出力507PS、最大トルク770Nmを発生する4.0 TFSIが搭載され、素早いシフトを特徴とする8速ティプトロニックとquattroフルタイム4輪駆動システムが組み合わされています。このエンジンを搭載したSQ8 TFSI(複合モードにおける燃料消費量:12.8~12.0ℓ/100km、複合モードにおけるCO2排出量:291~272g/km)は、0~100km/hをわずか4.1秒で加速、最高速度は250km/hで電子的に制限されます。1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序を備えた4.0 TFSIは、独特のスポーティで重厚なサウンドを奏でます。低中負荷状態および一定の加速条件(160~250Nmおよび最大トルク要件145Nm/950~2,500rpm)では、上位ギア選択時にシリンダーオンデマンドシステムが、燃料噴射および点火を停止し、吸気バルブと排気バルブを閉じることによって、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させます。この切り替えプロセスにかかる時間はわずか数ミリ秒で、ドライバーが気付くことはほとんどありません。4気筒モードでは、アクティブなシリンダー内の動作ポイントは高負荷にシフトし、熱効率が向上します。その一方で、休止したシリンダーは、ほとんどパワーの損失を発生することなく、ガススプリングのように作動を続けます。 ドライバーがアクセルペダルを踏むと、休止していたシリンダーが直ちに再スタートします。スポーティなサウンドを実現するために、各テールパイプには排気フラップが設置され、負荷と回転数に応じて サウンドを変化させます。
理想的な走行体験を実現するには、最高のエンジンだけでなく、優れたサスペンションコンポーネントも必要です。オプションのアドバンストサスペンションパッケージには、スポーツディファレンシャルも装備されます。高速コーナリング時には、2つの多板クラッチにより後輪左右のトルクを調整して、グリップの高いコーナー外側のホイールに、より多くのトルクを配分します。トルクベクタリングとして知られるこのシステムにより、ハンドリングがさらに正確になります。コーナリングや加速時には、アンダーステアの兆候を軽減します。このパッケージに装備される2番目のコンポーネントは、エレクトロメカニカル アクティブロールスタビリゼーション(eAWS)です。このシステムには、前後のアクスルに接続されたスタビライザーに電気モーターが搭載され、スタビライザーが左右独立して機能します。直進走行時には、それらが作動することにより、凹凸のある道路でのボディの動きを減少させます。一方、スポーツ走行時には、左右のスタビライザーを電気モーターの力によって反対方向に回転することによって、一つのユニットとして機能します。これにより、コーナリング時にロール角が大幅に減少し、ハンドリングがさらに正確なものになります。eAWSは48Vのスーパーキャパシタから電力を供給します。極めて短時間に大電流を吸収およびリリースできるこの小型軽量のエネルギー貯蔵ユニットは、2つの電気モーターにそれぞれ最大1.5kWの電力を供給します。
Audi SQ8 TFSIは、21インチホイールと285/45タイヤを標準装備。また、アウディおよびAudi Sportでは、21インチおよび22インチ ホイールに加えて、より多くのお客様のニーズに応えるため、クルマのスポーティな外観に合わせて特別にデザインされた、SQ8 TFSI専用の新しい23インチ アロイホイールもオプションで提供します。
フロントブレーキディスクの直径は400mm、リヤブレーキディスクの直径は350mmです。フロントのブラックのブレーキキャリパーにはSロゴがついています。オプションでレッドも選択可能です。
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。
※内容は予告なく変更されることがあります。
※日本市場向けモデルの仕様・価格・発売時期は未定です。
**記載されている電力消費量と排出量の値は、法律で定められた方法に従って測定されています。2022年1月1日から、従来のNEDCに代わり、WLTPテストサイクルが全面的に採用されました。そのため、この日以降、新しいタイプの承認を受けた車両のNEDC値は測定されていません。
これらの数値は特定の車両に言及するものではなく、製品の一部を構成するものではありません。これらの数値は、様々な車両タイプの比較を可能にする目的でのみ提供されています。追加装備やアクセサリー(アドオンパーツ、異なるタイヤなど)によって、重量、転がり抵抗、エアロダイナミクスなどの関連する車両パラメーターが変更される可能性があり、天候や交通状況、個々の運転スタイルにより、燃料消費量、電力消費量、CO2排出量、車両のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
WLTPテストサイクルでは、より現実的なテスト条件により、多くのケースで、電力消費量とCO2排出量の値は、NEDCに従って測定された値よりも正確なものとなります。この結果を受けて、2018年9月1日以降、車両税に対応する変更が行われる可能性があります。WLTPとNEDCの違いに関する追加情報は、www.audi.de/wltpから入手できます。新型乗用車の公式燃料消費量および具体的なCO2排出量の詳細につきましては、「Guide on the fuel economy, CO2 emissions and power consumption of all new passenger car models」(すべての新型乗用車の燃費、CO2排出量および電力消費量に関するガイド)を参照してください。このガイドブックは、すべてのアウディディーラーおよびDAT Deutsche Automobil Treuhand GmbH、Helmuth-Hirth-Str.1、73760 Ostfildern-Scha 202304_Release Template rnhausen、Germany(www.dat.de)から無料で入手することができます。
参考リンク
> ドイツ本国発表資料 – Expressive design and new lighting technology – the upgraded Audi Q8
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