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普通騒音計「NL-43」と精密騒音計「NL-53」「NL-63」の3機種を同時発売 【リオン】
2023年6月1日
~通信機器との接続を強化して遠隔地の騒音モニタリングが可能に~
普通騒音計「NL-43」と精密騒音計「NL-53」「NL-63」の3機種を同時発売
リオンは、新たにLAN端子やUSB Type-C端子を搭載することで、使いやすさを向上させた普通騒音計「NL-43」と精密騒音計「NL-53」、精密騒音計(低周波音測定機能付き)「NL-63」を本日発売しました。最大4種類の測定条件を設定し、それらを同時測定できるため、産業分野や生活環境における騒音測定の時間短縮を実現します。
騒音計は、計量法で定められた特定計量器で、普通騒音計と精密騒音計の2種類があります。工場、建設作業、交通などの環境騒音をはじめ、作業環境、メーカーが製造する製品の性能試験や品質検査など、様々な場所で活躍しています。
今回、開発した騒音計は、LAN端子の搭載により通信機器との接続を強化したことで、騒音測定業務の可能性を広げました。また、USB Type-C端子の搭載によりモバイルバッテリーから給電が可能となったため、コンセント(または商用電源)がない場所でも長時間の測定ができます。さらに、オプションのプログラムをインストールすることで、測定の機能が追加できるなど、現場での使いやすさを徹底的に追求しています。
普通騒音計「NL-43」と精密騒音計「NL-53」「NL-63」の主な特長
1)LAN端子の搭載
ウェブブラウザを介して遠隔地の騒音をモニタリングすることや、工場内の設備機械や敷地境界の騒音をオフィスで監視することが容易になりました。現地に出向いて確認する回数を減らことができるほか、モバイルルーターを使用することで無線化も可能です。
2)USB Type-C端子の搭載
USB Type-Cケーブル対応の市販のモバイルバッテリーによる給電が可能となったため、コンセント(または商用電源)がない場所でも長時間の測定ができます。また、パソコンと接続して、USBポートから給電できるほか、測定器との通信制御や測定データの回収などもUSB Type-Cケーブル1本で対応できます
3)最大4条件の異なる設定での同時測定
異なる4条件の周波数重み付け特性や時間重み付け特性を設定して、それぞれの測定を同時に行うことが可能です。異なる測定条件を設定して4回(もしくは異なる測定条件を設定した騒音計4台を使用して)測定する煩わしさが軽減され、測定時間を短縮できます。
環境モニタリングの事例
世界中のどこからでもアクセスすることができるため、オフィスにいながら遠隔地の騒音モニタリングが可能です。
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