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LEXUSの次世代フラッグシップ、新型LSを発売【トヨタ自動車】
2012年10月11日
―熟成の極みと革新の融合を目指した“LEXUSの新たな頂点”―
LEXUSは、LS460、LS460LならびにLS600h、LS600hLをマイナーチェンジし、全国のレクサス店を通じて10月11日に発売した*1。
新型LSは、「熟成の極みと革新の融合」をキーワードとし、LSの潜在能力をすべて引き出すべく、大規模な変更を実施した。具体的には、「スピンドルグリル*2」などの次世代LEXUSデザインを導入するとともに、スポーティグレード“F SPORT”の追加や新生産技術を駆使したボディ剛性の向上によりエモーショナルな走りを実現。
さらに、世界トップレベルの衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムをはじめとする最先端の安全装備を採用するなど、LEXUSのフラッグシップにふさわしい進化を遂げている。
1.洗練された次世代LEXUSデザイン
▽エクステリアでは、「スピンドルグリル」の採用をはじめ、フロントフェイスを一新。リヤにもスピンドル形状
を取り入れるなど、LEXUSフラッグシップにふさわしい存在感と、個性を備えたスタイリングとしている。
・「スピンドルグリル」のほか、シームレスに発光するアローヘッド*3形状のクリアランスランプ、
L字型テールランプなど、次世代LEXUS共通のデザインテーマを採用
・世界最小径*4のLEDフォグランプをはじめ、外装の灯火類すべて*5にLEDを採用。
LEDランプならではの造形と光で華やかさを演出するとともに、省電力化による
燃費性能向上にも寄与
・外板色には、“F SPORT”専用色ホワイトノーヴァガラスフレークのほか、新色のソニック
シルバー、ファイアーアゲートマイカメタリックを含む全11色を設定
▽インテリアでは、インストルメントパネルを一新して水平基調とし、LS本来の品格とモダンなテイストが
共存するデザインとしたほか、操作系の配置を見直し、機能性を大幅に向上させている。
・運転席周辺をディスプレイゾーンとオペレーションゾーンを分離した構成とし、12.3インチワイド
ディスプレイやリモートタッチを採用するなど、操作性を向上させている
・匠の手技によって薄い板材を重ね合わせ、独自の模様を表現した縞杢(しまもく)ステアリングを
新設定したほか、精緻に作り込んだ本アルミのアナログクロック(GPS補正機能付)を新たに
採用するなど、素材の持ち味を活かした上質なインテリアデザイン
2.LSならではの性能を熟成させたエモーショナルな走り
▽エクステリアでは、「スピンドルグリル」の採用をはじめ、フロントフェイスを一新。リヤにもスピンドル形状
各部の補強によって走行性能を向上させたほか、テスト走行を重ねて乗り味を作りこんだ。
・「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」などの新たな生産技術の導入により、
ボディ剛性を強化するとともに、VGRS*6の改良により、操縦性・走行安定性を向上させている
・エアサスペンションの制御を大幅に改良し、4輪すべての動きを統合して制御することで、運転操作、
ボディの挙動、路面入力に反応し、上下方向の動き、ピッチ、ロールそれぞれの減衰効果を高め、
操縦性・走行安定性の向上とフラットな乗り心地を両立
・新たに“F SPORT”を設定。専用内外装デザインのほか、専用チューニングを施したトランスミッション・
サスペンションや、ブレンボ社製高性能ブレーキ、19インチ鍛造アルミホイールなどにより、LEXUS
独自の“F”の走りのテイストを存分に味わえる仕様としている
・LS 600h“F SPORT”にはアクティブスタビライザーを、LS460“F SPORT”にはトルセン®LSD*7を採用。
“F SPORT”独自の優れたハンドリング性能を実現
・意のままに車を走らせる楽しみを広げるため、ドライブモードセレクトを採用。ドライバーの嗜好や様々な
シーンに応じて、5つのモードが選択可能
3.先進技術を駆使した高い安全性能
▽先進安全装備を数多く採用し、高度な安全性を追及している。
・新開発の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムを採用。ミリ波レーダーとステレオカメラを
組み合わせ、自車と対象物の相対速度40km/h以下では自動ブレーキにより衝突回避を支援*8。
さらに近赤外線投光器により夜間でも歩行者の検知が可能
・ハイビーム照射時に、先行車のテールランプや対向車のヘッドランプをカメラで検知し、その部分を
自動的に遮光して対向車の眩惑を防ぐアダプティブハイビームシステム(AHS)を新採用。
ハイビームでの走行頻度を増やすことで夜間の視認性向上に寄与
・走行中、ドアミラーで確認しにくい後側方を走行する車両をミリ波レーダーで検知し、ドライバーに
注意喚起することで、車線変更時の安全運転を支援するブラインドスポットモニター(BSM)を採用
4.各種装備による快適性の向上
▽快適装備の積極的な採用により、LSのDNAとも言える優れた快適性・静粛性を追求している。
・乗降時、エンジン始動・停止時など、シチュエーションに応じてすべてのイルミネーションの点灯・消灯
タイミング、明るさ、動きをトータルコーディネイトするアドバンスドイルミネーションシステムを新たに採用
・最大13個のセンサーで各乗員の体温を検知し、オートエアコン、空調シート、ステアリングヒーターを綿密に
連携制御することで、乗員一人ひとりが車内で快適に過ごすことができるレクサス クライメイト
コンシェルジュを世界初採用*4
・吸音材の追加・材質変更や、ホイールに空洞部を設けてロードノイズを大幅に低減するノイズリダクション
アルミホイールの採用により、走行時の音圧レベルを低減させるなど、静粛性をさらに向上
・どの席においても同じ音色・サラウンド感を楽しめる“マークレビンソン*9”リファレンスサラウンドサウンド
システムや、ブルーレイディスク対応のリヤシートエンターテインメントシステムなど、充実したオーディオ
&ビジュアル機能を採用
5.自分だけのLSを作り出せる「L-Select」
▽「L-Select」を発展させ、LSに新たな世界観を付与している。
・シート、インストルメントパネル、天井、カーペットなど、様々な部位の素材・カラーを好みに応じて組み合わせ、
幅広いコーディネートが楽しめる内装カスタマイズプログラム「L-Select」をオプション設定*10。選びやすさ
にも配慮し、「Passionate Spirit」や「Japanese Modern」など、個性的な6つのテーマを新たに設定。
お客様の感性やライフスタイルに合わせた自分だけのLSを選ぶことが可能
*1 本革インストルメントパネル装着車及びL-Select装着車は11月19日発売予定
*2 ラジエーターグリル、ブレーキダクト、空力などの性能向上を造形に積極的に活かしたデザイン
*3 シャープなコーナー処理の内側に流麗なアール処理を組み合わせた、LEXUS独自のデザイン表現
*4 2012年9月末現在。トヨタ自動車(株)調べ
*5 寒冷地仕様に設定されるリヤフォグランプ(ハロゲン式)を除く
*6 VGRS:Variable Gear Ratio Steering (ギヤ比可変ステアリング)
*7 トルセン® LSD (Limited Slip Differential):路面状況に応じて左右に最適な駆動力を配分する
ディファレンシャルギヤトルセン®は(株)ジェイテクトの商標
*8 相対速度が40km/hを超える場合は衝突速度を減速して被害軽減を図る
*9 マークレビンソンはハーマンインターナショナルインダストリーズの商標
*10 LS600h“version C”、LS600h標準仕様、LS460“version C”、LS460標準仕様を除く
【販売概要】
1.販 売 店 : 全国のレクサス店
2.月販目標台数 : 300台
3.店頭発表会 : DEBUT SHOW 10月20日(土)~ 10月28日(日)
【メーカー希望小売価格】
以上
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