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物流領域の効率化とカーボンニュートラルの実現に向けて 矢崎エナジーシステムとNEC通信システムが協業

2023年5月19日

  

物流領域の効率化とカーボンニュートラルの実現に向けて
矢崎エナジーシステムとNEC通信システムが協業

  

 矢崎エナジーシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢﨑 航、以下矢崎エナジーシステム)と、日本電気通信システム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:源 和憲、以下NEC通信システム)は、2024年問題など、人手不足や働き方改革が業界課題とされる物流領域の効率化とカーボンニュートラルの実現に向けて、戦略的パートナーシップ契約を締結し、新たなソリューション開発やサービス提供に向け協業を開始したことを発表します。

  

背景

 国内のBtoC向けECの市場規模が拡大の一途にある中、小口配送需要が急増し、物流業界は2024年問題に代表されるように、人手不足や働き方改革といった課題を抱えており、物流の効率化は国家の最重要政策の1つに位置づけられています。

 もう一方で、グローバルでの課題としてカーボンニュートラルへの対応も関心が高まる中、国内におけるCO2排出量の約2割を占める運輸交通分野で約4割がトラック車両による排出と言われており、物流の効率化は業界課題の実現だけでなく地球規模での課題解決にも大きく影響しています。

  

協業の概要

 矢崎エナジーシステムは長年、トラックなど商用車向けデジタルタコグラフやドライブレコーダーのトップシェアメーカーとして、運輸業界の運行管理や動態管理、勤怠管理を通して運行や車両の可視化に挑戦して参りました。

 NEC通信システムは、モビリティや産業DXを通じたソリューション事業を推進する中で、3Dセンサを活用した「NEC3次元積載量可視化ソフトウェア」の開発に挑戦し実現しました。

 今回、両社の持つ技術やサービスを連携させることで、まずは、物流(貨物)の積載状況の実態を可視化、把握することから開始し、最終的には効率化を実現するためのシステムやサービスの構築につなげたいと考えております。



【NEC3次元積載量可視化ソフトウェアのイメージ図】

  

今後

 本年度より、両社にて倉庫業界の市場に対して「NEC3次元積載量可視化ソフトウェア」の提供を進めていきます。また、2025年に向けて矢崎製デジタルタコグラフと「NEC3次元積載量可視化ソフトウェア」の連動サービスの市場投入を目指したいと考えております。

 なお、5月24日から26日にかけてパシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展2023YOKOHAMA」の矢崎総業出展ブースにおいて、「NEC3次元積載量可視化ソフトウェア」を展示する予定です。

  

以上

  

本件に関するお問い合わせ先

矢崎総業株式会社 経営企画室 広報部
kouhou@jp.yazaki.com

NEC通信システム インキュベーション本部
https://contact.nec.com/http-www.ncos.co.jp_tb_products_4f854d/
(こちらのお問い合わせフォームからご依頼ください)

  

  

  

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