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【 新製品 】多彩なオプションをラインアップ! 新型マグネットグリッパー SGM-HPm【シュマルツ】
2022年7月10日
【 新製品 】多彩なオプションをラインアップ! 新型マグネットグリッパー SGM-HPm
薄い鋼板にも高い保持力を発揮する新型マグネットグリッパー 薄い成形済み部品の1枚取りを実現 |
シュマルツは、磁力で搬送物を保持するマグネットグリッパーシリーズに、多彩なオプションを用意し様々なプロセスに対応可能な新タイプ「SGM-HPm」をラインアップいたしました。
主な特長: ① ワーク接触面の磁界を最適化することにより、薄鋼板に対しても高い保持力を発揮 ②成形済み部品の投入・取り出し工程で対象物を1枚ずつ取り出すための2枚取り防止オプションをラインアップ、 2枚取りによる不良・ラインの停止を予防 ③ 吸着時にワークの有無を検知・出力可能なワーク検出センサを用意 ④ 圧縮エアのみで駆動するため、万が一停電した場合にもワークを継続して把持可能 |
自動車などで使用される金属部品は、複雑な形状であったり表面に穴が開いていることが多く、真空パッドを使用した吸着搬送が難しい場合があります。この課題を解決するため、シュマルツは永久磁石を内蔵し磁力でワークを把持・搬送するマグネットグリッパーをラインアップし、多くのユーザーに活用いただいております。 そしてこの度、お客様のアプリケーションに合わせて様々なオプションを選択・交換可能な新しいマグネットグリッパー SGM-HPmをリリースいたしました。 SGM-HPmは、圧縮エアの供給で駆動するマグネット式のグリッパーです。吸着面に取り付けるグリッピングエレメントにより、使用するアプリケーションに合わせてグリッパーをカスタマイズすることができます。 標準仕様として、吸着面に「保持力最大化」のグリッピングエレメントを追加し、従来品の約3倍の保持力を実現しました。薄鋼板に対しても高い保持力を発揮することができます。オプション仕様として「2枚取り防止」タイプもラインアップしており、成形済み部品の投入・取出プロセスにおいて対象物の1枚取りを実現し、ワークが重なった状態で供給されることによる不良やラインの停止を防止します。 さらに、吸着時にワークの有無や枚数などを検知・出力可能な「ワーク検出センサ」もラインアップし、搬送プロセスの精度や効率の向上に寄与します。 2023年7月12日より開催される「プレス・板金・フォーミング展 (MF-TOKYO) 2023」にて、ロボットでのデモンストレーション展示を行います。ぜひご来場ください。 >プレス・板金・フォーミング展 (MF-TOKYO) 2023 出展のお知らせ|ニュース |
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