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モダンラグジュアリーなパフォーマンスを定義するフラッグシップモデル 新型「RANGE ROVER SPORT SV」を新たに導入 初年度限定の特別仕様車「EDITION ONE」の詳細を発表

2023年6月1日

  

モダンラグジュアリーなパフォーマンスを定義するフラッグシップモデル
新型「RANGE ROVER SPORT SV」を新たに導入
初年度限定の特別仕様車「EDITION ONE」の詳細を発表

  

新型「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」

  

■Performance flagship: 新型「RANGE ROVER SPORT SV」は、スポーティングラグジュアリーと、パフォーマンスを向上させる革新的なテクノロジーを融合

■Perfect poise: 世界初の油圧連動式6Dダイナミクスエアサスペンション(ピッチ&ロールコントロール付き)を採用。急な加速、ブレーキング、コーナリング時でも、ほぼ水平な姿勢を維持

■Top performer: RANGE ROVERファミリー史上最もパワフルな最高出力635PSを誇る4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載。ダイナミクスを最適化した「SVモード」を選択すると、0-100km/h加速はわずか3.8秒(※1)で、最高速度は290km/h

■Lightweight focus: 世界初となる23インチのカーボンファイバーホイールをオプションで選択可能に。総重量76kgを軽量化(※1)し、バネ下重量を最小限に抑えることでハンドリング、加速、乗り心地を向上
■Stopping power: 軽量かつパワフルなブレンボ製カーボンセラミックブレーキ(オプション)をRANGE ROVERファミリー初採用。卓越したブレーキ性能を実現する専用の8ピストンSVキャリパーを装備

■Assertive design: 形状を見直したフロントエンドおよびボディサイド下部、カーボンファイバーボンネット、4本だしテールパイプフィニッシャーなど、エアフローを極限まで追求したエクステリアと、パフォーマンスを重視した独自のSVインテリア

■Calming comfort: ボディ&ソウルシート(BASS)をRANGE ROVERファミリー初採用。業界をリードする SUBPAC社 の最新の触覚オーディオ・テクノロジーを量産車として初めて導入し、至高のオーディオ体験とウェルネス効果を提供

■Height of exclusivity: 初年度は特別仕様車「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」のみの導入で招待を受けた限られたお客様のみに販売

  

2023年5月31日、英国ゲイドン発: ジャガー・ランドローバー(JLR)は、新たに導入する新型「RANGE ROVER SPORT SV」の詳細を発表しました。「RANGE ROVER SPORT」史上最もパワフルかつダイナミックなモデルで、最高のパフォーマンスとダイナミズム、比類なき走破性、洗練性、無駄を排したリダクティブ(還元的な)デザインを兼ね備えています。そして、このクラス(※4)で最も先進的なサスペンションシステムや、ウェルネス効果を備えた触覚オーディオシステムなど、数々のテクノロジーを搭載しています。

モダンラグジュアリーなパフォーマンスを体現した新型「RANGE ROVER SPORT SV」は、「RANGE ROVER SPORT」のラインアップの頂点に君臨し、スポーティなキャラクター、ダイナミックな能力、圧倒的な存在感を新たなレベルへと引き上げます。

エアフローを強化する独自のデザインを採用し、より力強い存在感と地に足のついた美しいスタイルを実現しました。また、軽量化を追求しテクニカル素材を取り入れることで、その類まれな能力をさらに進化させています。

パワートレインは、最高出力635PS、最大トルク750Nm(※2)を発生する専用の4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載します。これは、先代モデルの「RANGE ROVER SPORT SVR」の5.0リッターV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジンよりもそれぞれ、60PS、50Nm増となっています。また0-100km/h加速は3.8秒で、最高速度は290km/hに達し、CO2排出量も先代モデルより15%低減しています(※1)。

量産車としては初めて23インチのカーボンファイバーホイールとRANGE ROVERファミリー初となるカーボンセラミックブレーキをオプションとして用意し、さらにカーボンファイバーボンネットを含む空力コンポーネントを標準装備することにより、最大76kg(※1)の軽量化を実現し、卓越したパフォーマンスを支えます。

モダンラグジュアリーフィロソフィーを体現する新型「RANGE ROVER SPORT SV」の初年度生産分は、特別仕様車「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」として、招待を受け取った一部のお客様のみに販売します。最高レベルの機能、カラー、仕上げを組み合わせているほか、フロントスプリッター、センターコンソール、トレッドプレート、パドルランプに専用のブランディングを施しています。なお、「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」は、すでに世界中のお客様に割り当てられています。

RANGE ROVER担当マネージング・ディレクターである、ジェラルディン・インガムは次のように述べています。「新型『RANGE ROVER SPORT SV』は、先代モデルの『RANGE ROVER SPORT SVR』を超える大胆な進化を遂げているだけでなく、最も目の肥えたお客様に向けたパーソナライズされたアプローチにおいても、RANGE ROVERの哲学を体現しているのです。」

  

革新的なダイナミクス

新型「RANGE ROVER SPORT SV」に採用している世界初の6Dダイナミクスサスペンションシステムは、このクラス(※4)で最も洗練されたもので、油圧連動式ダンパー、高さ調整可能なエアスプリング、ピッチコントロールを組み合わせています。この革新的なセミアクティブシステムは、従来のアンチロールバーを不要とし、コーナリングや加速時にピッチおよびロールを大幅に低減させてボディを水平に近い状態に保ちます。そして、軽量化、グリップの向上、快適性、洗練性に大きく寄与します。

6Dダイナミクスサスペンションシステムは、選択したドライブモードに応じて、コアモデルの「RANGE ROVER SPORT」よりも10-25mm車高を低く設定し、先進のシャシーおよびサスペンションシステムとシームレスに連携して作動します。インテリジェントオールホイールドライブ、オールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング、コンフィギュラブルダイナミクス、アクティブロッキングリアディファレンシャルには「SV」独自のチューニングを施しました。なかでも新採用の「SVモード」は、スポーツカーを彷彿とさせるドライビングエクスペリエンスを提供します。

JLRのビークル・プログラム担当エグゼクティブ・ディレクターである、ニック・コリンズは次のように述べています。「新型『RANGE ROVER SPORT SV』は、最高のパフォーマンス、比類のない魅力、機能性、洗練性を巧みに融合させています。世界最高レベルの専門知識を誇る、当社のハイパフォーマンススペシャリストの実力を示しています。」

新型「RANGE ROVER SPORT SV」は、ジオメトリーと整合性を見直した新しいリア・サブフレームやサスペンションリンクなど、特別に開発したシャシーコンポーネントも備えています。新しい電子制御パワーアシストステアリングラックは、これまでのRANGE ROVERファミリーのなかで最もタイトなレシオで、俊敏性とステアリングフィールを向上させています。

RANGE ROVERファミリーとしては初めて、285mmのフロントタイヤと、フロントよりも20mm幅広い、305mmのリアタイヤを装着しています。ミシュランのパイロットスポーツオールシーズン4タイヤを標準装備し、グリップ、安定性、トラクションを強化するリア重視のダイナミックなセットアップを可能にしました。リアのロール剛性を高めることで、より素早いステアリングレスポンスが得られます。

これらのテクノロジーを組み合わせた結果、新型「RANGE ROVER SPORT SV」は、オールシーズンタイヤで、1.1Gを超える横加速度を生み出します。これは、サーキット走行に特化したスポーツカーに匹敵する数値で、先代モデルの「RANGE ROVER SPORT SVR」のサマータイヤ装着時と比較して、22%向上しています。

ダイナミックなオンロードパフォーマンスを強化するために、特別に開発したハイパフォーマンスブレーキシステムを採用しています。お客様は、標準装備の混合メタルデュアルキャストブレーキと、オプションのカーボンセラミックブレーキ(CCB)のどちらかを選択することができます。

初採用のCCBは、新型「RANGE ROVER SPORT SV」に標準装備の改良型デュアルキャスト鋳鉄製ブレーキディスクと比較して、高温に対する耐性があり、長寿命で、バネ下重量を合計34kg削減、究極のブレーキ性能を実現します。車両の各コーナーの重量を減らすことで、ステアリングレスポンス、加速、乗り心地がさらに向上します。

どちらのブレーキを選択した場合でも、専用のブレンボ製8ピストンOctymaフロントキャリパーとの組み合わせとなり、これはRANGE ROVERファミリーとしては最大サイズとなります。新型「RANGE ROVER SPORT SV」専用に開発し、徹底的に無駄を排したリダクティブなデザインにマッチするよう設計したキャリパーには、ブレーキ効率を最大限高めるために、独自のクロスシェイプピストン配列を採用しています。この専用キャリパーのカラーは、イエロー、レッド、カーボンブロンズ、ブラックから選択することができます。

さらなる軽量化を追求し、新型「RANGE ROVER SPORT SV」には、量産車としては初となる23インチ超軽量カーボンファイバーホイールをオプションとして用意しました。この革新的な5スプリットスポークホイールは、従来の23インチの鋳造アロイホイールと比較して、ホイール1本あたり約9kg(合計35.6kg)軽量で、パフォーマンス、ハンドリング、乗り心地を大幅に向上させます。このホイールは驚くほど軽量で、鋳造または鍛造アロイホイールと同様、最も厳格な耐久性および堅牢性基準に従って設計およびテストをしています。

ドライバーは、ステアリングホイールにある新しい「SVモード」ボタンを押すことで、新型「RANGE ROVER SPORT SV」のダイナミックなハードウェアのメリットを最大限に引き出すことができます。従来の「ダイナミックモード」を超える「SVモード」は、ステアリング、8速オートマチックギアボックス、スロットルレスポンス、エキゾーストノート、6Dダイナミクスサスペンションシステムを最適化し、車高をさらに15mm下げ、最もダイナミックで直感的なドライビングエクスペリエンスを提供します。「SVモード」では、サーキット走行に適したスタビリティコントロールプログラム「TracDSC」も作動し、ダイナミックバランスをより自由に楽しむことができます。

  

自信に満ちたデザイン

新型「RANGE ROVER SPORT SV」のハイパフォーマンスなエクステリアデザインは、エアフローを強化したフロントエンド、形状を見直したボディサイド下部、リアエンドのハイライトであるカーボンファイバーフィニッシャーを備えた4本だしテールパイプのアクティブエキゾーストシステムなどで構成しています。「RANGE ROVER」のレタリング、フロントバンパーブレード、グリルサラウンド、ボンネットベント、サイドベントにはカーボンファイバーを使用しており、さらにカーボンファイバーボンネット(※3)は、センターセクションを露出させるようにすることもできます。

JLRのチーフ・クリエイティブ・オフィサーである、プロフェッサー・ジェリー・マクガバンOBEは次のようにコメントしています。「新型『RANGE ROVER SPORT SV』のクリーンでリダクティブなデザインは、ドラマチックなプロポーションとスポーティな個性を増幅させます。」

コックピットのようなインテリアには、背面に専用のサテンカーボンファイバーを使ったヘッドレスト一体型SVパフォーマンスシートを採用しており、より立体的な造形のサイドボルスター、ライトアップされた「SV」ロゴを配したバックレストなどを装備しています。さらに、軽量で滑らかな手触りの3D Knit to formテキスタイルを使用した、新しいUltrafabrics™ PUインテリアも用意しています。世界初の半透明エッジリット付きギアシフトパドルを太くなったステアリングホイール後方に配置し、コンソールにはブラックセラミックのギアシフターがあり、クールな手触りです。

  

没入感を体験できる触覚サウンド

新型「RANGE ROVER SPORT SV」では、前席の乗員がサウンドを全身で感じることができ、ウェルネス効果を備えた多次元オーディオ体験を提供するボディ&ソウルシート(BASS)を導入しています。これにより、新型「RANGE ROVER SPORT SV」は、業界をリードするSUBPAC™の触覚オーディオシステム(世界のトップレコーディングアーティストや作曲家が使用するテクノロジー)を組み込んだ、世界初の量産車となります。

このBASSは、SUBPAC™のAI最適化ソフトウェアと前席乗員の背面にトランスデューサーを組み込んでおり、再生するメディアをリアルタイムで分析し、音源に忠実なオーディオ振動を生成して、極めて魅力的で没入感のある音響空間を作り出します。このシステムは、29のスピーカー、1430WのMERIDIAN™シグネチャーサウンドシステムと組み合わせて作動します。

BASSウェルネスプログラムは、没入感のあるオーディオサウンドだけでなく、心拍変動(HRV)、つまり各心拍間の時間の変動に影響を与えることで、前席乗員の精神的および生理的健康状態を向上させる効果があります。HRVが高い状態は、ストレスレベルが低く、リラックスしていることを示します。

コベントリー大学の国立交通デザインセンターとメディア&パフォーミングアーツ学部と協力して、特別に開発された6つのトラック(Poise, Soothe, Serene, Cool, Tonic and Glow)は、乗員のHRVに影響し、不安の軽減や認知反応の改善につながるという研究結果がでています。

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2023年5月31日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

※1 すべての軽量オプションを装着した場合、「RANGE ROVER SPORT P530」と比較
※2 ダイナミック・ローンチモード使用時のエンジン/MHEVの合計出力は800Nm。型式認証値は750Nm(欧州仕様値)
※3 グロスペイントのみ
※4 2023年5月31日時点における、同クラス内の競合モデルとの比較

以上

  

エディターズ・ノート

ランドローバーについて
ランドローバーは1948年以来、そのモデル・シリーズ全体にわたり、本格的な4×4を継続して製造しています。「DEFENDER」、「DISCOVERY」、「DISCOVERY SPORT」、「RANGE ROVER」、「RANGE ROVER SPORT」、「RANGE ROVER VELAR」、そして「RANGE ROVER EVOQUE」は、それぞれが世界のSUVカテゴリーを代表するモデルです。現在、これらのモデルの80%は輸出され、世界100か国以上で販売されています。

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