ニュース
「クオン」2022年型モデルに安全装置を追加搭載 ＵＤアクティブステアリング搭載車型も拡大へ【ＵＤトラックス】
2023年3月17日
「クオン」2022年型モデルに安全装置を追加搭載
ＵＤアクティブステアリング搭載車型も拡大へ
――業界最速のR151対応車の安全性がさらに向上――
|
ＵＤトラックス株式会社（本社：埼玉県上尾市、代表取締役社長：丸山浩二 以下、ＵＤトラックス）は、2022年発売のフラッグシップ大型トラック「クオン（Quon）」に、ドライバーの運転姿勢を検知するモニターおよび、側方衝突警報装置（BSIS）を右側にも搭載し、安全性をさらに向上させました。また、ＵＤアクティブステアリング搭載の車型も拡大しました。同モデルは2月末から生産を開始し、順次販売します。
ドライバーモニター
運転席のピラーに搭載したカメラが、運転者の顔向き、姿勢、目の開眼度を検知し、運転者の状況に応じて注意を促す装置です。運転者が脇見をしたり、運転姿勢を崩していると判断された場合はポップアップ音とブザー音で注意、目を閉じている、眠気を感じていると判断された場合はポップアップ表示とブザー音で休憩を促します。
側方衝突警報装置（BSIS）とレーンチェンジサポート（LCS）の追加
2019年11月施行の基準（R151）では、車両総重量が８トン以上の貨物自動車に関して運転席の左側に側方衝突警報装置（BSIS: Blind Spot Information System）の搭載を義務付けており、継続生産車には2024年5月から適用が定められています。ＵＤトラックスは2022年9月に「クオン」へ、業界で最も早くR151に対応したBSIS/LCS追加モデルを発売しました。今回は右側にもBSISとLCS機能を採用、安全性をさらに確保しました。
|
今回発売のモデルでは、BSISが右側方の自転車などを、LCSが車線変更時に右側方の車両を検知します。検知の際は、助手席のピラーに搭載されたインジケーターが点灯し運転者に知らせます。右折時（BSIS）、車線変更時（LCS）に衝突の可能性がある場合はインジケーターが点滅し、ポップアップ表示とブザー音で警報します。
ＵＤアクティブステアリング車型の拡大
2021年7月公表の電子制御ステアリングＵＤアクティブステアリングは、クオンのCGとGKの2車型が対象でしたが、今回発売のモデルからCD、CWの2車型にも採用を拡大しました。ＵＤアクティブステアリングは、油圧式ステアリングギアボックスに搭載した電気モーターが運転を支援します。ドライバーの疲労軽減と安全に寄与するＵＤアクティブステアリングは、発売以来高い評価を得ています。
ＵＤトラックスは、トラックに求められる5つの要素――運転性能、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率――において技術開発を行っています。2017年にクオンの新型モデルを投入以来、クラス最高レベルの燃費・環境性能、力強さ、スムーズでストレスの少ない快適な走りをもたらす運転性能、乗員・積荷・周囲の安全を同時に確保する安全性能など、細部にわたり“人を想い”、時代の“先を駆ける“トラックとして高い評価を得ています。
ＵＤトラックスは「ベターライフ」というパーパス（存在意義）のもと、「Better for Logistics（より良い物流）」、「Better for the Planet（より良い地球環境）」、「Better for People（より良い社会）」、「Better for Business（より良いビジネス）」の実現に邁進しています。
詳細につきましては、ＵＤトラックス公式ホームページをご覧ください。
https://www.udtrucks.com/japan
クオンラインアップ・主要諸元
https://www.udtrucks.com/japan/trucks/new-quon#specs
BSISに関する参考資料：2019年10月15日付け国土交通省プレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003510.html
UDトラックス株式会社 ホームページはこちら
