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エレクトロビットとCanonical、SDVに最大のオープンソースLinuxコミュニティをもたらすEB corbos Linux – built on Ubuntuを発表
2023年2月28日
エレクトロビットとCanonical、SDVに最大のオープンソースLinuxコミュニティをもたらす
EB corbos Linux – built on Ubuntuを発表
● オープンソースと車載ソフトウェアをリードする両社が互いの強みを補完し次世代の車載OSを開発
● 自動車業界標準に準拠しオープンソースECUソフトウェアソリューションであるEB corbos Linux – built on Ubuntuが、迅速なイノベーションを促進し自動車開発をシンプルに
● 新しいソリューションにより、最先端のクラウドベースまたはエンタープライズソフトウェア開発で現在利用できるのと「同じ機能と柔軟性」を提供するOSを自動車メーカーに提供
ドイツ、エアランゲン、およびマン島ダグラス、2023年2月20日 – エレクトロビットとCanonicalは本日、業界で初めて、最大のオープンソースLinuxコミュニティを車載ソフトウェアにもたらすEB corbos Linux – built on Ubuntuを発表しました。この新しいソリューションはエレクトロビットが提供を開始しており、自動車メーカーとサプライヤーに、SDV（Software Defined Vehicle; ソフトウェア定義型車両）の電子制御ユニット（ECU）開発向けの、オープンソースオペレーティングシステム（OS）のメリットと柔軟性をもたらします。自動車分野特有のニーズに対応するソリューションに、Canonicalが提供するUbuntuを統合しています。
エレクトロビットは、35年以上にわたって自動車業界に組み込み／コネクテッドソフトウェア製品およびサービスを提供してきました。EB corbos Linux – built on Ubuntuは、ECUアプリケーション開発にオープンソースLinuxの適用を可能にすると共に、開発および組み込みデバイスを備えた車載システムにわたる自動車の量産に必要なプロセスに適合しています。
SDVの複雑さが増すにつれて、自動車メーカーは開発を加速するためにリソースを最適化するソフトウェアを必要としています。EB corbos Linux – built on Ubuntuは、豊かで柔軟なオープンソース開発環境を提供します。これにより自動車メーカーは、世界クラスのオープンソースデベロッパーの巨大なコミュニティで既に生み出された進歩を活用しながら、独自のイノベーションを開発することができます。EB corbos Linux – built on Ubuntuは、SDVの機能アーキテクチャの主要なギャップを埋め、より高い柔軟性と、経験豊富でモチベーションにあふれた大規模なアプリケーション開発者へのアクセスも提供します。
EB corbos Linux – built on Ubuntuは、ソフトウェア開発キット（SDK）、ツール類、ソースコードを備えた、完全にカスタマイズ可能なソフトウェアパッケージです。モジュール性が非常に高い共通バイナリパッケージが、アプリケーション固有のソリューションに組み合わせ、設定されています。
「Linuxは、大規模クラウドやエンタープライズシステムから、モバイル通信用の組み込みシステムにわたるまで、多くの業界で確立されたオープンソースソリューションです。自動車業界は、オープンソースの採用により大きな潜在的メリットをもたらす発展段階にあります」と、Canonicalの自動車部門リーダー、Bertrand Boisseau氏は語ります。「エレクトロビットと協力し、車載ソフトウェアとオープンソースの橋渡しができることを嬉しく思います」
オープンソース開発はベンダーロックインがないため、多くの業界で重要な資産となっており、これは新たなプラットフォームエコシステムを構築する際の投資リスクを軽減する大きなメリットです。EB corbos Linux – built-on Ubuntuのオープンソースという性格により、研究と調査はシンプルに、開発は迅速になります。エレクトロビットは長期的なセキュリティとハードウェアメンテナンス、そしてオープンソースソフトウェアのすべてのメリットを活用して、お客様に車載ECUソリューションをワンストップで提供します。これにより、お客様は自動車プロジェクトの全ライフサイクルにわたって、セキュリティアップデートと問題解決という付加価値を得ます。
「自動車の電気・電子機能を実装するために、自動車業界は歴史的に、分散、専用、単機能、そして高度な組み込みECUに大きく頼ってきました。今日のより複雑なアーキテクチャでは、イノベーションを促進し頻繁なアップデートを可能にするために、より高い柔軟性が必要です。」と、エレクトロビットのLinux プロダクトマネジメントのダイレクター、Jens Petersohnは語ります。「自動車メーカーは、クラウドベースやエンタープライズのソフトウェア開発に見られるのと同じタイプの機能と柔軟性を提供するオペレーティングシステムを求めてきました。EB corbos Linux – built on Ubuntu、それが今ここにあります。」
EB corbos Linux – built on Ubuntuの詳細は、https://www.elektrobit.com/jp/products/ecu/eb-corbos/linux/をご覧ください。
エレクトロビットについて
エレクトロビットは、先進の自動車業界向け組み込み／コネクテッドソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディングカンパニーです。エレクトロビットは、過去35年以上、自動車業界向けインフラストラクチャソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、自動運転、関連ツール、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に6億台以上の車両に50億以上のデバイスで採用されています。エレクトロビットは、コンチネンタルの完全子会社であり独立事業会社です。
詳細はelektrobit.com/jpをご覧ください。
Canonicalについて
Canonicalは、コンテナ、クラウド、ハイパースケールコンピューティング向けの主要OSであるUbuntuの発行者です。Ubuntuはほとんどの公共クラウドワークロードならびにスマートゲートウェイや自動運転車、先進のロボットなど新分野に向けたOSです。Canonicalは、Ubuntuの商用ユーザーに企業向けセキュリティ、サポート、サービスを提供しています。Canonicalは2004年に設立、株式非公開企業です。
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お問合せ先:
エレクトロビット日本株式会社
小倉 万紀
マーケティングマネージャー日本担当
電話：050-4560-3756
Eメール: Maki.Ogura@elektrobit.com
Lelanie de Roubaix
Communications Manager, Canonical
Eメール: lelanie.deroubaix@canonical.com
Aldo Martinez
Marketing Executive, Canonical
Eメール: pr@canonical.com
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