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アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を「LANTANA PLANET」と命名【日本郵船】

2022年12月27日

  

アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を「LANTANA PLANET」と命名
当社2隻目となるLPG二元燃料エンジン搭載船

  

12月16日、世界有数のLPガス(Liquefied Petroleum Gas、以下LPG)事業会社である、アストモスエネルギー株式会社(以下「アストモスエネルギー」)向けの大型LPG運搬船(Very Large Gas Carrier、以下VLGC)の命名式が、川崎重工業株式会社 坂出工場で行われました。

式典ではアストモスエネルギーの山中 光 常務取締役が同船を「LANTANA PLANET(ランタナ プラネット)」と命名し、同ご令室による支綱切断が行われました。当社からは専務執行役員の河野 晃をはじめ関係者が出席しました。


右から3番目:アストモスエネルギー 常務取締役 山中 光
右から2番目:当社専務執行役員 河野 晃

本船は、重油だけではなくLPGも燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載したVLGCであり、今年9月に竣工した「LUPINUS PLANET」の姉妹船です。本船は、LPGを燃料として使用する場合、当社従来船の燃料油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx) が85%以上、二酸化炭素(CO2)が15%以上削減されることになります。

当社は長きにわたり培ってきたアストモスエネルギーとの密接な関係をさらに強化し、また、環境に配慮した船隊整備を進めることで、サプライチェーンの低・脱炭素に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

<本船概要>

  

全長:229.90 m
型幅:37.20 m
深さ(型):21.90 m
夏期満載喫水(型):11.60 m
積載容量:約86,500 m3(うち、デッキタンク容量 2,500 m3)

当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー 」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022 」(※※)を発表しました。
また、当社は、海上、陸上、ターミナル等のモードを問わず、モノ運びを通じてGHG(温室効果ガス)排出を低減し、お客様のサプライチェーンに還元していく取り組みを対象としたESGブランド「Sail GREEN」を展開しており、今回の取り組みもその一環です。

当社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、気候変動に対応した事業戦略を通じ、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。


Sail GREENロゴ 
※ロゴをクリックすると詳細ページへ移動します。

  

各社概要

アストモスエネルギー株式会社
本社:東京都 千代田区
代表取締役社長: 小笠原 剛
ウェブサイト:http://www.astomos.jp/

川崎重工業株式会社
本社:東京都 港区
代表取締役社長執行役員: 橋本 康彦
ウェブサイト:https://www.khi.co.jp

  

関連プレスリリース
2022年9月6日発表:アストモスエネルギー向け大型LPG運搬船を「LUPINUS PLANET」と命名
2022年8月4日発表:4隻目のLPG燃料大型LPG・アンモニア運搬船建造契約を締結
2022年4月18日発表:3隻目のLPG燃料大型LPG・アンモニア運搬船建造契約を締結
2021年12月2日発表 : 当社初、LPG燃料大型LPG・アンモニア運搬船2隻の建造契約を締結
2021年2月8日発表: LPGを燃料とするVLGC 2隻の建造契約を締結

  

以上

  

  

  

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