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産業用CTスキャンのサービス領域を拡充【JMC】

2023年1月24日

  

産業用CTスキャンのサービス領域を拡充
1m超えの大型CTスキャンに対応

  

非破壊検査やリバースエンジニアリングを目的とした産業用CTによるスキャンサービスを展開する株式会社JMC(神奈川県横浜市 代表取締役社長兼CEO:渡邊大知)は、新たに1mを超える大型ワークのCTスキャンに対応可能となり、自動車の足回りや燃料系、航空機のエンジン回りを始めとする大型部品の受託検査・測定を開始いたしました。

JMCは、これまでもナノフォーカス、マイクロフォーカス、ミリフォーカス、さらにX線管電圧450kV超えの高出力CTをラインナップとして揃え、産業用CTの全てのエネルギー領域をカバーする体制でサービスを提供してきました。ただしスキャン可能なワークサイズは最大1mと制限があり、それを超える測定サンプルは分割するなどしてワークサイズ内に収める必要がありました。
この度のサービス領域の拡充によって、これまで分割を余儀なくされていた事例も、一体での測定が可能になり、自動車や航空機の分野に多い大型部品の測定ニーズへの対応力が強化されます。
本サービスで自動車のシートをスキャンした実績は、1月25日より東京ビッグサイトで開催される「自動車部品&加工 EXPO(オートモーティブワールド内)」のJMCブースでも紹介予定です。
JMCは今後も、産業用CTにおける国内最高水準のサービス体制を追求し、お客様のあらゆる課題を解決するソリューションを提供してまいります。


JMCが対応可能な産業用CTの領域

【大型CT 設備スペック】
最大管電圧:450kV
最大スキャン範囲:φ3,400 x 3,400mm
最大サンプル重量:2t

【産業用CT スキャン サービスサイト】
https://www.jmc-ct.jp/

  

当社概要
1999 年、光造形方式の 3Dプリンターを導入して製造業に参入。3Dプリンター出力による部品製造の事業規模が拡大する中、2006 年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、砂型鋳造法による鋳造事業をスタート。3Dプリンターで培ったデジタル技術を背景に、職人の肌感で語られることが多かった鋳造を定量化することで、経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。業界に新たな進化を起こした。2015 年には産業用CTによる非破壊検査・測定を目的としたCT事業を開始。さらに、心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の販売でメディカル分野にも領域を拡げた。2016 年東京証券取引所マザーズに上場(2022 年の東京証券取引所の市場区分見直しに際して「グロース市場」を選択)。2021 年からは、保有する技術力を生かして旧車のレストアパーツ製造・販売を開始した。
所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1F
代表者:代表取締役社長兼CEO 渡邊大知
設立:1992年12月18日
資本金:786,279千円
売上高:2,416百万円(2021年12月期)
従業員数:153名(2022 年6月末)
事業内容:産業3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、 各種部品・商品の製造、 販売
産業用CTの販売および検査・測定サービス
医療機器等の製造・製造販売
U R L: https://www.jmc-rp.co.jp/

  

  

  

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